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ESPOAよろずや とその飲んべチーム、Richeaume     リショームを訪問 –no3

今日はあの世界遺産のサント・ヴィクトワール山が恥ずかしがって隠れんぼしていた。 写真をとる時だけチョット顔をだしてくれました。 今年、シルヴァンが1月に日本に来てくれたお返しに、10月は皆がRicheaumeを訪問。   外は雨が降ったりやんだりで、葡萄園を歩けず。その代わりにゆっくりと蔵の中を見学、試飲。 18年産、今、醸造中の、発酵前のジュース、発酵が始まって間もない半ワインを試飲。    ここリショーム醸造の敷地には、ローマ時代に村があって、ここでワイン造りも行われていた 遺跡がある。 建物の土台の遺跡の中からバッカスの顔の焼き物が出てきたとのこと。    そして、最後にローマ時代の遺跡後に建てたテースティング部屋で、テーブルを囲んだ。   

ESPOAよろずや・RICHEAUME ストーリー                          2018年、東京・神田~プロヴァンス  –no2

2018年1月 東京・神田でのリショームワイン会にて このメンバー全員が今回2018年10月にフランスへやって来た。 2018年10月 エスポア・よろずやツアー、プロヴァンスのRicheaumeにて

ESPOAよろずや・RICHEAUME ストーリー                     2018年1月~10月 -no1

今年2018年一月、リショーム醸造のSylvainシルヴァンは日本に行った。 東京神田の純日本風居酒屋でリショームのワイン会を開催。 シルヴァンにとって初めての日本だった。   シルヴァン、見るもの、食べるものすべて初めてのものばかりだった。 居酒屋料理はリショームのワインに完璧に馴染んでいた。   醸造家が自分のワインが、日本でどんな風に飲まれているのか、知ることは大切なこと。 また、実際に現地で日本食と自分のワインを合わせてみることも大切なこと。 この一月の時に、10月のフランス行きの約束をした人が多い。  

ニースの最高のビストロ La Part des Anges                    ラ・パール・デ・ザンジュ –no2

La Part des Angesラパール・デ・ザンジュで飲んだ飛びっきり美味しいワイン。 全部で何本飲んだか記憶がない。 最後は、店にいたお客さん達と一緒に飲み始めたので、全部で何本飲んだか記憶がない。 この3本をここで飲めたのは嬉しい。 1-南ローヌの若手セバスティアン・シャティオン   ラングロールのTAVELが好きで好きで、TAVELを逆にしてLEVATにした。 2-真ん中のKM31   Yoyoのワインはブラインドテースティングで出てきた。   このシスト土壌のミネラル感は、絶対に外さない。   珍しくバッチリ当てました。 3-右のオヴェルニュ地方のトビッキリ美味しいワイン。Maupertuis NEYROU-PLAGE   葡萄園がまるっきり海の浜のような砂質土壌。どこまでも繊細さワインができる。

葡萄園を歩き、一緒に食事、造り手と飲み手がホワッ                    とした時空を過ごす –no5

(浜松市ESPOAゴトーとお客さん)   葡萄園と葡萄園の中間にサント・ヴィクトワール山が美しく見える特別な場所にピクニックができる石のテーブルがある。 この場所がまさにパワースポット。何時間でもここにいたくなってしまう特別な場所。 お父さんがメディテーションする為に造った穴がある。中に入ると真ん丸の穴からサント・ヴィクトワール山が見える。    リショーム醸造のある場所は2000年前ローマ人がここでワインを造っていた形跡あった。 その上に、蔵が建てられている。 その中庭で、心地よい日差しを浴びながらのピクニック。暖かい空気が漂っていて気持ちが良い。   考古学、ローマ時代の法律などの研究者だったお父さんのヘニングさん。 ローマ法王が住んだことがあるプロヴァンスの地には古文書が残っている。 その研究の為にエクサン・プロヴァンス大学にやってきて、このローマ人の遺跡の後に住みついてしまったロマンな人。 2000年前から人々がずっと夢を追い続けた場所を今、このSylvainシルヴァンが引き継いだ。   

まだ収穫中のリショーム、発酵槽で仕込んだばかりの          葡萄ジュースを試飲 –no4

この収穫の時期に丁度来れたチャンス!発酵直前のジュースをテースティングできるなんて凄いこと。 シルヴァンの葡萄はビオ栽培、発酵も自然酵母のみ、つまり酸化防止剤を醸造中に入れる ことはない。 だから、安心しいて発酵前のジュースでもテースティングできる。 あまりにもの甘さ、美味しさに一同驚きの声がでる。 収穫後、除梗して発酵タンクに入れて、温度を低くして2,3日このまま発酵が始まらない状態で 置いておく。 発酵前のマセラッションである。 その状態でタンクの下にたまっていたジュースを試飲した。 甘い果実の濃縮感と爽やかな酸に驚く。     

