22
Mai

久々のパリ滞在中に日本から水口シェフがやって来た

(Bistro Chambre Noireにて) 水口シェフは以前ポールボキューズPaul Bocuse主催料理コンクールで日本代表として来日したことがある。 今回は、店の改装中を利用してのフランス滞在。 旅慣れたもので独りでどこにでも行ってしまう。 私は丁度、今日は旅と旅の間でPARISに滞在日、何とか一緒に杯を交わすことができました。 弊社のKishoとAvital、Mihoを伴って、今、話題のBistro Chambre Noireシャンブル・ノワール にやって来た。 アルコール度数10度のジュースのようなドイツワインから始めた。ウーン、ドイツが造ったんだ。     やるな! 仕事帰りのアペリティフにはピッタリだ。 塩っぽいオーリーヴをツマミに最高なやつ!! 冷やしておいて日本の夏の風呂上りにもバッチリだろう。日本に入れば大うけ間違いなし。     水口さん、3日連続でバラタンに通った後、3日間、Lyonの石田シェフのところでたっぷりと楽しんだとのこと。 顔も体もチョット膨らみ気味になっていた。 こんなに爽やかなワインのあとは、やっぱり爽やかグイグイがいいなー!という事になり、 これになりました。 そう、ルシオン地方のレジェンド、Alain Castexアラン・カステックスが醸す Cabanon カバノンを開けた。 南の太陽を受けながら、よくもこんなに軽快なワインを醸すものだ。軽くても果実味がしっかりあるから冷やしても美味しい絶品。 もう、ここまできたら、グッと南まで行ってしまおう! スペインはカタルーニャまでいって、イタリア人のマッシモのPartida Creuseパルティーダ・クレウス醸造が造るGTを開けた。これまた凄い爽やかさ。 水口さん、お疲れ様でした。爽やかにお帰りください。     Photos 写真 ★Alainの畑にて dans la vigne de cabanon ★Partida Ceuseパルティーダ・クルーズの畑にて、マッシモ。  

10
Mai

いぶし銀の味Alain Castexアラン・カステックスのCabanonカバノン -Indigènes 試飲会-No4

   アランはバニュルスの厳しい斜面の硬いシスト土壌と闘ってきて世界遺産級の誰もが認めるバニュスルの宝のような葡萄園Casot des Maillolesカソ・デ・マイヨルを若き後継者ジョルディJordyに引き渡した。 以後、比較的、平らな畑をTrouillasトゥルイヤスに手に入れた。 自分用に飲むワインを造り出した。 残ったワインをチョットだけ日本にも出荷してもらっている。 私は初期の頃のCasot des Maillolesカソ・デ・マイヨルを覚えている。 シストの岩盤ジュースのようなワイン、その上に強烈に濃縮した果実だった。 90年台は皆濃縮競争をやっていた。 でも、アランのワインは濃縮していても体に入っていた。    そして、今、まるで“水”のような透明感のあるワインを醸すアラン。 アランの人生がそのまま表現されている。 いろんな局面を乗り越えてきたアランの人生、そして、今が表現されている。 まさに、癒しワイン。酷使した自分の肉体を癒してくれるようなホットしたワインだ。 お疲れの皆さん、アランのワインを飲んでみてください。 スーット体が軽くなってきますよ! 私の大好きなワインの一つ。