8
Nov

23年CAMBONカンボン醸造に若きエネルギーの新風アレキサンドルが中心に!

自然派の源水である故マルセル・ラピエールが再生させた由緒あるCH-CAMBONシャトー・カンボン醸造が大進化中! あのマルセルが幼馴染のシャモナールとマリーと共に名門シャトー・カンボンを再生させた。 数年前よりシャモナールとマリーは次世代のカンボンを引き継いでくれる若い力をさがしていた。 素晴らしい若きアレキサンドルAlexandreが手を挙げた。 昨年よりカンボンにて、引継ぎ作業を実行していた。 今年、2023年よりこのアレキサンドルが本格的に中心になって収穫、醸造が行われている。 もちろん、マリーもシャモナールも付きっ切りで指導と援助をおしまない。 マルセルが再生させた名門カンボン醸造を次世代に引き継ぐ作業が行われている。 昨年より、アレキサンドルは醸造上に若きアイデアを生かしてワインを進化させている。 2023年の収穫は進化したエネルギーを感じさせるものだった。 今年はボジョレには4回も雹が襲い、40度を超す猛暑が襲った。 でも、アレキサンドルはラッキーな人だ。 カンボンの畑は完璧に守られていた。生産量も満足のいく葡萄が収穫できた。 今年の収穫中の猛暑も凄まじかった。 ボジョレでは収穫中に2人の収穫人が暑さのために亡くなった。 アレキサンドルは収穫人を保護するため、収穫は午前中だけ行い、午後は収穫人を休ませた。 この決断が収穫人のアレキサンドルへの信頼を確かなものへとしたのだ。 収穫の雰囲気が明かるくなり、皆がイキイキと笑顔で収穫する、素晴らしい空気が生成された。 収穫がいい雰囲気と適正な規律の中で行われるのは、大変重要なことなのでる。 収穫がストレスだらけの雰囲気の中で行われたら、収穫人は必要な選果作業もいい加減になってしまうだろう。 一年間の畑仕事で育った健全な葡萄だけが発酵槽に入る厳格さが欠けてしまう。 いい加減な収穫作業からは、絶対に美味しいワインはできない。テロワールの力を発揮できない。 収穫とは、葡萄たちがこれから、我々人間のために、エネルギーを与えてくれる飲み物に変身する門出なのである。 和やかでかつ規律のある雰囲気で収穫された方が、健全な葡萄が収穫されやすく、美味しいワインになるに決まっている。 収穫中の中休みは、収穫人にとって超重要! スクワットのような動作を数百回も重ねながら収穫するから、足腰の疲れも限界に達する。 休み中の軽食や水補給も重要。 アレキサンドルは、昨年、アレキサンドルの案で造った泡、微発砲ワインを収穫人にふるまった。皆大喜びだった。 葡萄ジュースのように爽やかで、汗をかいた時などは最高だ。   今年のCAMBON NOUVEAUカンボン・ヌーヴォーは? アレクサンドルはマルセル・ラピエールが造り上げた飛びっきり美味しい自然なボジョレ・ヌーヴォのスタイルを忠実に再現させている。 カンボンの畑の中でも、最も果実味と酸が残る区画を選んで、今年の猛暑の中で、何と12度をやや下回る軽快で葡萄ジュースのようなスタイルを完成させた。 まさにマルセル・ヌーヴォーと云ってもいい典型的なスタイルに仕上がった。 自然派ワイン・ボジョレ・ヌーヴォの原点である。 歓喜と規律をもって収穫された葡萄達が、我々を喜ばせるために、ワインに変身してくれた! 造った本人、アレキサンドルも思わず笑顔になってしまうヌーヴォーが完成!!

19
Oct

自然派の原点マルセル・ラピエールが開始したマルセル・カンボン・ヌーヴォー

マルセル・ラピエールとシャとは幼馴染の親友、この二人とマリー・ラピエールの3人で始めたシャトー・カンボン。 今は、マルセルが抜けたカタチになっているけど、マルセルのエスプリと原点の造りはここカンボンに生きている マルセルと共に初期から自然派ワインを伝道してきたこの二人が醸すヌーヴォーは自然派ヌーヴォーの王道!! マルセルの時代から蓄積された造りが原点として表現されている。 ヌーヴォーはやっぱりこれは絶対に外せない。 2020年は、世が妙なカタチになっている。そんな世相とは反対に天と地のエネルギーは最高の条件を満たしてくれた。 内容が詰まっているトビッキリ美味しいヌーヴォーが完成した。 今、世界が必要としている“力強さ”と“爽やかさ”を備えている。 ヌーヴォー解禁を機に世の流れを変えよう!! 若き人達も素晴らしいヌーヴォーを醸しているけど、やっぱり原点は大切!絶対に外せない!!

