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銀ブラのローラン Laurent Bagnol de Mas Lau est à GINZA
人口400人のスヴィニャルグ村からやって来たローラン。 週末の歩行者天国の銀座。 このビル、人、別世界。
人口400人のスヴィニャルグ村からやって来たローラン。 週末の歩行者天国の銀座。 このビル、人、別世界。
(オザミ・デ・ヴァンにて) 同じスヴィニャルグ村で頑張る仲間、Mont de Marieモン・ド・マリー醸造のティエリーのワイン“Anathème”アナテムも開けました。 今、なんと素晴らしいワインなんだろう! この品質でこの価格!! 自然派は高いとお思いの皆さん。 このスヴィニャルグ村の醸造家仲間の哲学は、凄いですよ。 『ワインは誰でもが買えるような価格でなければダメだ!』 彼らがやっている仕事、栽培から醸造まで、本当に自然で、大変なリスクを負いながら努力している姿には感激ものです。 この哲学の言い出しっぺが、ティエリーです。このワインを醸した男です。そして、リーズナブルな価格。 安くて旨いワインを造るスヴィニャルグ三銃士 ティエリーはコンピュター技師からの転身。 もう一人、あの激安ウマのポンポン・ルージュPompom rougeを醸すヴァンサン(真ん中)もいる。
三拍子揃ったマス・ロー醸造。 1-自然な造りで、2-美味しくて、3-リーズナブルな価格 自然派って美味しいけど高いよね、という方へお勧めのワイン達を醸す男が来日! 2年前、待望の女の子が生まれて、張り切っているローラン。 ローランは今、2歳の女の子にくびったけ。 一週間だけお別れで日本出張。 人口400人のスヴィニャルグ村から東京にやって来た。 とりあえず日本の居酒屋へ。 まず日本ビールをあおり、大好きなお寿司に突撃。 今夜はザ・日本の居酒屋のツマミを食べながら一週間スゲジュール打ち合わせ。 東京、四国の土佐、石川県金沢と忙しく動き周る。 かなりハードなスケジュールが待っている。
ラングドック地方 5日間の質販スーパーの皆さんとの暑く熱い旅も最後訪問。最後にふさわしい蔵。 ローラン・バニョルのMAS LAUマス・ロー醸造。 [S] [T] [C] を体と心で学ぶこの合宿ツアー。 [S]= Soleil …. 太陽、光、宇宙、気候、乾燥、暑さ,水、引力、浮力 [T]= Terre …. 地球、大地、土壌、鉱物(ミネラル)、地中に生きる微生物、 [C]= Coeur …. 心、人、情熱、真心、志、勇気、哲学、生き方、性格 そして、葡萄木。 ワインは 天、地、人、葡萄 が縦横無尽に関わりあったエネルギーの液体です。 この4つを体と心で学びました。 厳しい流通業界で働く質販スーパーの皆さんに少しでもお役に立てて頂ければ幸せです。 日本の日常の中に本物ワインが少しづつでも浸透していくことが何より嬉しいことです。 普通に食品を買いにくる普通の人に、本当に美味しいワインを飲んでいただきたい。 大手スーパーの横で、本当に美味しい本物食品を販売することにPASSIONを燃やす質販スーパーの皆さんに本物ワインでお役に立てることが心より嬉しく思います。 世は着実に進化している。この流れは誰にも止められない。
元ソムリエ・ローラン・バニョル 素朴に極を走る MAS LAUマス・ロ―醸造/ラングドック地方 今はすっかり抜かれてボルドー品種のメルローやカベルネなどに植え代えられてしまっている。 そんな貴重なウィヤード品種の100歳の古木がこのSouvignargueスヴィニャルグ村には残っていたのである。 長いワイン造りの歴史を経てその土地に栽培されてきた品種は、その土地に最も適しているのは当たり前。 ここ地球温暖による暑さと乾燥には、他の品種では耐えられない。 このウィヤード品種は、暑さと乾燥に慣れている。全く問題なく育っている。 まさに、oeilladeウィヤード品種の真価が発揮される時代の再来である。 しかも、軽いアルコール度数で果実味が爽やか、スイスイ入ってしまう今風のワイン。 100歳のoeilladeウィヤード品種の区画はやや高台にあり北向き斜面、 北からの涼しい風が直接当たる。 この村の区画では生き残っていることだけでも凄いこと。 100歳ともなると、区画内の葡萄木の数も少ない。 採算性だけを考えたら、とっくに引き抜かれて植え代えられているだろう。 ローランの頭には、飛っきり美味しいワインを造ることが第一! お金のことは天に任せっぱなし。 贅沢しなくても幸せにファミリーが生活できれば満足。本当にワイン造りが好きな貴重な人だ。 心より応援したい醸造家の一人。Mas Lau マス・ロー醸造のLaurent Bagnolローラン・バニョル。 ローランのワイン(ラベル)を見つけたら、躊躇なく飲んでください!! ローランの素朴にやりきっているPassion ,エモーションが伝わってきますよ!
