25
Sep

STCメンバー、                               クリスト・パカレのボジョレ・ヌーヴォーを利く

まだ仕込み中のヌーヴォーを日本人で最も早く利く。 圧搾機で絞って間もないヌーヴォーは、アルコール発酵の真っ最中、まだ糖度が残っている でも、果実味の濃縮感、フレッシュな酸などはこの時期でも判別できる。 今年は、12から12.5度前後で軽やかで繊細な果実味のグイグイいけるヌーヴォーになりそう。 普段ワインを飲まない人でも、一挙にワインファンになってもらえそうなヌーヴォーになりそう!!    小売店の皆さんは日本に報告しなければならない。 写真をとってその場で日本に送付。 凄い時代になったものだ。 東京の豊洲にあるAOKIではもうヌーヴォー予約を開始している。 蔵から即日本へ、ヌーヴォー試飲のコメントを送る。 大阪、パントリーなどを展開する大近社の木村さんは、物凄い予約数を目標にしている。 即、情報送付。   八丈島の山田屋さんも気合が入る。人口7500人の島民の皆さんが山田さんの情報を待っている。 愛知県田原市の渥美フーズの皆さんも気合が入る。  

25
Sep

BMO社の山田恭路さんが主催する小売店グループ               STCのメンバー

  本物ワインを日本における日常化への挑戦を続けるSTCグループ。 本物ワインを特殊な小さい市場で終わらせない。普通の生活場面で普通に飲んでもらおう! という活動をしている。 STCとは? 本物ワインをカタチつくっている大切な3つのこと。天、地、人を意味している。 Soleil  ソレイユ 天 太陽、銀河系、宇宙、光 -水、温度、空気、引力、浮力 Terre  テール 地 大地、地球、土壌、-鉱物ミネラル、生物、微生物 Coeur  クール 人 心、情熱、勇気、志、気 -人、哲学、性格、生き方 日本全国に約300店舗ほどの販売拠点を持つ小売店グループです。 毎年、フランスまでやって来る熱心な小売店グループです。 やっぱり、本物を、自分の目で確かめるツアーをやっている。    最近、ボジョレ・ヌーヴォーをやらない小売店が日本で増えている。 STCグループでは、ドンドン積極的にヌーヴォーを攻めている。 何故? 普通の人が最もワインを飲んでくれる絶好のチャンスだから! 普通の人に飛びっきり美味しい本物ワインを飲んでもらえる機会は絶対に逃さない! その為に、20周年の記念の祝いも兼ねてクリスト・パカレまでやって来て収穫体験。         

18
Déc

本当に自然派ワインが日本に浸透するには、普通の人に飲んで欲しい!!NO1

(Christophe Pacaletクリストフ・パカレ au Japon―南大沢のサカガミ社の店グラン・ルパGrand Repas) 自然派ワインを特殊な世界にとどめておいては、進展しない。 一部のマニアの世界に籠っていては広がらない。 日本の日常の深いところに入っていってほしい。 普通の人、隣のお姉さん、向えのおばさん、お兄ちゃんに飲んでほしい。 普通の人が食品を買いにくる“場”に自然派ワインを置けないものか? そして、手に取って、買ってもらえるようにならないか? この実現こそが、日本の日常の深いところにまで自然派ワインを広めることに繋がる。 誰かがやらなければ進んでいかない。 日本には、良質な食品、本物指向の食品を販売して採算を合わせる質販小売店(Epicerie fine)が存在する。 BMO社の山田恭路さんが組織するSTCグループがある。 良質な食品を買いにくる普通の人に、自然派ワインを普通のワインとして販売しているお店が日本中にある。 今日は東京、京王線の南大沢にあるサカガミグループの良質食品を販売する店Grand Repasグラン・ルパ店にやって来た。    お店のウィンドウにクリスト・パカレの写真が一杯貼られていた。クリスト来店の告知看板も。クリストフもビックリ。    店長さんの荻野さんと店内見学。高品質な食品、生鮮の新鮮さに、元料理人のクリストフは驚き。 フランスでは考えられない食品の鮮度とプレゼンテーションに驚きのクリストフ。流石のサカガミ。 BMOの山田恭路さんの指導を早くから取り入れているサカガミグループ。      お酒売り場で私もビックリ。何と寺田本家の自然派日本酒がずらり揃っている。 醍醐のしずくがあるに感激。私も一本買ってしまった。本当は沢山買ってフランスに持って帰りたい日本酒。 荻野さんの自慢顔。もう何回も訪問しているとのこと。流石のサカガミ!           私の個人的な驚き。 静岡の出身の私はやはりお茶に興味がある。 何と私の中学の同級生である小柳君の会社のお茶を発見。 中学時代、私は剣道部の部長、小柳君は副部長で剣を一緒に交えた仲間だった。 嬉しいかぎり。 醤油やお酢だけでもこれだけの種類が並んでいる。    それぞれの食品、調味料の高品質ものが多く、選択の楽しみがある。 フランスに持って帰りたい食材が多い。 幾つか購入。 こんな商品が揃ているお店なら こんな商品を買いにくるお客さんなら 自然派ワイン、本物ワインがピタリとくる。 .私の個人的な驚き。 静岡の出身の私はやはりお茶に興味がある。 何と私の中学の同級生である小柳君の会社のお茶を発見。 中学時代、私は剣道部の部長、小柳君は副部長で剣を一緒に交えた仲間だった。嬉しいかぎり。