28
Août

熟年パワー炸裂の Ch-Cambon シャトー・カンボン、今後がさらに楽しみ

2017年ミレジムが素晴らしい状態に仕上がりました。近々に日本に出荷される予定です。 好ご期待!! ★Cuvee Chat キューヴェ・シャは軽く冷やしてグイグイと飲める気楽なヤツ。いつでもどこでもグイグイと入ってしまう。 価格的にも求めやすく、レストラン、ビストロ、ハウスワインにもピッタリ。 ★Ch Cambon 17 自然な青狩り状態で生産量が極端に少なかっただけに濃縮感があり、でも爽やかなガメ風味が 残っている。      ★Brouilly 17 ブルイィ 100歳の古木が沢山生き残っている畑のブイィ。 素晴らしい濃縮感、柔らかくやさしいタンニン、花崗岩に地中深く入り込んだ根っ子が吸い上げた ミネラルがタップリ。 グラン・ボジョレといっていいだろう。ゆったりとした大き目なグラスで飲んで欲しい。    Château Cambon avec puissance expérimentée Bon Millésime 2017!! Ils arrivent bientôt au Japon. Un Millésime bien attendu!! Cuvée Chat Raflaîchi légèrement au frigo, un vin agréable et facile à boire à tout moment, où que […]

28
Août

次々と進化する CH-CAMBON シャトー・カンボン

CH-CAMBONシャトー・カンボンは、あのマルセル・ラピエールが幼馴染で親友だった CHATシャとマリー・ラピエールの3人で買い取った醸造元。 マルセル亡き後は、この二人で共同経営している。 この陽気で前向きな二人、次々と未来への投資をしながら進化している。 2年前にBrouillyのアペラッション・100歳を超える古木の最良の畑を買い取った。 その貴重な古木の枝を使ってセレクション・マサルの苗木を作成中。 今年は白ワイン用のシャルドネ品種の植付けを行った。2hまで増やす予定。 醸造所の改装、新発酵槽の購入、オフィスの設置と大進化中。   モルゴン村に住んでいたマリーさん、カンボンの一部を改装してここに住みつくことを決意。 最近、チョット、気合が入っている。   Château Cambon en plein développement sans arrêt Ch-Cambon avait été acquis par trois personnes: Marcel Lapierre, son meilleur ami Chat et Marie Lapierre. Depuis le décès de Marcel, Marie et Chat, copropriétaires, continuent à travailler ensemble. Positifs et énergiques, ils investissent toujours pour […]

28
Août

2018年Château Cambon シャトー・カンボン、素晴らしいミレジムになりそう!

Marie Lapierreマリー・ラピエールさんの笑顔がもの語っている。 マリー『長いこと、こんな葡萄は見なかったわ!』 シャChat『ここ数年、毎年違った気候変化でまともな葡萄が少なかった。特に昨年は異常に少なかった。今年に賭けていたよ!今年はこのままいけば、色んな意味で過去最高になるのではと思うよ!』   シャの愛称でボジョレ中の人達に愛されているシャモナールさんもご機嫌でした。 カメラを向けると硬い表情になって、なかなか笑わないのでチョット脅かしながらシャのやさしい顔の写真がとれた。 この笑顔で今年2018年の葡萄の状態を想像してください。 今年はこの二人とも気合十分です。 畑も18ヘクタールまで増やすことになりカンボンも飽くなき進化を続けている。   冬、春の雨で地下水にタップリ保水されている。 もう長い自然栽培で根っ子が地下深くまで伸びている。 必要な水分を確保しながら7月、8月の連日の晴天で理想的なバランスで葡萄が熟している。 まだ、すべての葡萄が発酵槽に入るまでは、何があるかわからない。 収穫が終わるまでこの状態で続いて欲しい。 収穫は9月3日になりそう。このままでいけば2018年は凄いミレジムになりそうだ。   2018 Château Cambon: Millésime sensationnel!! Le visage souriant de Marie Lapierre s’exprime tout. Marie dit: Depuis longtemps, je n’ai jamais vu de tels raisins magnifiques. Chat dit: Depuis des années, nous avons peu de bons raisins à […]

