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マルセイユMarseilleと云えばBistro Buvards                    ビストロ・ビュヴァール

マルセイユでいち早く自然派ワインに取り組んだフレッド。マルセイユ港の近所。 美味しく食べられて、トビッキリ美味しいワインを揃えている。 こんな貴重なマグナムがありました。 Marcel Lapierre 2005 老舗ならではの在庫です。フレッドが大事にとっておいたのでしょう。 酔った勢いで開けさせてしまった。 ホントに感激しました。 Merci Fred !! Et Merci Marcel .     

美しい丘 Cote du Py コート・デュ・ピィの魅力               (ボジョレ・モルゴン村)

元火山だった山も歳月が過ぎて風化してなだらかな丘になって我々にトビッキリ美味しいワインを プレゼントしてくれる。 360度の視界が開けている。ボジョレ中を見渡せる。遠くはアルプス山脈のモンブランも見える。   頂上には十字架が建てられている。あのマルセル・ラピエールもこよなく愛した丘である。   南はリヨン山、コート・ド・ブルイィ、反対側にはモルゴン村、その奥にフルーリの丘も見える。    土壌が他とは全く違う。つまり花崗岩ではなく火山岩が風化してできた黒い硬い石地元の人は シスト・ブルーと呼んでいる。 ボルカニット・グリという4億年前の岩石で覆われている。これが特別な風味、ミネラルをワインに 与えてくれる。 私は、試飲、試飲の連続で疲れた時は、ここに来て一休みして、地場のエネルギーを吸収すること にしている。 この丘は心地よい。物凄いエネルギーを感じる。日本ならきっと神社が建てられているだろう。   

天が応援している20年目の収穫 Christophe Pacalet                クリストフ・パカレ

20年前の1998年、太平洋の南の島でレストランをやっていたクリストフ、フランスに帰って来た。 マルセル・ラピエールから木製の発酵槽と垂直式圧搾機をプレゼントされて醸造所を設立。 20年間、色んな事がありました。 結婚、2人の子供。 乾燥の年、洪水の年、雹でやられた年、 そして、おじさんであるマルセル・ラピエールも天に昇っていきました。 人生の節目、節目にいつもマルセルが行く道を指示してくれた。 料理人になったのもマルセルの指示。フランスに戻ったのもマルセルの指示。醸造所を設立したのも マルセルの指示。 そして、すべての変化が20年周期だった。 クリストフは云う 『私はマルセルの意志を後継してボジョレを盛り上げていくんだ!今年は20年周期の年で気合を 入れ直す為に、フルーリに4ヘクタールお畑付きの醸造所を購入したんだ。』 ここ過去3年間はまともな年がなかった。生産量が少なかった。今年は大切な年だった。 この20年周年の年にマルセルが天と話してクリストフを応援してくれたのだろう。。 過去20年で最も素晴らしい品質の葡萄が実った。収穫量も完璧だ。 『これでトビッキリ美味しいワインを造るよ!』クリストフ・パカレ

La Gueule de MORGON・モルゴンの顔                     Georges Descombes ジョルジュ・デコンブ -no2

ジョルジュの人生を変えたのは、マルセル・ラピエールのワインだった。 ジョルジュは若き頃、トラックに瓶詰機を積み、移動式で瓶詰する会社を兄弟と経営していた。 ボジョレで何十社という醸造所を周りながら瓶詰していた。 正直、ワインなんてどれも同じだと思っていた。 ある時、マルセル・ラピエールの蔵から瓶詰依頼があった。 いつも如くにトラックで出かけた。 ビン詰前に、やはりワインの状態をみる為に最初に試飲をする。 口に入れた瞬間、オヤ!なんだ、これは?! 今ままで、こんなワインを飲んだことがなかった。 ビン詰めしながらも、ずっとワインのことを考えていた。 最後に、再びマルセルの話しを聞きながらワインを飲んだ。 ジョルジュは即、決意した。 『俺のやりたいのは、これだ!』 マルセルに教えを乞いだ。 マルセルはすべてを惜しみなく伝えた。 そして、今がある。

