見本市・心残る醸造家・ワイン – NO2

(L’irreelイレール試飲会より)

★Philippe Delmeeフィリップ・デルメ・数学の先生よりの変身

      

ロワール地方の生産者はこの南仏見本市にはあまり参加しない。希少な蔵元。
フィリップはブルターニュ地方の先端の街ブレスで数学の先生をやっていた。Vin Natureの大ファンだった。

特にAnjouのブノワ・クローBenoit COULAULTのシュナンが好きだった。
数学の先生としての生活しながら40歳になり、自分の人生、“このままでいいのいか、”と自問していた頃だった。

 

学校のバカンスの時、自分が大好きなワインを造るブノワ・クローを訪問。
Anjouの自然派ワインを造る他の醸造家達、オリヴィエ・クザンやパトリック達の生き方に感動をした。

自然を尊重しながら自分の好きなワイン造りに一心不乱に打ち込んでいる姿、その上、お互いに協力し合ってまるで家族のように、支えながら生きている醸造家達のコミニティー生活にも感動した。

それに、彼らの造るワインが、フィリップの心の深いところにエモーションが響いてくるのだった。
フィリップ人生を変えたかった。

2009年にはブノワの援助でワイン造りを開始。先生をやりながら2年間はブルターニュ地方とアンジェを往復しながらの生活をして、2011年にはアンジェに完全に移り住んで、ワイン造りに専念。

アンジュ地区の若手醸造家のグループEN JOUE CONNECTIONアンジュ・コネクションのメンバーとして積極的に活動している。

ワイン造りを開始して8年目の17年、フィリップのワインも、
エーモーションが伝わってくるワインになった。
シスト土壌からくるスカットしたクリアなミネラル感がたまらない。