ラングドック地方 何もなくても溢れんばかりPASSIONと愛するファミリーがある。 ソムリエをやりながらも、ワイン造りがしたくて、したくて我慢できなかった。 そんな時、Souvignarguesスヴィニャルグ村でワイン造りをしているティエリーに出逢う。 そんなローランを見て、ティエリ-は誘わない訳にはいかなかった。 『自分の蔵の一部を使ったらいい。』 ローランは即断した。 ここSouvignarguesスヴィニャルグ村には絶滅しかけている品種が生息している。 その名はoeilladeウィヤード品種である。 100年前はラングドック地方の主力品種だった。
LE MONT DE MARIE * ル・モン・ド・マリー 美味しくて、アル度も軽めで、自然な造り、安いと4拍子揃った夢のワイン 夢のワインを造るThierry Forestier*ティエリー・フォレスチエ 今フランスでも話題になっている醸造元LE MONT DE MARIE*ル・モンド・マリー醸造へ訪問。 畑仕事の邪魔にならないように夕方に訪問をした。 もう日焼けした顔、畑仕事で鍛えた逞しい体、満面の笑顔で畑から戻ってきた。 ティエリーは数年前に人生を転換した ティエリーは自然派ワインの大愛好家だった。しかし近年、価格が高くなってきていることに危惧していた。 『やはりワインは誰でも買える価格であってほしい。』 ティエリーは高等ビジネス学校を出てインタナショナル・ビジネスをコンピューター・システム使ってアドバイスする仕事をパリの一流企業で働いていた。でも、コンクリートの中でコンピューターと向きあって一日中仕事をする生活に疑問を感じていた。 たった一度の人生だ。ティエリーは決断した。『自分でワインを造ろう!』 ティエリーはグイグイ飲めてしまうスタイルのワインが好きだった。 自分が造りたいワインもそんなワインだ。 100年程前、フランス人が水代わりにワインを大量に飲んでいた時代があった。 その頃のワインはアルコール度数が8~11度ぐらいしかなかった。 ワインが13度というのが慣例になったのはつい最近のことだ。 昔、ラングドック地方はアルコール度数が8~11度というワインを大量に造っていたのである。 こんなワインを北フランス、北ヨーロパにドンドン出荷していたのである。 昔はまだ機械もなく、勿論コンピューターもない時代の人々の労働はすべて体を使て働く肉体労働の時代だった。 労働者達が厳しい肉体労働をしたあと、ゴクンゴクンと水代わりに飲めるワインが必要だった。 当時のワイン造りは、まだ農薬も化学肥料もない時代の話である。 勿論、人工酵母もない時代の話である。 つまり今風に云えば自然派ワインだったのである。 アルコール度も10度前後と低く軽くて飲みやすいビュバビリテー最高のワインが多かった。 酸が残っているし果実味の乗った、実にバランスのよいワインだったようである。 100年前のラングドックの主力品種はアラモン、サンソー、カリニャン!! その頃のラングドックの品種はアラモン、サンソー、カリニャンそしてアリカントなどが主力品種だった。 昨今のラングドック地方の主要品種シラー、グルナッシュなどは少なかったのである。 メルロー、カベルネなどのボルドー品種は20年ほど前から栽培されたにすぎない。皆無だった 歴史は繰り返す。軽快なワインの需要が増大!! そして今、軽くて、グイグイ飲める飲みやすいワイン、つまりビュバビリテーの高いワインの需要が増大している。 昔は肉体労働で疲れた体を癒す為にグイグイ飲んだ。 今もそれに似ている。 ティエリーはコンピュター技師でもあり頭脳を使う仕事をしている人だった。 でも昔の肉体労働に匹敵するほどハードな労働であった。 