14
Avr

自然派の源流・試飲会・ボジョロワーズ -NO3

B.B.B―BEAUJOLOISE-La source de Vin Nature ★CHATEAU CAMBON シャトー・カンボン マルセル・ラピエールの幼馴染でいつも行動を共にしていたCHATシャ(ジャンクロード)は、マルセルがカンボンを購入した時も共同で出資した。マルセルとの共同経営者。 . シャトー・カンボンも16年産は新しいテロワール★Brouillyブルイィが加わりました。 素晴らしくミネラリーで真っ直ぐなタッチに仕上がってました。これは買いです。 . ★CHATシャ、(猫のラベル) 価格も安目で、軽やかでグイグイ飲める美味しいガメです。 ★DOMAINE CHAMONARD ドメーヌ・シャモナール CHATシャ(ジャンクロード)の自分のドメーヌ。 フルーリーとモルゴンに畑を持っている。 どこまでも優しいタッチのガメ。スーット体に入っていくスタイル。 貴重な古い年代の自然派ワイン シャは、常にボジョレの古いヴィンテージのワインをまとっまた量のストックを持っている。 SO2なしのワインは、長期熟成しない、と思い込んでいる人に飲ませたい。 ★MORGONモルゴン1997年ビンテージを持参。 20年前のガメ、もうピノッテしていて、繊細な年のブルゴーニュ・ピノノワールだった。 ガメ品種がピノノワール品種の従兄だと云われるのが理解できる一本。

