知り合ったのは、フィリップが20歳の時だった。
子供の心を持ちながら、自分の決めたことに突き進むPassionは今も変わらない。
30年前からワインを造らせたら、自分を転写したようなワインを造る。

ボルドーでSO2ゼロのワインを誰よりもはやく造った男だ。 “Atypique アティピック”

ボルドースタイルのワインを理解するには、時間と文化が必要。
最近の若いワイン愛好家の皆さんは、造りたてで直ぐスイスイ入っていくワインを求めている人が多い。
ボルドーワインには、チョット時間的なものと、テーブルで飲まれる食との融合を考慮する“ゆとり”のようなものがあると評価しやすくなる。

Atypique アティピック、この濃縮感の奥にある透明なテロワールを感じさせてくれる美味しさに、感動させられる。。
これがボルドーのワインなのだ。ウーン、やっぱりボルドーだ!

特に、このAtypique アティピックはSO2ゼロゼロで醸造されている。
常に完璧を求めるフィップは、細心の注意力でこのワインを醸している。
ホントに完璧な葡萄を収穫した年しか造っていない。

何故? 
自然な造りだからと云って、“欠点”のあるワインを絶対に許さないからである。

Atypique アティピック、なんて美味しいんだろう。
ボルドーでワインを始めた私の根底には、やっぱりこのボルドーが流れている。

フィリップは、カスティヨンでも早くビオ栽培に転換して、カスティヨンのエリアをすべてBIOにするために運動している。
プピーユの葡萄木は、サンテミリヨンから続いている同様な石灰質土壌の地中深くに根が入り込んでいる。
微生物がイキイキしている土壌は素晴らしい。

やっぱり、美味しいワインは、畑、土壌が命です。

ボルドーの本物ナチュール“Poupille Atypique プピーユ・アティピック”美味しいですよ!
まだ、日本にも在庫が僅かにあるようです。

(Poupilleのワイン、日本での問い合わせはモトックス社です。)