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地中海からロワールに移動
Montpellier ➡Angers 南フランスの自然派ワイン見本市からロワールの自然派ワイン見本市へ モンペリエの地中海 アンジェ城下にあるロワール河
Montpellier ➡Angers 南フランスの自然派ワイン見本市からロワールの自然派ワイン見本市へ モンペリエの地中海 アンジェ城下にあるロワール河
収穫が終わって醸造も一段落したこの時期からフランス各地で自然派ワイン試飲会が開かれている。 食の季節に突入した時期に、パリで開催、ロワールとジュラの醸造元が集まった。 自然派ワインの勢いは凄い。どこの試飲会も超満員状態だ。 遠くにノートルダム寺院がみえるセーヌ川の畔の会場。 会場内は物凄い熱気!! 私も知らない新人醸造家が多くいた。 どこまで新しい自然派が増えていくのだろう。 楽しみが、どんどん増えていく。 それぞれが皆違うスタイルを狙っている。 エッと驚くような造り、品種を栽培している。 もうAOPアペラッションなど気にしていない醸造家が多い。 この地方に、この品種、などと云う決まった発想がない人達が多い。 造りも、エッと驚くようなことを、平然とやってのける醸造家もいる。 流石、フランスだ! 進化のスピードが違う。 今までのワイン概念では説明できないものが多い。 頭を柔らかくして、ニュートラルな発想で試飲していく必要がある。 イタリアもスペインもポルトガルも、勿論、日本も進化している。 ワインの世界が本当に面白くなってきた。 今までのワイン概念で判断しようとすると、頭が膠着して拒否反応を示す人も多くなりそうだ。 自分のワイン知識、経験を一度白紙に戻すことも必要になるだろう。 今までの知識で判断するのでなく、目の前の現場から事実を一旦受け入れてから消化していく作業が必要になるだろう。 これからの動きが、面白い!
私達が自然派ワインの試飲会に行っている間、隣では大きなロワール地方限定の試飲会が開かれていました! ここで会ったのは・・・・ Domaine de la Lunotte*ドメーヌ・ド・ラ・リュノットChristophe Foucher*クリストフ・フシェさん *レ・プチット・ヴィーニュ2008(白) ソビニョン品種 キリッとした一口目のアタックが印象的。しかしこの酸味の後のエキゾティック・フルーツの味わいはとても長く残り、最後にはトーストの味わいも少々! シンプルなのに、様々な味が楽しめる、とてもフレッシュなワインです! *レ・プチット・ヴィーニュ2008(赤) ガメイ品種 土とフルーツの香りが綺麗にマッチングして、ジュースのようにグイグイと飲み干してしまう軽いワイン。とりあえずイチゴとしか言えない心地の良いアロマが印象的。最後にはスパイスやコショウの香りもするような・・・ *ル・プランタン2008*Le Printemps 2008 品種:ガメイ・タンチュリエ85%、コット15% とにかくフルーティー!!とても飲みやすく、イチゴなフランボワーズの香りと、最後に感じる酸味が綺麗なバランスを生み出しています!とにかく甘さが広がり、まるでイギリスアメのような美味しさ! Domaine de St Just*ドメーヌ・ド・サン・ジュスト Yves Lambert*イブ・ランベール *クレマン・ブラン シュナン60%、シャルドネ40% アーモンドやくるみ、マリメロの実の香り。喉越しが爽やかで 、繊細な泡が気持いいアペタイザーワイン! *クレマン・ロゼ カベルネ・フラン50%、カベルネ・ソビニョン50% 喉越しが最高なロゼのペティヤン!いちごやフランボワーズの甘い赤フルーツの香りが強く、女の子には絶対お勧めな一品です! Domaine de la Foliette*ドメーヌ・ド・ラ・フォリエット 初めてエリックさんに会ったのですけれども、とても話しやすく穏やか方!ここで試飲したのは: *La Foliette 2009*ラ・フォリエット 花の香りが漂いとても爽やか!綺麗なバランスと、桃のような後味が美味しい! * Muscadet Sévre et Maine sur Lies 09*ミュスカデ・セーブル・エ・メンヌ・シュール・リ よりフルーティーで濃厚な味わい。先ほどのワインに比べたら円やかが増し、骨格もよりしっかりしています。 *Muscadet Vieilles Vignes*ミュスカデ・ヴィエイユ・ヴィーニュ 樹齢50年のブドウを使用して造られたワイン。6ヶ月間のシュール・リ熟成を終え、エキゾティック・フルーツの香りが凄い!ミネラル感、そしてコショウのようなスパイスの味も感じられ、私はとても気に入った一品です!保存タイプ用のワインです。 *Château […]
2月2日〜4日の間、第23回ロワール地方のワイン試飲会が アンジェの町で行われました。1987年に初めて開催されたこのサロンは、年が経つにつれ規模が大きくなっていき、今では世界中から人が集まるほど欠かせない大事なイベントとなっております。 この3日間の間、600人もの醸造家や協同組合が集まりました。中にも私達と働いている醸造家は何十人もいます!皆に挨拶をするだけで一日が終了してしまいます・・・それだけ大きなこのサロンでは毎年参加する人数も増えているとか・・・今年は9000人ものワイン関係者が訪れました! Val de Loire*ヴァル・ドゥ・ロワールはフランス内でも3番目に大事なアペラシオンです。ロワール地方で造られるワインの75%がAOCワイン、しかも68種類ものアペラシオンがあるので大変!そしてこの量は毎年増えていっているのだそうです! ロワール地方では赤・白・ロゼの3色のワインは当たり前、他にもドライ系、まろやか系、甘口ワイン系、又繊細で上品なワインもあれば弾けるスパークリングワインもテスティングでき、全種類がそろっているのでカヴィストやインポーター、それぞれの要求に応じやすいのが特徴です。 ロワール試飲会はヴィネクスポやヴィニスッド試飲会に比べ規模が小さいので、知っている醸造元と会って話したり、又は新しく若い醸造家とも出会えるので楽しいです! また今後ドメーヌを継ぐ為父親と一緒に働いている子供達も参加するので新しい世代の考え方や今後の目標なども聞け、ためになる事ばかりです! ********************************************************************************************** ルネサンス・デ・AOCに比べると全然規模が大きいサロン・デ・ヴァン・ドゥ・ロワール。皆自分のスタンドに目を付けて貰うため気合が入っています! Château Gaillard – Vincent Girault (AOC Touraine Mesland) スタンドをバーのカウンターに変えてみたり、派手にデコレーションがされてあったり、一際目立つポスターを貼ったりと、皆アピール度が高いです!確かにこのサロンには全国のワイン専門家やバイヤー、記者などが参加するので皆注目を浴びるため頑張っているのです! La Grange Aux Belles − Marc Hoution et Julien Bresteau (AOC Coteaux de l’Aubance) やはり私達と働いている醸造家のワインは大人気! いつ、どこに行っても人が沢山いて賑わっています! Domaine Guiberteau – Romain Guiberteau (AOC Saumur) Domaine du Bel-Air – Pierre Gautier (AOC Bourgueil) Domaine Levasseur Alex Mathur […]