そんな体を癒してくれるのは、グランヴァンのように濃淳豊満なワインのスタイルではなかった。 軽めでグイグイ飲めてしまう美味しいワインだった。だから自然派ワインの大ファンだったのである。 自分でワインを造ろうと決意したのは、“自分のようにパリのオフィスで頭脳を使って働く人達も、現在のスピードの速い時代はまさにハードな肉体労働そのものだった。 軽快でグイグイ飲めて優しく体に沁み渡っていくようなワインが必要だった。しかも価格も比較的安いワインを必要としている。”といつも感じていたからである。 ワインは誰でもが手に入るような価格でなければと思っていた。 ティエリーは調べた。まず安く造るには土地代の安いラングドックだろう。 探していた時にニームの近くのソヴィニャルグ村にたどり着いた。 アラモン、サンソー、カリニャンの古木が沢山残っている地域だった。 スヴィニャルグ村はローヌ地方とラングドック地方の中間に位置していて、忘れらている葡萄栽培地区でもあった。AOCも存在しないまるでブラックホールのような場所だった。 栽培されている品種もその昔、ラングドックが全盛期だったアラモン、サンソー、カリニャンなどの古木が今でも栽培されていた。 流行から取り残されていた地区だったのである。 ティエリーはこのアラモン、サンソー、カリニャンなどの古木に注目した。 […]
SOUVIGNARGUEスヴィニャルグ村が心地よい!! スヴィニャルグ村には新しい自然派の波がさざめいている。今までの自然派グループとはあまり接点がない人達だ。 凄く自然なかたちで自然で、健全な人達だ。一緒にいて心地良い。恐らく数年後にはアペラッション・スヴィニャルグができてもおかしくない動きになってきている。ラングドック地方の最東に位置して葡萄園が北側に面しているため、大手ワイン商があまり目もくれなかった隠れる区画だったのである。 お蔭で絶滅しかけているラングドックの昔の主力品種が生き残っている希少・貴重なテロワール。 正確にはSOUVIGNARGUEを中心に点在する村のことをさす。 つまり、隣村のVILLEVIEILLEヴィルヴィエイユ村、AUJATGUESオジャルグ村の区域一帯をさす。 以後、SOUVIGNARGOIS スヴィニャルグゴワと呼ぶことにしよう。 MAS DE LA FONT RONDE マス・ド・ラ・フォン・ロンドのVINCENTヴァンサン ここには、数百年にも渡って何世代もずーっとこの地域で農業を営んできたMAS DE LA FONTRONDE マス・ドゥ・ラ・フォンロンドのMOULINムーラン家がある。昔から家畜、麦、野菜、葡萄を栽培してきた農家である。 彼らはずっと昔からビオ栽培である。ビオ何ていう名前、ビオ機関が存在しない時代から無農薬栽培を普通に当たり前の農業として営んでいきた農家である。この辺がFRANCE PROFONT フランス農業文化の奥深さを感じる。今、VINNCENNTを中心にムーラン一家が本物の農業を営んでいる。 ヴァンサンは農業人だ。別にビオやっているなどと云う意識すらない。当たり前のことを、当たり前にやっているだけ。とった感覚だ。ヴァンサンは殆ど村を出ることがない。常に土と共に生きている人だ。もう体が土壌化してきているような農業人。まっ黒な顔、手足、ヴァンサンが畑にいると土壌と葡萄木とヴァンサンが一体化してしまう。 絶滅しかけているARAMONアラモン品種を栽培している。 アラモンを中心にカリニャン、アリカント、サンソーと云う100年前のラングドック地方の主力品種をづっと栽培し続けている。 トビッキリ美味しい美味しい赤ワン、 POMPOM ROUGEポンポン・ルージュを造っている。 アラモン品種も100年前は ここラングドック地方では 主力品種の一つだった。 