自然派を愛する皆がオヴェルノワ家のテーブルで心を寄せ合った

忘れられない一日、 Overnoy-no.3

ピエール・オヴェルノワを中心にジャン・フォワヤールが、エマニュエルが,ティエリー・ピュズラが、
そして日本からは、Bistro Shimbaのシェフ・菊池ユージさん、Pioche林シンヤさん、Cpvサンフォニーの菊池まどか、仙台からのBatonの板垣さんが、そして、コンセプションの加藤さん、タンさんが オヴェルノワのテーブルに心を寄せ合った。

この春に日本に行った時に知り合った皆に再会できてピエールさんも大喜びしてくれた。
ジュラ・ワインの研究に生涯を捧げているピエールさんの熱のこもったお話しに一同感激。

  

何十年間にも渡って採集して研究してきた葡萄の成長過程のアルコール漬けのサンプル。
毎年、7月2日に葡萄をとった貴重な記録。温暖化が進んでいるのが一目瞭然で判る。
どんな成長過程のミレジムがどんな風にワインの品質・バランスに影響を与えるかの貴重な話しが聞けた。
秘蔵のミレジムを出してくれてそのミレジムの説明を受けながらのテースティングでした。

  

Vin Jauneの定義とは、ワイン造りとは?
『酵母菌や産膜酵母などは温度、湿度、原料葡萄の熟度によって何億通りもの発酵の可能性があって、自分は今でもハッキリしたことは判っていないんだ。』 ピエール

1968年からワインを造りだして研究者の如くにワイン造りに精進してきたピエールさんの
この謙虚な言葉。
ピエールさんの人間としての奥の深さを痛切に感じた一言だった。

まるで、ギリシャの哲学者ソクラテスのような言葉に、感動した。
「知らないことを知っていると思い込んでいる人々よりは、知らないことを知らないと自覚している自分の方が賢く、知恵の上で少しばかり優っている」