20年前の1998年、太平洋の南の島でレストランをやっていたクリストフ、フランスに帰って来た。
マルセル・ラピエールから木製の発酵槽と垂直式圧搾機をプレゼントされて醸造所を設立。

20年間、色んな事がありました。
結婚、2人の子供。

乾燥の年、洪水の年、雹でやられた年、
そして、おじさんであるマルセル・ラピエールも天に昇っていきました。

人生の節目、節目にいつもマルセルが行く道を指示してくれた。
料理人になったのもマルセルの指示。フランスに戻ったのもマルセルの指示。醸造所を設立したのも
マルセルの指示。
そして、すべての変化が20年周期だった。
クリストフは云う
『私はマルセルの意志を後継してボジョレを盛り上げていくんだ!今年は20年周期の年で気合を
入れ直す為に、フルーリに4ヘクタールお畑付きの醸造所を購入したんだ。』

ここ過去3年間はまともな年がなかった。生産量が少なかった。今年は大切な年だった。
この20年周年の年にマルセルが天と話してクリストフを応援してくれたのだろう。。
過去20年で最も素晴らしい品質の葡萄が実った。収穫量も完璧だ。
『これでトビッキリ美味しいワインを造るよ!』クリストフ・パカレ