23
Août

老舗ビストロVerre Voleヴェール・ヴォーレにやって来た

今、フランスも日本もコロナ騒動の真っ最中。一日の感染者数は約3万人。 でも、フランスではレストランは普通に開いている。 ただ、レストランに入る時、ワクチン終了証明書、もしくは、PCR検査証明が必要になる。 これさえあれば、普通にレストランで食事がとれる。 . 酒類を提供してはいけないなんて、野暮で、幼稚で、文化のない処置はフランスには存在しない。 もしフランスでそれをやったら、間違いなく暴動になるでしょう。 . お蔭で、このバカンス中のPARISでも楽しく美味し食事、ワインを楽しむことができる。 今日は、久々にAsamiとやって来た。 流石に超人気店ヴェール・ヴォーレは満員だった。 やっぱり、ヴェール・ヴォーレはいいな。オープン当時からのこのPASSIONを感じる雰囲気には熱いものを感じる。 それに、ワインのセレクションは相変わらず凄い! 新しい醸造家と、ベテラン醸造家のバランスが素晴らしい。ツボを押さえた品揃えだ。 アサミは白、シャルドネを飲みたかった。最終的に選んだのは、Julien GUILLOTジュリアン・グヨ。 このやさしくもあり、長い長い余韻のあるミネラル感は流石のジュリアン! 本当はヴァレットと比べたいな、という衝動が横切ったけど、今夜はやめておくことにした。 ヴェール・ヴォーレはこの夏休み期間でも休みなしで営業している。 シリルとトーマが交代で店にでている。 今週は残念ながらシリルはお休みだった。 . その後、私はマグロステーキ。 ワイン・リストの中に、飲みたかったMaxime Magnon マキシム・マニョンのMetisseメティスを見つけた。 ロゼといえば、ラングロールか、このメティスか、と云われるほどのフランスを代表するロゼ! ずっと飲みたかったけど、日本に送って自分の手元には一本もなかったのである。 今日ここで飲めるのが、心より嬉しい。 日本にも数カ月前にはもう到着しているはず。Metisse見たら是非試してください。 チョット、ピノッテしている果実味。スーット体に入っていく絶品です。 ラングドック地方コルビエールの名醸造家マキシム・マニョン。 ボジョレ出身でセミ・カルボ醸造でこの南仏でもフレッシュでグイグイ体に入っていくスタイルのワインを醸す名人。 あの人懐っこいマキシムの顔が浮かんできた。 (マキシム・マニョンの問合せは野村ユニソン社です。)

6
Oct

Bistro Repaire de Cartouche – バルセロナのYUKOさんがPARISに来た!

バルセロナで活躍するYUKOさん、来パリとあっては一杯やらない訳にはいかない。 PassionビストロのRepaire de Cartoucheルペール・ド・カルトゥッシュへやって来た Yukoさんとは4か月前に日本で逢って、一か月前にスペインのタラゴナで逢ったばかり。 いつもバルセロナの太陽の様に明るく元気なYukoさん。 今回は京都の大鵬さんのVerre Voléのイベントに来たらしい。 終了後、大鵬さんとバルセロナのブリュタルでのイヴェントまで同行するとのこと。 忙しく活躍するYukoさん。生きてるね!って感じ。 ここRepaire de Cartoucheルペール・ド・カルトゥッシュに来たら、まずこれでしょう。 René-Jean の白を注文したらいきなりこれが出てきました。 サンジョゼフのPitrouピトル2004年だ。 ヤー、な..なんという液体だ。 もう13年という歳月が流れている。果実味はもう薄れてビシッとミネラルからくる“うまみ”が太くなっている。 このミネラル感は永遠につづくのでは、と思ってしまうほど芯がある。        ルネジャン 『エルミタージュやここサンジョゼフのテロワールは、本当は白の方に向いているんだ。昔は、この地区では白の方が多かった。近年AOCの制定以後は赤のイメージが強くなって、皆シラー品種ばかり皆植えるようになってしまった。』 このルネ・ジャンの言葉をいつも思い出す。 Dard et Riboダール・エ・リボの白を飲む度に感動する。 ルペール・ド・カルトゥッシュのカウンターでしばらく沈黙するほど感激してしまった。 エモーション、エネルギーが心、体の奥に伝わってくる。 Pitrouピトルという名前はこの畑の所有者のお祖父さんの名前からとったもの。 この区画は、ルネ・ジャンの家の目の前の急斜面の畑。 白っぽい花崗岩が多く直ぐ下は花崗岩の岩盤。 このピトルの強烈なミネラル感は、この花崗岩からだ。 この美味しいピトルをバルセロナのYUKOさんと分かち合えてよかったです。 こんないい状態で13年間、保管していたルドルフは凄い。 今、パリでは自然派ワインを飲ませるビストロが竹の子の如く増えている、でもこんな希少なワインを持っているところは少ない。やっぱりRepaire de Cartoucheルペール・ド・カルトゥッシュは凄い。 YUKOさん、PARISを楽しんでください。 ありがとう。