マルセル時代から続く収穫時の毎夕方の報告会                    アペロ、蔵の中庭 -no5

【自然派の原点Lapierreラピエール醸造】 収穫時のリーダー格が集まて、進み具合や葡萄の状態などを報告しあい。明日の収穫・醸造過程の進み具合を決めていく。 80人近い収穫人を数グループに分けて着々と進めていく。 マチュの全体を観るリーダーシップに歓心。 マチュは時々、マルセルが書き残した醸造記録日記を持ってきて比較する。 その記録日記を見せてもらったことがある。 マルセルが意外にも細かな人だったんだと思ったことがある。   打ち合わせのあとは、楽しみなAperoアペロタイム。 今日は、結構、凄いワインが出てきた。    このテーブルで進化するラピエール醸造を支える新しいメンバーと飲むのは感無量だ。 何度マルセルと飲んだことか。ここに来ると、どうしてもマルセルのことが常に横にある。 今のラピエールのワインは歴史の積み重ねの上にある。 世代が替わると消えてしまうところを多く見てきた。 ここはますますの進化と確かなステップをみることができる。 これからが楽しみだ!     

Haut Languedocオー・ラングドックの山間の美しい村Roquebrunロックブラン

こんな山の中にこんな美しい村が、・・・。サンシニアン、フォジェールを更に山奥に入ったところに隠れるように存在する超美しい村Roquebrunロックブラン村。   ここに15年ほど前から移り住んでいるバイキング人、そうオランダ人の2m近い大男レイモンがいる。 若い頃、マルセル・ラピエールのところで修業して、しばらくは太平洋にある南の島でクリストフ・パカレと共同でレストランをやっていた。 今は、この村に住み着いてワイン屋兼ビストロSt Martinサン・マルタンを経営している。 一時期、スペインのイベリコに行って現地の農家と組んで生ハムを造っていたこともある。 店に7年も熟成している生ハムがある。 『これはLyonのカツミが来た時に食べるようにとってあるんだ』と、レイモンが言う。 美味しいチーズや、アンチョビの缶詰など、ビストロ用のこだわり食材の卸業もやっている。 流石のオランダ商人。    南仏の醸造家達に愛されて、たまり場のようになっている。あのル・タン・デ・スリーズのアクセルも よくやって来る。 私も南に居る時は、時間が許すかぎり寄ることにしている。 テラスにテーブルがあり川と美しい景色を見ながら、時間が止まったようなひと時を過ごすことができる夢の世界。      ここでも、私が知らないワインが時々出てくる。 今日も驚きのトビッキリ美味しいワインを発見!! 微発泡のロゼワイン。 …

Inoubliable Souvenir avec Marcel                     マルセルとの忘れられない思い出

ラピエール家の話をするといつも私の心に蘇る二つの思い出がある。 一つは、マルセルとデコンブのあの自家製Bistroでお昼に入って夜中まで飲み続けたあの日のこと。 マルセルはご機嫌でアカペラで唄を何曲も歌ってくれた。楽しかった。 二つ目は、日本にマルセルと一緒に行った時、飯野さんのお店の前で、マルセルの大好きな葉巻を 二人でゆったりくゆらせたひと時。めまぐるしく動いていたスケジュールの中で、あの煙が魔法のように心がゆったり落ち着いたひと時。 誰でも、忘れられないひと時はあると思う。 ラピエール家の話をすると、いつもこの二つの出来事が、私の心によみがえる。 今、こうして自然なワインの世界で働いていられるのは、マルセルのお蔭です。 貴方が、人生をかけて広げたこの道を、私も人生をかけて歩み続けます。 多くの人と喜びを分かち合い、世にポジティフな佳い空気を流すことができて、地球のためにも貢献できる道を。 たかがワインですが、されどワインです。 感謝しかありません。Merci Marcel .  