21
Sep

発酵中のタンクの横で“食”を共にし、お互いの人となりを知る

Capriers カプリエ醸造・ラングドック地方Cotes de Thongueコート・ド・トング・STCツアー 葡萄木の枝を焼いて造った炭で焼いたソーセージと串焼き肉を造ってくれた。       そして、マリオンさんが自家栽培の野菜で愛情のこもったラタトゥイユを造ってくれた。 食べながら飲むとカプリエのワインの偉大さが浮かび上がってくる。 この酸が、果実味が、食べ物をより美味しく引き立ててくれる。           何よりテーブルを共にして、一人で一人が紹介し合う。 醸造家にとって、自分のワインを遠い日本で売ってくれている人達と実際に話しができるなんて凄いこと。 造り手と売り手の心が繋がることは、超大切なこと! ワインはエモーション!ワインは人! 人と人が繋がっていく。 「天」「地」「人」が、つながって共生していく。 これがワイン!!

21
Sep

Ch-Aiguillouxシャトー・エギュイユ: STCグループのお父さん役のフランソワ

ラングドック地方Corbieresコルビエール・STCツアー 皆のお父さん、フランソワ・ルマリエさん。 いつも冗談を飛ばしてみんなを笑わせる明るい性格。 若き頃、農業技師としてアフリカへ農業指導をしていたフランソワ。 1982年にフランスに帰国して、ここコルビエールの雄大な自然が広がる大地に定着。 今では、この明るい性格で、コルビエールを代表する名物おじさんフランソワとなっている。 多くの人から愛されている。 BMOの山田さんとは98年から付き合っている。 安くて、自然で、美味しい、3拍子揃ったワインのCh-Aiguillouxシャトー・エギュイユは、STCグループにとってはなくてはならない存在のワイン。 特に、オレンジ色ラベルのCUVEE Soleil Terre Coeurキューヴェ・ソレイユ・テール・クールは、STCグループの為に造ってくれた特別なワイン。 エッ!!この価格で、この品質 !! 驚きの日常ワイン。 真っ白な石灰質土壌に育つ樹齢が70歳という古木のカリニャンが主体のワイン。勿論、ビオ栽培。

20
Sep

私達はワインで日本の日常を変えます!!

