26
Juil

PASSIONの人、大園弘さん

ほぼ2週間の長いフランス、スペイン滞在。 最後にアルザスのワイン見本市に参加。 日本に帰国する日の朝、AMMERSCHEWIHRアメルシュヴィルの畑をバックに朝コーヒーを飲みながら、2週間の旅に思いを馳せて整理に集中する大園さん。 数年前に独立してインポーターAVENIRアヴニール社を設立した大園さん。 積極的に醸造元を日本に招待して、日本中をイベントで駆け回ったり、日本の業務店さんを 引き連れてフランスを駆け巡ったりと、活動的に動き周っている。 意外と知られていないけど、大園さんは90年代にボルドー大学醸造学部の一年講座を卒業している。 単に自然派ワインを知っているだけではない。 ボルドーワインも一般の醸造も学び、ワイン全体のアカディミックな知識を身につけている。 その上で、いや、だからこそ自然派ワインのピュアーな魅力にみせられてしまった人。 しなやかな思想とソフトな性格を持ち合わせ、サンバのリズムのように尽きることなく永遠に続くような粘り強さも備えている。妙に構えるところがないので人に違和感を感じさせることなく近づいていける特技を持っている。 自然派ワインの事、一般ワインのこと、深いところで理解している。 ★これから自然派ワインを始めたい人、もっと詳しく知りたい人へ、★ この人に連絡すれば、皆さんの興味の度合に合わせて広く、深くアドバイスができる貴重な人です。 豊富な経験、知識を持ちながらいつも謙虚さを忘れない“優しさ”を備えています。気軽にご相談してみてくだい。  アルザスにて。

23
Juil

それぞれの思いを持ってここアルザスに集まった!!

ALSACEワイン見本市Les Vins Liberes レ・ヴァン・リベレ-NO5 各国のワインバイヤー、欧州中の著名ワイン屋、ワイン愛好家、ビストロ経営者、ソムリエ、造り手、アルザス・ワインへの期待度は大きい。 それぞれの思いを満足させてくれるワイン見本市だった。 クリスチャン・ビネールChristien Binnerをはじめアルザス醸造家達の献身的なサーヴィス、組織運営には感動した。 19:00時からは中庭でアペリティフ大会。 生バンドが演奏する中で、集まった人達がそれぞれ交流する大切な時間。 21:00時から地下の大広間で400人程の大宴会。 アルザスで今話題の1星レストラ「ラルシュミーユ」L’ALCHEMILLEのジェローム・ジェグルJérôme Jaegleシェフがスタッフを連れて腕を振るってくれた。 そして、サーヴィスはアルザスの醸造家全員が担当して我々にサーヴィスしてくれた。 これも初めての試のみ。 普通,参加者が長い列をつくって何時間も待つのが通例。 流石!アルザスは組織のチームワークが違う!! 宴会中も世界各地からの参加者同志の活発な交流を行なわれた。 お互いに本物ワインを販売する立場同志、本当に有意義な意見交換が行われた。 人が集まればエネルギーが生成される。全うなワインを中心に人と人がどんどん繋がっていく。 健全なワインは世を変えていくエネルギーに満ちている。 人をも変えていく。 今、フランス中のどこかで毎週末こんな自然派ワイン試飲会が開催されている。 最後は必ずディスコになる。 毎日、畑で頑張る醸造家もたまには発散する。 朝、5:00まで続いたとのこと。 夜もふけた。私は早目に。 有難う。 Merci pour Manifique soirée!! Merci Jérôme!! Merci les vignerons Alsacienes !!

23
Juil

J’aime ALSACE!! アルザスが大好きだ!!

ALSACEワイン見本市Les Vins Libérés レ・ヴァン・リベレ-NO4 何故? Pourquoi? 1-醸造家の個性が強い。しかし、必要な時にはお互いに協力しあう柔軟性をもっている。   今回のこの見本市のように。 Chaque Vigneron alsacien a une personnalité très différente. Mais, ils sont capables de s’unir lord de la nécessité comme cette foire. 2-土壌の種類が豊富である。シスト土壌、石灰、花崗岩、砂岩、など他の地域ではないバリエテがある。   Les terroirs sont tres variés: Schiste,calcaire,granite,grès , 3-ワインもそれぞれの人と土壌が掛け合わされて大変個性が強い。   Les vins ont aussi une personnalité très différente et une particularité remarquable par chaque terroir et vigneron.

22
Juil

アイデアが光る初のブース取り方・タイプ別ブース!

ALSACEワイン見本市Les Vins Libérés レ・ヴァン・リベレ-NO2 . 7月16日にアルザス、クリスティアン・ビネールの蔵でALSACEワイン見本市が行われた。 面白かったのは、ブースの取り方。 普通は、醸造元ごとにブースを設置する。 今回はワインのタイプ別にブースが設置されていた。 つまり、 *グイグイ体に入る軽快タイプ *マセラッションをやったタイプ *テロワールがしっかりしたタイプ *赤葡萄を仕込んだワイン *発泡ものワイン *新人ばかりを集めたタイプ などワインのタイプ別にブースが設置されていた。 各醸造元の家族が分散して各ブースに立っていた。 多分、前もってそれぞれのワインの説明する内容をお互いに予習しておいたのでしょう。 ふつうの質問にはキッチリと答えていた。 飲む側からすると、よく知った醸造家達のワインをタイプ別に同時比較しながら飲めるのが実に面白かった。 特に発泡,微発泡ばかりを集めたブースは同時に泡を比較しながら飲めて面白かった。 アルザスの発泡ワインのスカットしたミネラリーな美味しさはシャンパーニュにはないものだ。 シスト土壌、花崗岩のミネラルを微発泡に仕込んだ時の美味しさは抜群だ!! 酸とミネラルの出方が素晴らしい!! *Obi WiNE KenoBull ,Geschickt オビ・ワイン・ケノビュルは凄い! (ゲシクト) *A Chacun sa bulle ・Eric KAMM ア・シャッカン・サ・ビュルもスカット美味しい!!(エリック・カム) もう一つ、面白かったのは赤ワインばかりにブース アルザスのピノノワールは造り手によってかなり違うので同時比較できるのは嬉しかった。 一つだけ驚愕のピノを発見!! エッ!これアルザスのピノ?! 今回は、この一本と巡り逢えただけで,超満足。 あらためて皆さんにご紹介する時期があると思います。 やあー!!アルザスは面白い!!これからだな、と感じた。

22
Juil

★アルザスに大きな進化が始まっている★

ALSACEワイン見本市 Les Vins Libérés レ・ヴァン・リベレ-NO1 7月16日、日本ではフェスティ・ヴァンが行われた日に、フランスのアルザスでは若手自然派ワイングループが中心になって真夏の大試飲会が開催された。 アルザス自然派ワインが今大きく変わろうとしている。 地殻変動と云っていい進化が進んでいる。 古い皮を脱ぎ捨てて新しいカタチが形成されつつある。 新旧が一体となって動いているのが良い。 若手が新しいアイデアを出して、先輩の醸造家達が後押しをして進化している。 実に健全な方向で進んでいる。 流石、ドイツに近い北フランスのアルザス人の組織力は違う。 ここでも、新人醸造家が驚くような高品質のワインを初リリースが造りあげるような人達が誕生している。 素晴らしい自然派ワイン見本市だった。