20
Juil

久しぶりのCoinstot vinoコワンスト・ヴィノ!

やっぱりここは心地よい! こんなに適度のスペースがあってゆったりと飲めるところは少ない。 パリにはパッション溢れるビストロが多いけど、チョット狭くて、真夏にはチョット暑苦しくなる。 . 今夜は、CPV銀座オフィスの竹下君が来仏中で、オーストリア、スロベニア、イタリー、フランスの蔵を歴訪してパリに戻ってきたところ、パリ・スタッフと食事会にCoinstovinotコワンスト・ヴィノへやって来た。 . 相変わらず、ワインセレクションがいい! 7本ほど飲んだけど、今夜の感動ワインはこのワインだ。 左から、ラングロールの新タヴェルJardin d’Orfeuilジャルダン・ドルフイユ。 これはすごい! の一言! ラングロール一家の渾身の一本。(現在、日本に向う船の中) EricエリックとThibautチボー、Jolisジョリスの3人の積み重ねた技・エネルギーを上品に繊細に表現されている。 そして、L’AngloreラングロールのEricエリックの親友Jean-Francoisジャン・フランソワのFoullards Rouges フラール・ルージュのGlaneursグラヌールを開けた。 ラングロールを飲んだら、これを飲まない訳にはいかない。 もうルシオンのレジェンド・ワインと云っててもいい風格を備えている。 ウーン、パリでこんな風に飲めるとは、なんと幸せなことだ。 そして、南ローヌのFerme Saint-Martinフェルム・サン・マルタンのTerres Jaunsテール・ジョンヌをあけた。 これまた、若き醸造家のThomasトーマが醸す飛びっ切りのワインに酔いしれた。 この蔵のワインは、濃い目のワインが多いけど、このテール・ジョンヌはセミMcで軽いマセラッションで繊細なスタイル。 ブラヴォー!トーマ。 レジェンド級ワインのあとに飲んでも、素晴らしいトーマの優しい個性が素晴らしかった。 この3本は、ホントに美味しかった。 心地よい場所で、心地よい料理と、ワイン好きのメンバーと飲むひと時は最高だ。

6
Oct

ワインセレクションがTOPな人気ビストロ、パーセルを再訪問!

