Café du coin, 9 Rue Camille Desmoulins, 75011 Paris

パリの11区にあるナチュラルワインが飲めるCafé du coin。パリの中でとくにナチュラルワインが盛り上がっている11区の端にあります。
お店は通りの一番端(coin/コワン)に位置しているので、カフェ・ドゥ・コワン。また、アヒルの鳴き声をフランス語では「coin-coin」ということから、お店のアイコンはアヒルになっています。
行ったのは週の真ん中である水曜日にもかかわらず、店内は満席! いつも地元の人たちで大賑わいです。テラス席も楽しめるので、寒くなる前のこの時期にはぴったり。

店名にカフェとありますが、ここには選び抜かれた豊富なナチュラルワインリストがあります。もちろん小腹を満たしてくれる料理も! シンプルなフレンチスタイルの料理は、季節によって変わるので、いつ行っても旬の食材が楽しめます。誰もが必ず頼むお店の看板メニューであるPizzette(ピゼット)と呼ばれる小さなピザもおすすめ。

– L. D’ANGE 19 (2019) Alexandre Bain

樹齢50年のソーヴィニヨン・ブラン。透明感がありとても上品。大樽で24ヶ月熟成による豊かなアロマは、フローラルさと熟したりんごや桃のような香りと、ハーブのニュアンスを感じられる複雑なアロマ。後味も口のなかに長く広がる。キリッとした酸味と程よい塩味のあるミネラル感のある、とても美しいワイン。

– SM (2021) Partida Creus

こちらはスペインのカタルーニャのワイン。平均樹齢70年の三種類のスモイをブレンド。シナモンや胡椒のスパイス感に、赤い果実のフレッシュな酸味が口に広がる。

– Syrah (2021) La Ferme des 7 lunes

シラー100%のローヌ地方のワイン。月(lune)の作用を醸造に活用していることが、ドメーヌの名前に由来しています。
ガーネットの色にぴったりなブラックベリーやカシスのような果実味に、胡椒やミントのようなスパイス感も。タンニンも柔らかく、すっきりとした余韻。軽やかな酸味と繊細な味わいのフレッシュなワイン

– Franquette! (2021) Mylène Bru

ミレーヌ・ブリュは、地中海に面する15区画のとても小さなドメーヌ。シラー100%のこのワインは、ジューシーでフルーティなアロマのある、繊細さを持つワイン。果実味とタンニンがとても美しいバランス。

– Originel (2019) Julien Courtois

最後はクロード・クルトワの息子であるジュリアンのワイン。ロワールにある4.5haの畑からとても美しいワインを造り出す。この美しいラベルは彼の妻が描いたもの。
ドライでミネラル感溢れる。古樽で一年半寝かせているこのワインは、りんごやはちみつのニュアンス、そこにキリッとした酸味が効いている。

Oeno Connexion members – Chisa, Victor & Enzo

Café du coin

Adresse : 9 Rue Camille Desmoulins, 75011 Paris, France
TEL : 01 48 04 82 46
Instagram : https://www.instagram.com/cafe_du_coin/
お店は通りの一番端(coin/コワン)に位置しているので、カフェ・ドゥ・コワン。 また、アヒルの鳴き声をフランス語では「coin-coin」ということから、お店のアイコンはアヒルになっています。