新たな歴史を築く、                              Mathieu Lapierreマチュー・ラピエールとCamilleカミーユ

偉大なるお父さんMarcel Lapierreマルセル・ラピエールの後を継ぐのは心理的に大変なこと。 見事にラピエール家の名声を守り、ワインの質もお父さんを上回り、新しい歴史を築きつつある マチュとカミーユ。 この二人にBravo!の一言を贈りたい。 とても几帳面な性格、自分で理論だてて、計画して、着実に実行して来た8年間。 途中から妹のCamilleカミ―ユが参加。 カミーユの醸造センスは天才的なところがある。 この二人が組んだ最近のミレジムは凄いレベルの高い質になっている。 Precision 精確さ、微塵の乱れがないモルゴンのテロワール真っ直ぐに表現した最近のワインには 感動を覚える。 お父さんの教えを、マルセル以上の精確さをもって栽培・収穫を実行しているマチュー・ラピエール がいる。 それを、天才的な醸造的感性をもっているカミーユが醸したCuvée Camilleキューヴェ・カミーユは 素晴らしいの一言。 あのCote du Pyコート・ド・ピィのテロワールを女性的にやさしく真っ直ぐに表現された優れもの …

Les Uniques de Jules Chauvet                          レ・ジュニック・ド・ジュル・ショーヴェ 日本へ出荷

Jules Chauvet 故ジュル・ショーヴェ博士が所有していた畑の葡萄のみを仕込んだ2017年。 料理の神様・故アラン・シャペルが尊敬してやまなかった故ジュル・ショーヴェ博士。 アラン・シャペルは何か新しいメニューを開発した時はいつもジュル・ショーヴェに試食してもらうのが 常だった。 フランス人が最も尊敬している過去の政治家であるあのシャルル・ドゴール大統領が自宅で飲むワインは、このジュル・ショーヴェ博士が造ったワインだった。 そんなワインを復活させたのがこれです! ジュル・ショーヴェ➡マルセル・ラピエール➡クリストフ・パカレ 脈々と引き継がれた自然派なワイン造りの手法を、孫弟子のクリストフが心を込めて造った一本です。 今日、パレットに詰めて、日本に向けて出荷されました。量に限りあり、お見逃しなく。     Les Uniques de Jules Chauvet vont au Japon …

クリストフ・パカレ醸造設立20周年も兼ねて                    特別ヌーヴォー18を醸造

今年は20周年記念を期に、日本向けに特別なヌーヴォーを造る予定。 天も味方してくれたので、今年は記録に残る特別なヌーヴォーをつくりたい! ラベルはドニィ・ペノ画伯がペンで丹精に描いた垂直式圧搾がモデル。 伯父さんでもある自然派の伝道師マルセル・ラピエールがクリストフに醸造所設立時プレゼント したもの。 クリストフ・パカレにとってはかけがえのない大切なもの。    自然派ワインの醸造を根本的に開発したジュル・ショーヴェ博士が持っていたシャペル・ド・ゲイシャ村の畑区画の葡萄のみを仕込んだワインをこのラベルにして VIN DE PRIMEUR ヴァン・ド・プリムーの名で特別ヌーヴォーを造ります。 この区画は小さいので量が限られています。        こんな葡萄から造ればトビッキリ美味しいヌーヴォーになること間違いなし!! 2018年、クリストフ・ヌーヴォー Vin de Primeurヴァン・ド・プリムーお見逃しなく!!    …

Christoph Pacalet クリストフ・パカレ2018年産                         記憶に残るヌーヴォーを!

クリストフ・パカレにとって、近年にない素晴らしく理想的な葡萄が育っている。 『見てくれよ!こんな葡萄を見ると、本当に心が弾んでくるよ!』 クリストフも喜んでいるけど、葡萄達も喜んでいるように見える。 クリストフ48歳、マルセル・ラピエールの援助とアドバイスを受けて98年に独立して20年。 今年は醸造所設立20周年記念の年。 天も応援してくれている。 今年は、冬と春の大雨で葡萄園は湿気だらけだった。5,6月にはどうなるか本当に心配だった。 それが開花が済んでから逆に記録的な晴天の日々が続いた。 7,8月は36度を超す猛暑の日々だった。 若干、直射日光が当たる場所の葡萄は焼けた状態のものもあるけど、乾燥しているので乾し葡萄のようになって腐ることがなかった。 収穫まであと一週間となった。理想的な状態で最終の葡萄熟成が進行している。 『私は昨年も日本に行きました。日本の皆さんの暖かく細やかな心情に感動しています。日本のファンの皆さんに心から喜んでもらえるようなヌーヴォーを造りたいと思います。』クリストフ Christophe Pacalet: Vin Nouveaux inoubliables 2018 Cette année, …