浜松市のマダム・ロゼことESPOAゴトーの後藤Akikoさんとやって来た -no3

ロゼと云えばプロヴァンス。 日本でロゼを売らしたら、Akikoさんの右にでる人はいない。 アキコさんが最も似合う蔵・地方はリショーム醸造であり、プロヴァンス地方である。 アキコさん自身も今回のツアーで最も来たかったところが、このリショーム醸造だった。 日本でこのリショーム醸造のロゼを一番売っている人でもある。 過去3年間、天候不良で生産量が低く、このロゼをあまり生産できてなかったので、十分な量を日本に輸入されていなかった。 すべて予約だけで売れきれていたワインである。 今年2018年は久々に十分な量が収穫できた。 十分な量のロゼが日本に輸入されるだろう。 喜んでいるアキコさんとお客さん達!!    

パワースポットのサント・ヴィクトワール山の麓に葡萄園Richeaumeリショーム醸造 -no2

こんなに美しい景観の中で育った葡萄達も幸せだ。 この景色に惚れ込んだのは、ドイツ人のシルヴァンSylvainのお父さんHenningヘニングだった。 歴史学の研究者だったヘニングさんはエクサン・プロヴァンス大学に教えに来ていた。 ある時、この山の麓の農家が売りに出たのを知って、見に来た。 一瞬にしてヘニングは決断した。 『私の残りの人生はここだ!』 1972年だった。 最初からBio栽培を実行。 標高300mという高さ。昼夜の温度差があって葡萄が酸を残しながら熟成していくミクロクリマを備えている。 そしてミストラル風が強く乾燥して病原菌が極端に少ない。自然栽培がやりやすい。    

マルセイユMarseilleと云えばBistro Buvards                    ビストロ・ビュヴァール

マルセイユでいち早く自然派ワインに取り組んだフレッド。マルセイユ港の近所。 美味しく食べられて、トビッキリ美味しいワインを揃えている。 こんな貴重なマグナムがありました。 Marcel Lapierre 2005 老舗ならではの在庫です。フレッドが大事にとっておいたのでしょう。 酔った勢いで開けさせてしまった。 ホントに感激しました。 Merci Fred !! Et Merci Marcel .     

パカレのほんわりした複雑味のある風味は、                    色んな自生酵母たちの合作である -no2

畑で育った酵母菌達を自生酵母と呼んでいる。 その畑のミクロクリマ微気象、そこにある土壌構成の環境が好きな酵母菌達が集まってくる。 30種類ほどある自生酵母達の種類構成は、それぞれの畑の環境によって違う。 そこに畑ごとのオリジナリテー(特徴)が出てくる由来はそこにある。   それぞれの発酵槽には畑別の葡萄とその同級生である酵母菌達がはいっている。 物凄いエネルギーで発酵活動が行われている。 自生酵母達が働きやすいように、SO2(酸化防止剤)をいれない。入れると弱ったり死んでしまう ものがあるからである。   また、Nuits Saint-Georgesニュイ・サンジョルジュの畑から収穫された葡萄が到着した。 先程、葡萄園で収穫を立ち会った葡萄達だった。 パカレ醸造では蔵全体に冷房がはいっている。しばらくここに置いて葡萄の温度が下がってから 発酵槽に入れる。 ミレジム2018年が楽しみだ。  