3区の大通りから離れた小道に佇む人気のモダンビストロ、パーセルは火曜日の夜から満席。ここは美味しい料理はもちろんのこと、なんといってもワインのリストが素晴らしい。ついたびたび足を運んでしまう、私たちのお気に入りの場所のひとつだ。 パリの古い味のある建築とは対照的に、シンプルで洗練されたインテリア。それに加え経営者であるカップルの温かでチャーミングなサービス。さらには、レストランの向かいには小さなカーヴ兼エピスリーも経営していて、ワインや商品へのこだわりは徹底している。 豊富なワインリストのために、つい選ぶのに時間がかかってしまう。 最初のチョイスは、すっきりと飲めるシュナン。Julien Delrieuジュリアン・デルリュのPont Bourceau 2021ポン・ブルソにした。ロワールのレーヨン側の左岸に位置する斜面上の畑は、シスト土壌。凛としていて、フレッシュな味わいが印象深い。 一皿目のEntréeは全員魚介類をチョイス。 アサリの蒸し煮にハーブオイルで香味付けされたもの、それと鯛のタルタルのレモンソース添え。 これに合わせたのは、Jean Maxジャン・マックスのLe Lièvre Blanc 2020ル・リエヴル・ブラン。 ボジョレーの若手生産者マキシムは29歳という若さにもかかわらず、彼のワインは飛ぶように売れ、現在どこも品薄だ。 彼は醸造学を学んだのち、チリのロベルト・エンリケス氏の下で経験を積む。フランスに戻り、イヴォン・メトラス氏の収穫を手伝い、マコン村の有名なブレット・ブラザーズや、マディランのシャトー・モンテュスなどで多種多様な醸造法を学ぶ。 100%シャルドネ、アロマティックで複雑でありながらもスッキリしているこのワインは、粘土石灰質のミネラル感に加え木樽熟成の深みもある。海の幸とのハーモニーは完璧。 メインには思わずため息がでてしまうほどおいしいピノ・ノワールをふたつセレクト。 ひとつ目は、ブルゴーニュ地方、コート・ド・ニュイ、Berthaut-Gerbetベルト・ジェルベのVosne Romanee Premier Cru、 Les Petits Monts 2019レ・ピティ・モン。 繊細でシルクのような口当たり、赤果実感にふわっとバニラが香るエレガントなワイン。 ふたつ目は、歴史のあるPrièure Rochプリリューレ・ロック醸造、、Ladoixラドア村のLe Cloud 2017ル・クル。純粋なピノ・ノワールの味わいに、赤果実とスパイス感、土っぽいアーシーなニュアンスもある。タンニンは柔らかく、非常にバランスのとれたワインだ。 メインの料理は、豚肉とフォアグラが包まれた贅沢なロールキャベツ、ズズキのバターソース・ほうれん草ピューレ添えなどを選んだ。 メインの料理たちはどれも角が立っていなく、繊細さがワインと良い調和で、それぞれの良さを引き出してくれるようなものだった。 料理の締めくくりは、デザート。フレッシュなイチジクケーキと濃厚なチョコレートタルトには、シャンパンが合う。Ruppert-Leroy、ルペール・ルロワのFosse Grelyフォス・グルリで締めた。 楽しい夜の終わりにふさわしく、程よい酸味と果実感、ミネラルがパーフェクトなバランス。 Pinot Noir 50%、Chardonnay 50%。 素晴らしいセレクション、居心地のいい空間と人々、このようなambiance(雰囲気)で食べる料理とワインは、贅沢で最高な時間だった!

16
Juin

Dégustation des vins de Philippe Jambon- Biojoleynes 2021

Ancien sommelier, Philippe Jambon s’est imposé comme un précurseur du vin nature. Sans intrants, ses vins sont vivants, denses, authentiques. Le terroir est mis à l’honneur, grâce à une culture artisanale de la vigne sans produits chimiques et une vinification rigoureuse avec des levures indigènes et sans chaptalisation. Grâce à un ensoleillement privilégié et des […]

4
Mai

マルセルの息がかかった三大お勧め“家飲みワイン”

すこぶる軽快で、フルーティーで、果実味が豊かで最高に心地よいい。 そして、何よりも嬉しいのは、求めやすい価格帯であること。 欠点は、美味し過ぎてスイスイ入ってしまうので、早く一本が終わってしまうこと!! 1-Raisins gaulois レーザン・ゴロワ(野村ユニソン社) 2-Cuvee Passion キューヴェ・パッション(ESPOA社) 3-La Cuvee du Chat ラ・キューヴェ・ドゥ・シャ(テラヴェール社) あの自然派ワインの原点の人マルセル・ラピエールに深く繋がりがある人達のワインです。 勿論、ガメ品種100%、マセラッション・カルボニック醸造で、果実味が全面にでたグイグイワインです。 家で気分を変えるには、もってこいのワイン達!!元気がわいてきますよ!! こんな時こそ、やっぱり原点は大切!!   

21
Mai

自然界の共存 Coexistence dans le monde de la Nature

人、葡萄木、草、木、生物、微生物が共に生きる。 Dans le monde de la Nature coexistent l’homme, la vigne, les herbes, les arbres, l’organisme et le micro-organisme. パトリック 『誰が草と葡萄木が競合すると云ったんだ?自然界には共存共栄するエネルギーが備わっているんだ。』 Patrick dit : Qui a parlé de la concurrence d’entre les herbes et la vigne ? La Nature est munie de l’énergie pour coexister et développer ensemble. 葡萄園に、木を植える、藁をひく、草が自由に生え茂る、藁の下では土壌が発酵し、微生物がイキイキ。 Dans les vignobles, les arbres sont […]