私が大好きなファミリーだ。 気さくで、人間ぽくて、ワインをとうしての人と人の絆を大切にしている。 ジャン・マルクは月に一度、パリまでビストロ、レストランに配達に来ている。彼らとも親戚のような 付き合いだ。 昔のように家族が一丸となって栽培・醸造をやっている。 モクモクと畑にでて農作業をする。 収穫の時は、収穫人皆が喜びを分ち合い、家族のように楽しく正確に行う。ともかく心地良い。 だから、40年、30年間もここに収穫をやりにくる人達がいる。正に収穫ファミリーである。 お父さんのジャン・マルクが一昨年で正式には引退して、今は三つ子の内の二人トマとピエールが 継承した。 私は彼らがまだ幼い頃から知っている。(写真添付)3人の内の左からトマ、真ん中がピエール、 右がフィリップ。 トマはもう幼い頃からワイン造り目指していた。だからもう16歳の頃からお父さんと一緒に畑に行って手伝っていた。 ピエールはずっと遅く、何をやるか迷っていたけど、19歳の頃にワイン造りをやることを決意した。 お父さんのジャン・マルク65歳、正式には引退したとはいえ、元気満々の体力。 毎日畑に出て手伝っている。 色んな意味でジャンマルクはラッキーな人生を送っている。 ボジョレの伝統を維持するには、働き者の奥さんが必要。マルティーヌはバリバリ働くスーパーママ。 今日は、二人の馴れ初めを聞いてみた。 フランスではよくある典型的なパターン。フランスの田舎では、村が主催のダンスパーティー(au Bal)がある。 日本で云えば盆踊りのようなもの。そんな時によくカップルができあがる。 ジャン・マルクも村のダンスパーティーでマルティーヌに巡りあった。 当時の写真をもってきてもらった。 ジャン・マルク21歳、マルティーヌ18歳の時だった。 ジャン・マルクは一目惚れ。強烈なアタックを仕掛けて美人のマルティーヌを仕留めた。 マルティーヌも醸造元の娘だった。当時は牧畜、農業、葡萄栽培・ワイン醸造と皆兼業だった時代。 マルティーヌは農業の仕事が何たるかを、よく知っていた だから、即、強力な戦力となった。 働き者のマルティーヌのお蔭でこの伝統を守られているのは間違えのないところ。 こんなファミリーが私は大好きだ。ワインにファミリーの愛情、エモーションが感じられる。 Style traditionnel Beaujolais: La famille Laforest J’adore la famille Laforest. Ils sont naturels et humains, respectent les relations amicales avec des gens […]