ブルゴーニュ・Pinotの探究者Philippe Pacalet                    18年の葡萄と目に見えない酵母菌達 –no1

18年は1947年以来の記録的な猛暑が続いた。春の開花が遅かったので、葡萄熟成は猛暑だけでは早まらない。 今年は、酸の急激な減少には特別な注意をしなければならなかった。 何故?自然酵母で発酵させる場合、リンゴ酸は大変重要である、とフィリップはいう。 フィリップ、今年は収穫する畑の順序を特に気をつけて調整して、ほぼ狙った理想的な葡萄を収穫 できたとのこと。 この葡萄達には、畑で過ごした、この一年の湿気、熱、風、水、ミクロクリマ、そして畑のミネラルの すべてが記憶されている。 同じく、葡萄に皮には、同じ環境で育った仲間の酵母菌達がついている。 この自然酵母菌達は約30種類ほどの仲間がいる。 低アルコールを造る特殊な酵母菌達がいたり、高アルコールになって働いて最後の糖分をアルコールに変える専門の酵母菌達もいる。 それぞれの酵母菌達がバトンタッチしながら働いて(発酵)果汁をワインに変えてくれる。 特に、低アルコール時に働いてくれる酵母菌達が豊かな、そのテロワール独特の香り風味をワインに転写してくれる。 目には見えないけど、このフィリップの蔵の中には天文学的数値の酵母菌達が働いてくれている。 葡萄と酵母菌達は同じ環境(畑)で育った同級生である。その環境の記憶がワインに転写されて、 その畑のテロワールの特徴になる。 だからこそ、そこで育った自生酵母で発酵させることが大切なのである。 人工的に他の研究所・工場で作られた人工酵母菌では、その畑の記憶がない。記憶がないものを ワインに転写することはできない。つまり、ワインにテロワールが表現されていないのである。 だたら本物のワインを造る醸造家は、この自生酵母を大切に畑で育てているのである。 フィリップはジュル・ショーヴェ博士と自然酵母の研究をやって論文を発表している。 …

熱心な日本のレストラン・ビストロ経営者、                    Nicolas Réauニコラ・レオを訪ねる –no4

BMOのマサコさん率いるパッション溢れるビストロの皆さん、もうお馴染みの顔ぶれも多い。 特に、パッション焼き鳥店のシノリさんご夫婦はもう常連。 自分の店で紹介するワインの事をより知っておきたい、とやってくる。 造り手もPassion ! 紹介者もPassion ! やっぱり感動してもらうには、人より一歩先にPassion ! 何の世界も、ただ普通にやっていたら、やっぱり普通の喜びしか生まれていかない。 ワザワザ、遠い日本からやってくる皆さんは凄い! PassionとPassionが触れあうと、新たな数倍のPassionになって広がっていく。 葡萄園を歩く、土壌を、風を湿気を肌で体で感じとる。ワインをホントに理解するには、 大切なミクロクリマを体感すること。    蔵で造り手の話を聞きながらのテースティング。造り手の熱が伝わってくる。    一緒にテーブルを囲む。その人なりが伝わってくる。食べながら試飲したワインをもう一度検証できる。 皆さん、余裕があって来る人は誰もいない。捨てるものは捨てて、思い切ってやって来ている。 明日に繋がる多くの事を得る。何よりもPassionが倍増する。 …

美味しいワインには必ず訳がある                         Nicolas Réauニコラ・レオの並外れた集中力 –no3

美味しい理由の、もう一つ、そうこの男がいる。 ニコラの集中力。 感動するすべてものには、スバ抜けたPassionと集中力が必ずある。 トコトン突っ込んだ人しか見えてこない域がある。  

数億年の地殻変動の形跡が                         Nicolas Réauニコラ・レオの畑の土壌構成! -no2

(美味しいワインには必ず訳がある)   美味しい理由の中にも、不動のものがある。 ミネラル、土壌構成である。 海底だった頃、氷河期、火山、地球には46億年の歴史がある。 地表近くにある土壌構成はそんな歴史を経て今がある。 ニコラの畑には海底だった頃、物凄い熱が必要な石、物凄い圧力が必要な石、色んなミネラルが 混ざっている。 こんな畑は見たことがない。    シスト、石英、アンモナイトの化石、マンガナイト、石灰石など、こんなミネラルが共存している 特別な畑!      

C‘est le Temps d’Apéro!                         今日は久々のCabernet Francカベルネフラン –no1

仕事が一段落した夕方、アペロタイムになった。 何か普段飲まないものをやりたかった。(avec Francois,Kisho,Miho) すぐCabernet Francカベルネ・フランが浮かんだ。 この品種で、近年、驚きの品質を造りあげているNicolas Réauニコラ・レオの顔が浮かんだ。 Clos des Treilles クロ・デ・トレイユ醸造のPompoisポンポワを開けた。 若き頃、プロ・ピアニストになろうと打ち込んでいた。ピアノを教えながらも、同時にワインにも興味を持って勉強していた。しばらくするとワインへのPassionが大きくなっていた。 私が初めてNicolasニコラに逢ったのは2000年9月だった。 カベルネ・フランのレジェンド、ナディ・フコーのところだった。ナディと熱烈なディスカッションをしていた。当時はよくクロ・ルジャールには出入りしているようだった。 それから色んな変化があって5年程前に試飲会で彼のワインを飲んで、飛跳ねるほど驚いた。 な、な、なんて繊細で、上品で、細かなタンニンでグンを抜いて美味しかった。 その記憶が今でもハッキリ覚えている。 ★Pompoisポンポワ2015★  タンニンの粒子の繊細さ、キメの細かさ、凄い!!偉大なカベルネ・フランだ! アペロで飲むには、チョットもったないない。 …