St Jean de la Ginesteサン・ジャン・ド・ラ・ジネスト醸造 STCグループは全国で販売拠点が200店舗を超える。 流通業だからできることが沢山ある。     100歳を超える古木で1000円台前半から後半の価格帯で、日常で飲める美味しワインです。 安くても美味しく健全なワインは大切です。     

20
Sep

女流細腕奮闘記  サン・ジャン・ド・ラ・ジネスト醸造               St Jean de la Gineste

     ラグビーのナショナル・チーム代表にも選ばれたラグビーマンのMR Bacaveバカーブさん(夫)の追っかけファンだったMarieマリーさん。 数年前に夫を亡くした。気丈にもここコルビエールで、世界遺産級の古木のある葡萄園を立派に続けているマリーさん。。 夫を亡くした後は、心労が重なり癌にもなった、それも克服した。 今はすべてを乗り越えて、人間として一階段上の達観の境地、夫の意思を継ぎ、ワイン造りに励むマリーさん。 今日はもう15年以上も一緒に働いている日本のファミリーが訪問。 苦しい時期に、日本のファミリーSTCグループが励ましの訪問をしてくれて、勇気づけられた。 マリーさんにとっては、とても大切なファミリー。 日本の皆が、自分のワインを待っていてくれる事を思うと頑張れる。 お互いに、お互いを必要としている。ワインを通した深い繋がり。 共生の世界。 今は、娘のCamilleカミーユも一緒に働いている。嬉しい限り。      

20
Sep

STCメンバー、西南部地方のElian Das Ros           エリアン・ダロス醸造へ

ここ西南部地方で、感情まで伝わってくるようなワインを造るエリアンにどうしても逢いたかったメンバー。 今回のメンバーの中には、初めてフランスに来た人が多い。 西南部地方のマルマンドというマイナーな産地まで来たワイン関係者は希少だ。 Elian Das Rosエリアン・ダロスはあのプレステージな醸造家の集まりレ・ジャン・ド・メティエ組織のメンバーでもある。 そして、多くの三ツ星レストランにもオン・リストされている。 日本ではまだ無名に近いけど、トビッキリ美味しいワイン、世界中の愛好家から引っ張りだこの造り手である。 この西南部地方の独特な品種の一つマルベック品種を食べてみる。 葡萄自体があまりにも上品な美味しさに感動の面々。 マルベック品種は葡萄実の皮が薄くて繊細な品種であることはあまり知られていない。非常に上品な味わい。 土佐山田ショッピングセンターの三谷さん、サカガミの日野さん     渥美フーズの森さん  ,大近の久米さん     エリアン・ダロスはアルザスのビオ・ディナミ農法の大家Humberechtフンブレヒト醸造で5年間も修業した。 そのエリアンが栽培したマルベック品種は特別だ。 食べて美味しい葡萄を仕込めば、美味しいワインができるのは当たり前。 19ヘクタールの畑を庭師のように丁寧に世話をしているエリアン。 醸造も熟成もすべての段階での作業の精確度プレシジョンPrécisionレベルが半端ではない。 緻密な液体は偶然にはできない。一つ一つの作業の積み重ねであることが理解できる液体である。 1)希少な品種Abrieu アブリューも栽培している。除梗なしのグラップ・アンティエール、マセラッション・カルボニック醸造、勿論、自生酵母のみ、軽快でグイグイいけるタイプ。 2)Chante coucou シャント・クク  ここ西南部地方は大西洋気候と内陸気候、南仏の三つの影響を受けている。  その三つの地方の葡萄品種を掛け合わせたワイン。 メルロー、カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン、マルベック、シラー品種。 構成のしっかりとしたワイン、でも2年熟成してからの出荷なので、すでに柔らかく飲み頃になっている。 グイグイ系のワインが多いなかで、貴重なワイン。 3)Clos Baquey クロ・バケ  このワインこそ西南部地方のトップ・ワイン。 エリアンが現在の段階で、可能なすべてを尽くしたワイン。 このワインがフランス中の星付きレストランに入っている。 カベルネ・フラン35%、メルロー35%、アブリュー15%、カベルネ・ソーヴィニョン15% 自生酵母のみ、ビン詰めまで酸化防止剤の添加なし。 樽熟22カ月、コンクリート槽12カ月、ビン熟14カ月の長期熟成期間。 収穫から瓶詰まで4年の熟成を経て、飲み頃になってから出荷する贅沢な造り。。 エリアンがアルザスから戻って、ここでワインを造りだした初リリース98年。 19年の歳月が流れ、常に問題意識を持っていろんな試作を重ね、現段階でたどり着いた最高傑作である。 一人の男が精魂を込めて造った西南部地方の最高峰のワイン! 一度は試す価値あり! きっと、大きな発見がありますよ。