27
Sep

WATANABE 渡辺シェフの「よだれ鶏」から・・・・

京都の大鵬、渡辺シェフがパリのレストラン「ル・ヴェール・ヴォレ」でワインと共演        最初にグラスワインで酸の効いたシャブリが出てきました。 ドゥ・モール De Moorです!始めるのはぴったり。 さて、料理が来ました。まずはシェフのよだれ鶏!スパイスと落花生の香ばしい風味、フランス南西部ペリゴール地方産の柔らかい鳥肉、空気のように体内に入っていきます。 続いて手作り小籠包。大好物です。。旨みの凝縮した汁が、かわいらしい小籠包のてっぺんから流れ出ます。一滴も逃さず一口で仕留めます。美味しすぎる!そして舌をやけどする・・これにはDe Moorのシャブリもスイスイ。 ここでメインの鳩と赤ワインの突入です! 二コラ・カルマランNicolas Carmaransのフェール・ド・サン16 Fer de Sang、地着品種のフェール・セルヴァドゥ100%。開けたばかりは少々アニマルで、だんだんスパイスと花がマジリ合った香りに変わり、フレッシュで成熟したベリー、キイチゴの豊かな果実味、透き通った酸、そしてこの血のような鉄分っぽさとミネラル感が特徴的! このワインの血っぽさが、スパイシーでパリっとした皮で、中身は肉々しい鳩のシェフ料理と相性抜群!最高のマリアージュに感動です。

27
Sep

あの京都の大鵬の渡辺シェフがパリのヴェール・ヴォレでワインと共演

Par Kisho,CPV Paris 9月22日 金曜日の晩 あの大鵬の渡辺 幸樹さんがパリのレストラン・ビストロ「ル・ヴェール・ヴォレ」Le Verre Voléでポップアップ! 私の中では渡辺シェフの中華料理は今まで食べてきたなかでも一位なのです。 伝統的でとてもエレガント、四川のテロワールを感じさせるような。。 そして、ここは、なんと自然派ワインとペアリングする恐ろしい場所! ヴェール・ヴォレのオーナー、シリルさんの人気率は高く、パリで自然派ワインが好きなら誰でもが知っている素敵な老舗です。 ヴェール・ヴォレのシリルさんは、来日した際、渡辺さんの料理と人格に深く惹かれ、パリに来たときは一緒にやらないかと誘ったらしい。 今日は、バルセロナの素敵なワイン・エージェントの佐竹裕子さんに誘われ、ヴェール・ヴォレで大鵬料理をいただくことに! 9時45分、予約時間から15分ほど遅れてヴェール・ヴォレに到着。しかし、なんとまだ一回転目が終っておらず、外のテラスまで満席。立って飲んでる人たちまでいる。 さすが人気イベントですね!厨房では相変わらず笑顔の渡辺シェフ! 弊社のスタッフ、アサミちゃんとマドカさんが10時に合流。 みんな集まったところで、テラスのいい感じの場所に案内していただきました。              今晩のメニューです。楽しみですね!