次々と進化する CH-CAMBON シャトー・カンボン

CH-CAMBONシャトー・カンボンは、あのマルセル・ラピエールが幼馴染で親友だった CHATシャとマリー・ラピエールの3人で買い取った醸造元。 マルセル亡き後は、この二人で共同経営している。 この陽気で前向きな二人、次々と未来への投資をしながら進化している。 2年前にBrouillyのアペラッション・100歳を超える古木の最良の畑を買い取った。 その貴重な古木の枝を使ってセレクション・マサルの苗木を作成中。 今年は白ワイン用のシャルドネ品種の植付けを行った。2hまで増やす予定。 醸造所の改装、新発酵槽の購入、オフィスの設置と大進化中。   モルゴン村に住んでいたマリーさん、カンボンの一部を改装してここに住みつくことを決意。 最近、チョット、気合が入っている。   Château Cambon en plein développement sans arrêt Ch-Cambon …

Nostalgie à Morgon モルゴンでのノスタルジー

モルゴン村には、Marcel Lapierreマルセル・ラピエールが生存中よく顔をだしていたカフェ・バー兼 ビストロがある。 畑仕事が終わった頃、多くの醸造家が集まってきて、マルセルと話しをするのが楽しみだった。 料理が美味いわけでもないけど、気軽にきて皆でワイワイやるのが日課だった。 ある時はラピエール醸造の庭だったり、もしくはここAtlierアトリエだった。 ジャン・フォワラール、プティ・マックス、デコンブ、皆が集まっていた。 他の地方の醸造家もワイン関係の人達も夕刻になれば、皆ここにマルセルがいるので、とりあえず やって来た。 そんな佳き時代もあった。   時代が替わった今でも、仕事の後に、醸造達はここに来て一杯一緒にやる伝統が残っている。 そして今では、フランスの各地方にマルセルのようなリーダーがいて、夕刻になると皆が集まって 話しをする伝統が引継がれている。 Nostalgie à Morgon A Morgon, il …

マルセルがいなくなってから随分と時が流れた

でも忘れたわけではない。 多くの人の心の中に生きている。 今でも時々、誰かがこうやってマルセルを話題に出してくれる。 皆んな、いっとき、時を止めてマルセルの笑顔を思い出す。 ありがとう、マルセル、呟いている。 モルゴン村は、私にとって常に大切なテロワール。 ボジョレに行ったら必ずモルゴンに向かってしまう。 マルセルがよく行っていたカフェバ一で一杯やってしまう。 あの笑顔がやって来そうな感じになる。 この似顔絵をFBに載せてくれた人に感謝。 ありがとう。 (FBより画像拝借)Merci. Après la disparition de Marcel Lapierre, pas mal …

ブルゴーニュは、いつも私をドキドキさせる!

今日は久しぶりのブルゴーニュへ。 ピノ・ノワールとコート・ドールのテロワールをピュアーに液体に刻みこむ名人といえば、そうPhilippe PACALETフィリップ・パカレ醸造に訪問の為、ParisからTGVに乗り込んだ。 繊細なピノは、何ものにも代えがたい感動がある。 私をこの自然な世界に引っ張り込んだワインを醸したのがこのフィリップだった。 今はロマネ・コンチのオーナーになってしまったアンリー・フレデリック・ロックがPrieuré Rochプリューレ・ロック醸造をフィリップ・パカレと醸していた時代のワインだった。90年台前半のワインだった。 私にとって、衝撃だった。 な・なんだ、この液体は?! 若きロック氏とパカレのコンビの作品は最高傑作だった。 ブルゴーニュの真髄のテロワールを有していたロック氏、それをピュアーに液体に写しこんだ液体は、体がしびれるほどの感動だった。 その数日後に、フィリップにマルセル・ラピエールのところに連れていってもらった。 マルセルは10年ミレジムの垂直テースティングをさせてくれた。 これまた、大ショックだった。 SO2酸化防止剤がなくても、ガメ品種がまるでグラン・ブルゴーニュの様な繊細なワインになっていた。 それ以来、私はドップリこの世界に入り込んだ。 その最初の出逢いがブルゴーニュだった。 今、ブルゴーニュに向かうTGVの中でこの記事を書いている。 ブルゴーニュはいつも私をドキドキさせてくれる。 さあ、今日もフィリップの17年産をフィリップとテースティングするのが楽しみだ。 …

ボジョレ、クリストフ・パカレ訪問!