1
Sep

マルセル・ラピエールのCH-CAMBON シャトー・カンボン情報

マルセル・ラピエールのCH-CAMBON シャトー・カンボン情報 マリー・ラピエールとマルセル・ラピエール(シャトー・カンボンにて) ラピエール・ファミリーは1995年にシャトー・カンボンを購入した。ボジョレ地区において別格の歴史と由緒あるカンボン一族が築いたシャトーを手に入れることができた。カンボン氏の名はフランス中に“カンボン通り”という道があるくらい有名で尊敬を得ていた人物だった。1900年代の初頭、フランスと英国の国際関係で画期的な活躍をした人物だった。そのカンボン・ファミリーがずっと管理していたシャトーと畑をマルセルが95年に購入する栄誉を得た。 畑、醸造所を少しずつ整備して15年の歳月が過ぎた。 名誉あるカンボンの名にふさわしいワインを造るべく自然栽培・自然醸造を実施してきた。畑は14ヘクタールあり、粘土質土壌である。今はマリーさんが担当している。 カンボンの名にふさわしいワインが実現。 日本のインポーター、テラ・ヴェールの片岡社長の訪問 テラ・ヴェール社がシャトー・カンボンの輸入代理店に決定 片岡社長からテラ・ヴェールの経営理念の説明を聞くマルセル ラピエール。ファイン・ワインへの輸入販売へとシフトしていく方針を説明。 両者の接点が見出され、2010年8月よりテラ・ヴェールが シャトー・カンボンの輸入代理店になることが決定。 行動派の片岡社長は、打診があったその週にカンボン訪問を決意し、即マルセル・ラピエールと面会に臨んだ。 本物ワイン伝播にかける情熱と行動にマルセルも喜んで合意。 乾杯はマルセルの友人シャンパン“ドラピエのブリュットナチュール”で! マルセルが片岡社長に自分の今日までの変遷を語る! ドラピエ・ブリュット・ナチュールを飲みながら団欒 マルセル『お父さんから醸造所を引き継いだのは1973年23歳の時でした。それまではワイン学校でワイン造りを勉強していました。当然、学校で勉強した通りに除草剤を撒いて、化学肥料を使用し、補糖やSO2の大量添加も実施しました。そして人工酵母を使用する当時の最先端のワイン造りをも開始しました。それまで私のお父さんは自然な栽培、醸造を普通にやっていました。学校を出てディプロマを取ったばかりの私は、お父さんのやってきたことを全て最新の方法に切り替えました。その事について、私のお父さんは一言も口出しをせず見守っていました。3年程経過して自分の畑の変化に疑問を持ち始めた、畑が固くなっていくのを目の当たりにした。そして、自分の造ったワインが飲めなくなってしまった。それを期にお父さんがやっていた自然な栽培、自然な醸造に少しずつ戻していった。そして1978、79年に大樽一つ分を自然な醸造を試作した。 そして80年は大樽二つ分の自然醸造をやった。これが大評判になった。村のお年寄りに“昔のボジョレ・ワインみたいだね!”と云われて嬉しかった。そして、当時、有名だった画家が私のワインを気に入ってくれて、ジュル・ショーヴェ先生を紹介してくれました。それから、9年間はジュル・ショーヴェ先生について自然なワイン造りを科学的手法によって造る方法を学びました。 そして、ジュル・ショーヴェ先生の友人だったリヨンの偉大なる料理人アラン・シャペル氏にも紹介してもらいました。ジュル・ショーヴェ先生はアラン・シャペルが新人のころから色々相談していた。アラン・シャペルも絶大な信頼を先生に寄せていた。何か新作の料理ができると必ず先生を呼んで最初に食べてもらって意見を聞いていたのです。それ以来アラン・シャペルさんは私の処によく寄ってくれるようになって色々指導してもらいました。私のワインをレストランで使ってくれていました。87年には私のワインを使ったカーナール・オ・モルゴンがメニューに入り、大人気でした。収穫の時は、“ジュルネ・ド・ヴァンダンジュ”収穫時期の一日をアラン・シャペルと過ごす日に充てて収穫の喜びを共に分かちあいました。』 マルセルがジュル・ショーヴェ博士やアラン・シャペルより学んだこと 『料理もワインも美味しさ・旨味の根源は素材そのものであること』 料理の世界でソースやスープの旨味 化学調味料で付けた旨味と素材の肉や野菜から抽出した旨味の違いは明白です。 ワインの旨味 よく耕して生きた畑で育つ健全な葡萄の樹の根っ子が地中深くから吸い上げたミネラルの旨味は格別です。 除草剤や殺虫剤、化学肥料で微生物が死に絶えた土壌で育つ葡萄の樹はミネラルを吸い上げる力がなく醸造上で人間が補糖したり、補酸したり人工酵母を使ったり、人工的テクニックを使わなければワインの旨味が出ません。人工的に加味した旨味、と土壌の旨味が区別できないプロの料理人やソムリエが多く存在するのは残念なことです。化学調味料の味噌汁と鰹だしの味噌汁の旨味の違いは日本人なら大半の人は理解できるはずです。 ワインの旨味も全く同じことです。 本物のワインの美味しさを求めて、ヴァン・ナチュールを! 本物の美味しさを造るには、安易な方法では得られないことは、料理人の世界では当たり前のことです。 ワインの世界も同じで、栽培上安易に仕事を楽にするために除草剤や化学肥料をまいたりすると、本物の旨味は得られなくなってしまいます。 マルセルはそんな本物の旨味を追求するワインをVIN NATUREヴァン・ナチュールと命名しました。 1960年代以前のワインはすべてヴァン・ナチュールです。1885年の格付け当時のボルドー・グラン・クリュも全てヴァン・ナチュールです。何故なら除草剤も化学肥料も人工酵母もまだ存在していなかった時代だったからです。葡萄の樹の根っ子が土壌の深いところから吸い上げたミネラルの旨味だったのです。自然派ワインを安易に批判する一部の料理人の方々には、表面上の美味しさだけでなく、もう少し深く洞察して頂ければと願っています。根本は料理もワインも同じことです。 2010年マルセル・ラピエール・ヌーヴォーの伝統のラベルが復活 シャトー・カンボンの畑で造るマルセル・ラピエール・ヌーヴォーは テラ・ヴェール社より2010年は、左記の伝統ラベルが復活します。 片岡社長は長い間、親しまれていたラベルの復活の選択をしました。 27月から8月末までの葡萄の色づきの変遷 2010年の夏は日本と違って比較的涼しい夏となっています。 毎年、収穫までに色んな事が起きます。今年も色んなことが起きました。 6月6日には大雨が降り、標高が高い斜面にある葡萄園は畑の土が流れて大変でした。 7月10日にはボジョレ北部に強烈な雷と嵐のような雹に襲われた。標高の高い北部の一部では多大の被害に遭いました。過酷にも80%も被害を被った醸造元もありました。 その後、ある程度の乾燥が続き、雹に当たった葡萄の実の傷口が乾燥したお陰で病原菌が大発生するのを避けられました。その後も中庸の太陽でゆっくり色づきが進み、順調に熟度が上がってきています。 ガメイ品種は強烈な太陽光線よりも中庸な太陽でゆっくり熟した方がフェノリックの熟成が綺麗に進みます。 8月後半に入って朝夕の寒暖差が大きくなり、ポリフェノールの最終熟成段階には理想的になってきました。 去年の強烈な太陽を思わせるパワフルな2009年ミレジムと違って、繊細な柔らかいガメイ品種らしいワインになりそうです。 幸いにもマルセル・ラピエールの畑は最小の被害を受けただけで順調に熟度が進んでいます。 繊細な果実味のバランスのよいヌーヴォーになりそうです。