大きなチャレンジャー、ビオディナミスト                     LAURENT HERLIN ローラン・エルラン

ロワール地方のブルグイユ地区に2mを超す大男のエルランが10年前にやって来た。元コンピュター技術者だったエルラン。自然が大好きで、自然と共に働きたかった。勿論、ワインが大好きだったエルランは2008年に人生を変えることを決断。そして2009年にロワールのBourgeuilに醸造所を設立。ローランは自然を汚すような仕事はしたくないという信念があった。当然、最初からビオディナミ農法を採用。 16年より、天候不良によって思うような収穫ができない年が続いている。 それでも、不屈チャレンジャー精神はめげることはない。 多くの近隣、フランス中の醸造元仲間が葡萄を送ってくれた。 何とか繋いでいる。 日本の精鋭な酒販店グループESPOAの皆さんと元気つけに訪問。   ワインは、造る人、紹介する人、飲む人がいないと存在が成り立たない。お互いの現場を知りあっていることは大切なこと。 どんな人が、どんな気持ちで、どんなところで造っているのか? ローランのワイン、カベルネ・フランだ。フラン独特の青さが全くない。スーット体入ってしまう。 違う業種からの参入なので、地元のトラディションの壁がない。醸造は殆どがセミ・マセラッション・カルボヌック醸造を採用。 なかなか、地元の醸造家が踏み切れないことを、スーッと実行している。こうして歴史は動いていく。 みんな、どれもトビッキリ美味しいワイン。カベルネ・フランのイメージが変わる!!   

ドミニック、ジュリアンのチャレンジャー精神                Vendange Tardive Aligoté -no6

ここでは毎年、新たな挑戦をしている 2018年は、まだ誰もやったことがない挑戦をします。 ここブルゴーニュで遅摘みの甘口ワインを造る。 しかも、アリゴテ品種で。 こんなに乾燥していて、腐った葡萄が皆無。健全な葡萄ばかりで量が多い。こんな特殊な年にしか できないことがある。 アリゴテ品種の区画を収穫中に突然に思いついた。特に健全な葡萄を収穫しないように収穫人に 指示をだした。 このまま熟度を上げて遅積みをやって甘口白ワインを造ろうと決意。流石のチャレンジャー! 楽しみが増えた。 ブルゴーニュの枠にとらわれない自由な発想が凄い!!流石のドラン!!   

ビオ・ディナミストDominique Derain                     ドミニック・ドラン流の醸造 -no5

ドミニック・ドランにとっては、ワイン造りは畑がすべて。 30年弱のビオディナミ農法で葡萄木達は屈強な体と深く地中に伸びた根っ子を持っている。 そんな屈強な葡萄木が育てた“葡萄”はそんじょそこら“葡萄”とは訳が違う。 根本的なエネルギーを持った“葡萄”は醸造所で妙なテクニックを必要としない。 収穫した葡萄を冷やすこともしない。 (自然派の人達がよくやる発酵槽に入れる前に葡萄を冷やす作業) 天と地のエネルギーの含有量がタップリ葡萄に詰まっている。 バクテリアに対しての抵抗力、葡萄自身の治癒能力が違う。    発酵槽の下に入る葡萄は除梗して、やや潰す。その上に除梗しない葡萄房を丸ごと入れる。 更にその上に除梗した葡萄を入れることもある。 下部の除梗・破砕したジュースが即発酵開始するので、二酸化炭素CO2を注入する必要もない。 勿論、SO2酸化防止剤などは入れる必要が全くない。全くの自然、無添加、発酵槽に入れるのは 葡萄のみ。 除梗も古木や上級Cuveなどは手で葡萄粒を茎からとる作業をしている。 (写真):丸い枠がついた網の上に葡萄をおいて葡萄を転がすと粒だけが下に落ちていく。 (手作業の除梗網) 酵母はそれぞれの畑に住んでいた自然な自生酵母のみで発酵。醸造・熟成中のSO2の添加はなし。    ★ピジャージ★ …