濃縮ワイン至上主義の時代に引き抜かれて絶滅しかけている品種。 馬で耕す本物農業、自然な造り、グイグイ入るスタイル、酸もあって爽やか。冷やしても美味しい赤。 こんなに自然で、この価格 !! 『自然派ワインはいいけど、チョット高いから!』 という皆さん !! 気軽な価格で楽しめる自然派 、それが NEW BAG 新しい波の自然派、スヴィニャルグゴワです。 真夏の暑い時は、強すぎる太陽光線から土壌を護る。自然な草花で一杯。 素朴なヴァンサンに花が咲いたらしい。 うまく結実してほしい。 ちゃんと熟して収穫も。 Monsieur NITO de NISSHUHAN ,importateur Japonais,a visite chez Vincent ,Pompom. Il […]
SOUVIGNARGOIS スヴィニャルグゴワが心地良い!Mont de MarieのThierry-NO1 スヴィニャルグ村の近隣(Villevieille, Aujargues村など)を含んだテロワールをスヴィニャルグゴワと呼ぶ。 (Mont de Marieモンドマリー醸造のティエリー) スヴィニャルグゴワ自然派の特徴はリーズナブルな価格であること。 Mont de Marieモンドマリー醸造のティエリーの哲学でもある。 ティエリーは全く別の分野からこの世界に入って来た人。コンピュター技師でもありパリの一流会社で働いてたティエリーは大の自然派ワイン愛好家だった。 自然派ワインは美味しいけど、だんだん価格が高くなってきて毎日は飲めなくなってしまった。 何とかならないものか?といつも思っていた。 ある時、テイエリーは自分で造ってやろうと決断。 ティエリーは安い土地を探していた時、スヴィニャルグ村で先祖代々農業を営んでいるヴァンサンに巡り会った。実に素朴な農業を実践しているやり方をみて、ティエリーは思った。 『このやり方ならリーズナブルな価格の自然派ワインが造れる。』いや確信した。 お金をかけないで、最も重要な畑の農作業にすべてを集中した手法を開始した。 労働時間の殆どを畑仕事に集中すればリーズナブルで美味しい自然派ができることを実践して見せたのがティエリーだ。その後に、ティエリーの哲学に賛同して追随してきたのが、MAS LAU マス・ローのローラン、そしてVALLAT DES DETORTヴァラ・デ・ゾのフレデリックである。 地元のヴァンサンは、農業は得意だけど醸造は苦手だった。ティエリーから自然派ワインのことを聞いて賛同してティエリーの援助もあってPOMPOM ROUGEポンポン・ルージュが完成した。そう、すべても起点はこのティエリーのPANSEパンセ、発想から始まったのである。 すべて歴史は一人の人間のパンセから変わっていく。 ティエリーの夢を叶えてくれるアラモン品種。この品種も100年前はラングドック地方の主力品種。今はほぼ姿を消した品種。 葡萄の房が食用葡萄のように大きい。水分を多く含んでいる。 アルコール度数が低いまま葡萄が熟してくれる。果実味主体の軽快でスーッと体に沁み染み込んでいくスタイルができる。 ティエリーの3種の主要品種 1-アラモン品種 2-サンソー 3-カリニャン ANATHEME アナテム アラモンの古木を主体に、サンソー、カリニャンをアンサブラージ。 軽快で、果実味があって、ミネラリーで美味しくて、リーズナブルな価格。 皆が望んでいる自然派ワインがここにある。 自然な方法で、価格が高くて美味しいワインを造るより、安目で美味しいワインを造るのは本当に難しいことだ。 人間として生きる目的、己自身が確りと確立していないと続かない。 何故なら、少なくとも、栽培に関しては、高いワイン造りと同じ労力と時間を費やしている。 