BY:TAKESHITA 今回クリストフはアムステルダム試飲会の為不在で主役はクリストフの右腕ドゥニ・ペノさん! ご存知、ミュスカデの鉄人マルク・ペノの弟。   20代の時ロブションでソムリエ経験を持つ芸術家で、30年前マルセル・ラピエールとの出会いが、 彼をロワールからボジョレーに惹きつけた。 マルセルに飲ませてもらったモルゴン1984年でガメイの魅力に取り憑かれたらしい。 現在60歳だが、エネルギー漲るドゥニ。 これからのクリストフとの新しいプロジェクトを熱く語ってくれた。   さて今年は開花はコート・ド・ブルイィは6月上旬、フルーリーはちょうど今開花終わったところ。 雨が多く、最近気温も上がってきたのでベト病の恐れがあったが、今年は風が強く、ぶどうの湿気を 飛ばしてくれて、ぶどうは健全に育っている。 2018年収穫は、ヌーヴォーで8月末、ヴィラージュで9月上旬くらいとのこと。 3週間前に瓶詰めしたばかりの2017年キュヴェを試飲したが、2017年はサンタムールと コート・ド・ブルイィ以外の区画は雹害にあった。 最終的に2015年のような熟度のぶどうが収穫できたが、まさに選果のヴィンテージ。 また雹害にあった区画は例年よりマセラシオン期間を短くしている。 また熟度が高くアルコール感とのバランスを取る為、ガスを残したまま瓶詰めしている。 ボジョレー・ヴィラージュはグァバのような果実味と酸。グイグイ行ける。 …

Pierreピエールさんが大喜び!!

忘れられない一日、 Overnoy-no.4 マルセル・ラピエールがいなくなったボジョレを支えるJean-FOILLARDジャン・フォワイヤール、 自然派ワインの発展に身を挺して尽くしているThierry Puzelatティエリー・ピュズラ、この二人が来てくれてPierre Overnoyピエール・オヴェルノワさんは余程嬉しいのだろう。話しが尽きない。    この3人が楽しそうに話している姿に触れるだけで、こちらまで楽しくなってしまう。 何という幸せな時空間だった。    

16年の歳月をかけてコルビエールを革新させた                    Maxime Magnonマキシム・マニョン -NO1

  2002年にボジョレからラングドック地方のコルビエールにやって来て、16年の歳月が流れた。 私はマキシムを最初から見てきた。 当時、やたら濃いスタイルのワインばかりしかなかった。 『私はコルビエールに行ってボジョレを造る。』とマキシムは云っていたのを思い出す。 デイジョンのワイン学校で勉強して、シャンパーニュのセロスSelosseで修業。 地元のあの見事なシャルドネを醸すPhilippe Valetteフィリップ・ヴァレットが親友。 勿論、ボジョレでは、マルセル・ラピエール、イヴォン・メトラなどに深い教えを享けている。 誰もがマキシムを注目して見守っていた。 マルセルもイヴォンも時々コルビエールまで応援にやって来ていた。 マキシムの葡萄園は広大なコルビエールのほぼ中心にあるDurban-Corbieresデュルヴァン・コルビエール村にあり、このコルビエールでは数少ないシスト土壌のテロワール。標高も高く酸が残る。 マキシムが来るまでは、ブルゴーニュ・ボジョレ方式のMCマセラッション・カルボ醸造をやる醸造家はいなかった。 マルセル、イヴォン指導のMCである。    10年程過ぎた時、マキシム自身の内部にも変化が起きていた。 このコルビエールの地でボジョレを目指さなくても、ボジョレの飲み安さ(ビュバビリテ)の部分を 大切にしながら、やはり、ここコルビエールの土壌、ミクロ・クリマを真っ直ぐに表現することの大切さに気づいた。 10年以上の自然栽培のお蔭で葡萄の根っ子は地中深く伸びている。 水不足による乾燥の年でも、地中深いところの水分を吸収できるところまで達している。 …