18
Fév

アンジェの街のPASSIONワインバー:A Boire et à Manger

一年に一回の大試飲の前夜、既に多くの醸造家アンジェに結集している。 ここ「ア・ボワール・エ・ア・マンジェ」にも多くの醸造家が来ていた。 試飲会の前夜祭となってしまった。 Vin natureが大好きなアンヌ・エレーヌがいた。 (パリのワインバーの超人気店ガード・ローブをアサミとやっていた女性) 店に入ると、La vie est belle ?が聞こえてきた。そう、あのステファン・ティソ夫婦がいた。      そして、ラ・フェルム・デ・セット・リュンヌ La Ferme des Sept Lunes のジャンさん(Jean Delobre) もいた。 何と、ティエリー・ピュズラさんもやって来た。   ステファン・ティソのテーブルにはニューヨークでVin natureを広めている女性もいた。 ニューヨークも熱く燃えているようだった。      明日からの試飲会の為にやって来た醸造家、バイヤーで溢れて熱気が凄かった。  

31
Juil

Pierreピエールさんが大喜び!!

忘れられない一日、 Overnoy-no.4 マルセル・ラピエールがいなくなったボジョレを支えるJean-FOILLARDジャン・フォワイヤール、 自然派ワインの発展に身を挺して尽くしているThierry Puzelatティエリー・ピュズラ、この二人が来てくれてPierre Overnoyピエール・オヴェルノワさんは余程嬉しいのだろう。話しが尽きない。    この3人が楽しそうに話している姿に触れるだけで、こちらまで楽しくなってしまう。 何という幸せな時空間だった。    

31
Juil

自然派を愛する皆がオヴェルノワ家のテーブルで心を寄せ合った

忘れられない一日、 Overnoy-no.3 ピエール・オヴェルノワを中心にジャン・フォワヤールが、エマニュエルが,ティエリー・ピュズラが、 そして日本からは、Bistro Shimbaのシェフ・菊池ユージさん、Pioche林シンヤさん、Cpvサンフォニーの菊池まどか、仙台からのBatonの板垣さんが、そして、コンセプションの加藤さん、タンさんが オヴェルノワのテーブルに心を寄せ合った。 この春に日本に行った時に知り合った皆に再会できてピエールさんも大喜びしてくれた。 ジュラ・ワインの研究に生涯を捧げているピエールさんの熱のこもったお話しに一同感激。    何十年間にも渡って採集して研究してきた葡萄の成長過程のアルコール漬けのサンプル。 毎年、7月2日に葡萄をとった貴重な記録。温暖化が進んでいるのが一目瞭然で判る。 どんな成長過程のミレジムがどんな風にワインの品質・バランスに影響を与えるかの貴重な話しが聞けた。 秘蔵のミレジムを出してくれてそのミレジムの説明を受けながらのテースティングでした。    Vin Jauneの定義とは、ワイン造りとは? 『酵母菌や産膜酵母などは温度、湿度、原料葡萄の熟度によって何億通りもの発酵の可能性があって、自分は今でもハッキリしたことは判っていないんだ。』 ピエール 1968年からワインを造りだして研究者の如くにワイン造りに精進してきたピエールさんの この謙虚な言葉。 ピエールさんの人間としての奥の深さを痛切に感じた一言だった。 まるで、ギリシャの哲学者ソクラテスのような言葉に、感動した。 「知らないことを知っていると思い込んでいる人々よりは、知らないことを知らないと自覚している自分の方が賢く、知恵の上で少しばかり優っている」

8
Oct

ボジョレの若き存在感のある、Remy Dufaitreレミ・デュフェイトル

レミー・デュフェートルは自然派のワインを造り初めて7年、まだそんなに時間が経っていないにも関わらず、驚く程ハイ・レベルな品質のワインを造りだしている。 どことなく、ジャン・フォワラールのそれに似てきた。 それもその筈、14歳で父を亡くしたレミーにとって、ジャンは尊敬すべきお父さんのような存在であり、ワイン造りの師匠でもある。 ここ7年ほど、毎日の如くに会っている。公私ともにファミリーのような存在となっている。 2000年に巡り逢って、ジャンを目標に工夫に工夫を重ね2016年産は誰もが驚くハイレベルな境地にたどり着いた。 Les Prémicesプレミス16年は、新たな境地、つまりジャンから離れて自分独自のスタイルを造りあげたワインだ。 今年の4月、ボージョロワーズ試飲会では、多くのプロフェッショナルが、プレミスのスタイルと品質に感嘆した。 軽快なスタイルの中に、細いミネラル感がスーッと伸びていく心地よさに皆酔いしれた。 レミーは、ジャン・フォワラールの他に二人、影響を享けた醸造家がいる。 一人はロワールのティエリー・プゼラ、そして近所のジャン・クロード・ラパリュである。 この軽快さ、酸、ミネラル感は、明らかにこの二人のワインのイメージに一致するものがある。 特にジャンクロード・ラパュのオー・フォルトには通じるものがある。 造り手が、造りたいワインのイメージを描きながら意志をもって栽培の段階から醸造まで目指すことはよくあること。

21
Août

スペイン自然派ワインの夏祭り(見本市)H2O Végétal –Part2

会場に着くと、目の前にこの人がいた。 自然派のこれはというイヴェントには必ず参加している人、Thierry Puzelatティエリー・プゼラ。 この人はフランス以外の国でもVin Natureに興味がある人がいたり、大切な試飲会があればどこへでも飛んで行くでしょう。 ティエリーThierryを見ると、Monsieur le Vin natureと呼びたくなる。 Souvenir de Fête du vin nature chez Lapierre (photos de 2013) 真夏に、この暑さと夏祭り、それにティエリーの顔を見れば、どうしても、Marcel Lapierreマルセル・ラピエール家のあのFête du 14 Juilletを思い出してしまう。 朝まで徹底的に飲んだあの祭りを。ティエリーは毎年出席していた。 しかし、あのお祭りは今思うと凄いメンバーがいて超濃厚だった。まさに、自然派ワインを育てたお祭りだった。 あらためて、いつか特集を組んでレポートしたい。 でも、今回のような、Vin Nature夏祭りが至る所で開かれるようになったので嬉しい限り、素晴らしいことだ!!