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酸を伴った黄金の甘い貴腐ワインを可能にする、Layon レイヨン川

   フランスで貴腐ワインといえばボルドーのソーテルヌか、ここ Angers アンジェの Coteaux du Layon   コトー・デュ・レイヨン。 ソーテルヌとコトー・デュ・レイヨンの違いは“酸”。 コトー・デュ・レイヨンはソーテルヌと比較するとかなり北に位置している。 貴腐菌がついて糖度がドンドン上がっても酸が少なくならない。 だから、甘口でもビシッと効いている。 たれない、甘すぎるように感じない。 極甘でも、甘さが気持ち良く、スカッとしている。      そんな特別な貴腐ワインができるのは、このレイヨン川の湿気のお蔭。 秋のレイヨン川付近では朝霧が深い。 この朝霧のお蔭でプリチュール・ノーブルと云われる特別な菌が葡萄の皮に付着する。 そうすると葡萄実の中の水分が少なくなって糖度がドンドン上がっていくのです。 …

見本市・心残る醸造家・ワイン – NO2

(L’irreelイレール試飲会より) ★Philippe Delmeeフィリップ・デルメ・数学の先生よりの変身        ロワール地方の生産者はこの南仏見本市にはあまり参加しない。希少な蔵元。 フィリップはブルターニュ地方の先端の街ブレスで数学の先生をやっていた。Vin Natureの大ファンだった。 特にAnjouのブノワ・クローBenoit COULAULTのシュナンが好きだった。 数学の先生としての生活しながら40歳になり、自分の人生、“このままでいいのいか、”と自問していた頃だった。   学校のバカンスの時、自分が大好きなワインを造るブノワ・クローを訪問。 Anjouの自然派ワインを造る他の醸造家達、オリヴィエ・クザンやパトリック達の生き方に感動をした。 自然を尊重しながら自分の好きなワイン造りに一心不乱に打ち込んでいる姿、その上、お互いに協力し合ってまるで家族のように、支えながら生きている醸造家達のコミニティー生活にも感動した。 それに、彼らの造るワインが、フィリップの心の深いところにエモーションが響いてくるのだった。 フィリップ人生を変えたかった。 2009年にはブノワの援助でワイン造りを開始。先生をやりながら2年間はブルターニュ地方とアンジェを往復しながらの生活をして、2011年にはアンジェに完全に移り住んで、ワイン造りに専念。 アンジュ地区の若手醸造家のグループEN JOUE CONNECTIONアンジュ・コネクションのメンバーとして積極的に活動している。 …

日仏商事・ピカット光るミニ試飲会(銀座CPV事務所にて)

3月、CPV銀座事務所にて日仏商事の庄元さんが小粒でピリっと光る試飲会を開催。 東京の熱心なお酒屋さん、業務店の皆さんに来ていただきました。 今、パリのビストロで超人気のJérôme GUICHARD*ジェローム・ギシャールが勢ぞろい! 庄元さんが自らの足と舌で買い付けたワインばかりを揃えた。   Philippe JAMBON*フィリップ・ジャンボンの大親友であるジェローム。 ますます、ジャンボン化してきた。 ヨーロッパ全体の自然派ワイン人気沸騰の中、段々と品薄になってきたジェローム・ギシャールのワイン。 このチャンスを見逃さないように!!    私の大好きなルシオン地方のMATIN CALME*マタン・カルム。 雄大なピレネー山脈のカニグ山を見ながら、山からのエネルギーを吸収しながら育つ葡萄を仕込んだワイン達だ。 自然派ワインの宝庫、ロワール地方のアンジェからは、これまた、進化の真っ只中、話題のPhilippe DELMEE*フィリップ・デルメが試飲にでていた。 どれも、走り切っているワイン達だ。 静かに燃えるPASSIONの人、庄元さん。庄元さんのワイン選眼能力は凄い。 信頼のおけるプロフェッショナルな仕事人です。

若手自然派 EN JOUE CONNECTION アンジュ・コネクション試飲会

年末恒例の試飲会。アンジュ・コネクションが12月12,13日の週末に開催された。ANGERSアンジェの街を中心に点在する若手自然派醸造家、約20社で形成されている自然派グループである。年に数回試飲会を開く。 また、若手は金銭的に余裕がなく農機具も思うように購入できないのが現状。そこで、このグループでは農機具を共同で購入して数社で共同使用したり、農繁期にはお互いに農作業を協力し合いながら行うという若手アソシエーションである。 ロワール地方のアンジェ地区は自然派醸造家同志の横の関係が素晴らしく結束してる。こんなに理想的にまとまっている地方は少ない。 若手の次世代型の自然派醸造元が多く育つアンジェ EN JOUE CONNETION、このグループはオリビエ・クザンの息子バティスト・クザンが中心となって形成された。バティストは20歳の時に一年間日本に滞在したことがある。銀座のヴァンピックルに半年、大阪のパッション・エ・ナチュールで半年修業した。自然派の初期段階の時、日本が自然派を支えたこともよく知っている。日本通である。 アンジェ地区の自然派と云えばオリヴィエ・クザン、マーク・アンジェリ、ルネ・モスという古参の醸造家達が今の自然派を築いてきた。 彼らと云えども、当初は自然ワインを造る為の、自然栽培や自生酵母だけで、SO2無添加での醸造を手探り状態でやっていた時期があった。 揮発酸の異常な上昇やお酢になってしまったり、多くの失敗を重ねてきた。 昔はビオ香と云われたり、やたらと臭いワインが多くあった時代だった。 そんな痛い失敗を繰り返してきた。そのお蔭でやっと現在は、クリアでスーット体にしみわたっていく自然派ワインを確信をもってできるようになった。 自然派の造りが安全にできるのが当たり前の世代の出現 最近の新人は、古参のところで研修をしたり、失敗をしないで造る方法を継承して、最初から当たり前の如くに自然派ワインを造ることを知っている世代である。 最初から、自然派ワイン造りで、やってはいけない事、気をつけなければいけない事を熟知している。これは凄いことなのである。 コート・ド・レイヨン近辺、朝の恒例風景の霧 前日の12月11日にアンジェの街に着いていた。この種の自然派試飲会は午前中が勝負だ。特にアンジュは自然派ファンが多い。午後になると会場が人で溢れて、ブースの前までたどり着くだけでも時間がかかる。だから10時の開場前には入ることにしている。ホテルを駅前にとった。昨夜は自然派ワインビストロでチョット飲み過ぎた。まだアルコールが若干体内に残っている。自然派ワインばかり飲んだから二日酔いはない。心身ともに快調である。残留アルコールで勢いがついている。 アンジュの街から南に車で移動した。コート・ド・レイヨン地区に近づくと霧が濃厚になってきた。秋冬、この辺では毎朝の如くに霧が発生する。この霧のお蔭で貴腐菌が発生する。コード・ド・レイヨンと云えばキリっとした酸を備えた貴腐ワインが存在する。レイヨン川の湿気のお蔭だ。SO2添加の少ない甘口の自然派貴腐ワインは最高に美味しい。すべてはこの霧のお蔭である。 今回はパッション・ド・ヴァンの若手キショとやって来た。アンジェ駅でレンタカーを借りてキショの運転でやって来た。アンジェの中心から約20分程で小さな村RABLAY SUR …