ティエリーは云う 『自分のワインを世界中の人が、喜んでもらえる仕事ができて心から嬉しいんだ。』 できるだけ若い世代にも飲んでもらえるようにリーズナブルでいたい。心から応援したい蔵元だ。 アナテム・赤でも石灰土壌からくるヨード系ミネラル感が豊富で冷やして魚介類と合わせてもOKです。 決して生臭くなりません。 白は ユニ・ブラン品種100%。 これも潮っぽいミネラル感で魚介類にバッチリ。 先日、日本からお酒屋さんがMONT DE MARIEにやって来ました。 東京から藤原商店の藤原さん、愛知の一宮からワインショップ・ラムノの野村さんです。 一見は百聞に如かず。 一緒に食べて飲んで、ひと時を共有する。 造り手と売る手が、お互いが近くなる。 […]
MAS LAU マス・ロ醸造の CLIN D’OUIL クラン・ドゥイユ(ウィンク) 何て美味いのだろう!! エッ ここ価格、安い!! 何て自然な造り!! 流れるように体内に入っていく。この自然な果実味。 このヴュバビリテー(飲みやすさ)は超自然な造りの証明だ。 このミネラルからくる透明感は根っ子が深く深く伸びている証拠。 100歳を超える樹齢。 この心地よい果実味はマセラッション・カルボ醸造。 この軽快さは時別なウイヤード品種(世界遺産級)に由来する。 昔、ラングドック地方にはこの品種がしめていた。なぜ? 南仏の太陽でも軽やかな果実味になったから。 濃縮競争の時代、濃いワインがもてはやされた時代に抜かれてしまった。 その絶滅寸前のウイヤード品種がここスヴィニャルグ村に残っていた。 フランス中で、僅かしか存在しないこの品種にPASSIONを注ぐローラン・バニョル。 ローランが醸すと、まさに、ピノ・ノワールを思わせる風味。 勿論、除梗なしのグラップ・アンティエール仕込みのマセラッション・カルボ醸造。自生酵母のみ、SO2無添加のゼロ、ゼロ。 この造りで、このナチュール、ナチュールで、この価格は、ありえない!! MAS LAU のあるスヴィニャルグ村はモンペリエからニームに向かって40キロほど行ったところ。ラングドックの端に位置している。遠くにPIC-ST-LOUPピック・サンルーの岩が見える美しい景色の葡萄園。 ラングドックにもまだこのような村が存在している。 そこに、北向き斜面に北風があたる涼しいミクロ・クリマに、樹齢100歳を超えるウイヤード品種が育っている。ゆっくりと葡萄が熟すので上品なポリフェノールとなり、優しい果実味となる。アルコール度の低め。石灰質の小石、石英石などが混じっている粘土石灰土壌だ。 潮っ気のミネラルが優しい果実味に包まれてスーット体に沁みていく。 ローランは長い間、レストランでソムリエとして活躍していた。ある時、自然派ワインと巡りあって人生が変わってしまった。自然派ワインのピュアーで透き通るような感覚とヴュバヴィリテ(スーと入る飲みやすさ)に感動。 いつか自分もこんなワインを造ってみたいと思うようになり、葡萄園を探している時にスヴィニャルグ村にたどり着いた。そこにはMONT DE MARIE モンドマリ―醸造のThierry ティエリーが既に自然派ワイン造りに挑戦していた。そして、ついに100歳を超すウイヤード品種が育っている畑が売りにでているのを知った。 もう、即に決断した。ローランのアヴァンチュールが始まった。寝る時間も惜しんで畑仕事に取り組んだ。 やっと畑、土壌が生き生きととしてきた。14年産ごろから、自分が狙った通りのワインができるようになった。 2014年のCLIN D’OUIL クラン・ドゥイユは素晴らしい。マニフィックだ。 真っ直ぐな性格のローランのようなワインだ。 もう一つ、人生のイベントが近々に待っている 第一番目の子供が今週にも誕生する。 ますます、気合が入るローランがここにいる。