19
Sep

ボルドーのビオディナミ農法、Ch. Jean Faux シャトー・ジャンフォー

STC ツアー Bordeaux/ Côtes de Castillon ボルドー、コート・ド・カスティヨン STCグループのメンバーがもう10年も一緒に働いている醸造元シャトージャンフォー訪問。 毎日、店のワイン売る場で見ているワインの蔵、畑、を歩く。 ジャン・フォーのパスカルの話しをききながら。 今年はフランス中で4月の寒波で霜の被害が出た。 このボルドー特に右岸のサンテミリヨン、カスティヨンはひどくやられた。 でも、ここでは霜の被害を逃れることができた。 それはパスカルの読みの深さによる。 ここ数年、早く暖かい春がやってきている。霜の危険性をずっと危惧していた。 パスカルは、対策として剪定を徹底的に遅い時期に短時間で実行することをやっていた。 剪定を遅くすれば芽が出るのが遅くなるからだ。 普通の醸造家は、収穫が終わって12月頃から剪定をはじめる栽培家が多い。 剪定の時期が早ければ、芽がでるのも早い。 霜の危険性が増える。 パスカルはギリギリまで待って、3月の末に大人数の人を導入して一挙に剪定することにした。 人件費はかかるけど、思い切って実行した。 3月末に剪定する栽培家などほとんどいない。 でも、パスカルは実行した。 霜被害を逃れた。 こんなに立派な葡萄がなっている。 蔵元の家族と共に過ごすひと時。ワインを深く知るということは、人を深く理解することでもある。 何故? ワインは人だから。      人には大切な家族がいる。 Passionで感情が伝わるワインには家族の結束なくてはできない。 もっと大切な人の部分に触れることは何よりも大切なこと。

19
Sep

STC グループの精鋭メンバーがボルドーに集合!

Ch-chainchonシャトー・シャンション訪問 (côtes de castillonコート・ド・カスティヨン) 日本の流通業界には凄い人達がいる。 質販スーパーという業態の小売店が存在する。 当たり前のナショナル・ブランドの商品より、無名でも品質の良い、安心、美味しい商品を中心に品揃えして、販売努力する中小スーパーが全国に存在する。 エッツ!こんな商品がこんな街で売れるの?という商品でも、 確固たる意志をもって、売り切ってしまう業態を展開している人達がいる。 大手スーパーの隣に位置しても、微動だにしない経営をしているスーパー業態。 それが、STCグループの質販スーパーである。 ★愛知県の渥美フーズ、中部地方5店舗   ★大阪の大近、近畿地方に33店舗 ★北海道のJR・フレッシュネス・リテール 10店舗、★高知県の土佐山田 3店舗 東京のサカガミ 10店舗 日本全国から精鋭5社がボルドーに結集!! シャトー・シャンション醸造(コート・ド・カスティヨン)を訪問。 10年前からビオ栽培をはじめ。この価格で、この品質というワインを造っている。 ボルドー右岸のサンテミリヨンの隣村コート・ド・カスティヨン地区の蔵。 STCグループではもう15年程前から扱っている。 今回は新商品が登場!! Le Soutien-Gorge Rougeル・スティアンゴルジュ・ルージュ チョット、レトロ風の写真のラベル、佳きフランスの時代、人々がまだ時間的にも余裕があって、より人生を楽しんでいた時代のイメージ。 新商品を強い意思を持って導入するメンバー。 やるからには、現地訪問、畑を歩いてみる。造り手の“人”なりを観る。 スーパーで偶然には、ワインは売れていかない。 売れるのではなく、売る!のである。    畑を見る。      造りを知る。        このワインを造ったいきさつを聞き、販売促進のポイントを探る。     偶然にはワインは売れていかない。売れる商品ではなく、売る商品、売りたい商品を発掘する。 造り手と販売者の深い繋がりと、ここまでの努力が、ヒット商品が生む。