13
Nov

2019年にESPOAグループはラフォレーにこのメンバーで訪問しまし

ESPOAのワイン戦略は、ただ売るだけではない。 限りなく造り手との心の通った付き合い方をしている。遠い親戚のような感じ。 造り手にとっても誰がどんな風に、自分の造ったワインを紹介・販売してるかを知っていることは大切なことだ。 造り手にとって、美味しいワインを造れば、それで完了ではない。 その先に、売る人達のことも考えて、飲んでくれる人達とも心を通わせられるようなワインを目指している。 ESPOAワイン戦略はワインを通して造り手から飲み手までが心で繋がって、“喜び”が倍増していくことを目指している。 更に、ESPOA店が、自分のお客さん達とツアーを組んで、造り手までやって来る。 エスポアワイン戦略は、もうそこまでのことを実現している。

28
Oct

あれから一か月半、ラフォーレ醸造のヌーヴォーが瓶詰された

収穫から一か月半が経過すると、畑の景観もすっかり紅葉していた。 葡萄木が青々として見事な葡萄房を、楽しそうに摘まれていってからたったの一か月半。 もうヌーヴォーが瓶詰されました。 ここラフォーレ醸造では、毎年熟度が高い葡萄をヌーヴォーに使用する。 なんと13度を超すアルコール度にも関わらず、酸もあってタップリの果実味を備えたスタイル。 ヌーヴォーというよりワインとして素晴らしいバランスに仕上がりました。 あの葡萄達が、助っ人仲間の酵母達の力を借りて、もう液体に姿を変えて、我々に“喜び”と“勇気”を与えてくれる楽し飲み物になっていました。 醸造家にとっては、気が休めない一か月半、やっとこれで一息つけられます。 お父さんのジャン・マーク、後継者のピエール、トーマもよく頑張りました。ありがとう。Merci !! いよいよ、ヌーヴォーの季節がやって来る。

20
Sep

18年ラフォレ・ヌーヴォーは濃縮感タップリ、その上に                フレッシュな酸もあり! No.3

蔵ではトマ、ピエールが醸造に奮闘中。   醸造中のヌーヴォーを試飲しました。 まだアルコール発酵の真っ最中で糖度も残っているけど、濃縮感抜群! その上、フレッシュな酸ものこっている! まさにラフォレ・ヌーヴォー良い年の典型的なバランス。    フランスの無形文化財の伝統を守るラフォレ こんな風に、収穫人と家族の様に2週間を共に過ごす収穫は、ワイン造りの伝統であり、フランスの 大切な無形文化財である。 これがだんだん少なくなってきている。   ただ、喜びも歓喜もなく、葡萄を摘み取るとう作業だけをする無味乾燥的な収穫をする醸造元ばかりになってきた。 残念なことだと思う。 収穫の“喜び”は超大切! この愛情、エモーションあふれたヌーヴォーは美味しいに決まっている。

5
Sep

収穫直前のラフォレ醸造の畑をトマと歩く

16歳から学校に行きながらも、帰ってくると即お父さんのいる畑に行って手伝ってきたトマ。 顔つきも段々と精悍になってきて、頼もしくなってきた   コート・ド・ブイイの丘の北側に位置しているラフォレ一家の畑は、ボジョレの中でも早熟の区画である。 5月の大雨による湿気の多い時に、温度が一挙上がってきてこの区画にベト病が大発生した。 でも、トマとピエールは休みなしで畑仕事をして何とかクリアできた。 その後の晴天続きで順調に葡萄が育っている。隣近所の畑ではベト病にやられて悲惨な状況となっていた。 ラフォレ一家の畑は健全な葡萄が育っている。18年産は素晴らしい年になるだろう。      18年のヌーヴォー用の区画も完璧の状態だった。 ラフォレ・ヌーヴォー18もトマとピエールがトビッキリ美味しいヤツを造ってくれるだろう! ご期待ください。    Juste avant la vendange, avec Thomas dans les vignes de Laforest Depuis l’âge de 16 ans, après l’école, Thomas allait aider son père dans la vigne. Il est de plus en plus passionné et motivé. Les vignes de Laforest sont situées au […]

5
Sep

ボジョレの伝統スタイルを残す数少ない醸造元                    ラフォレ一家

私が大好きなファミリーだ。 気さくで、人間ぽくて、ワインをとうしての人と人の絆を大切にしている。 ジャン・マルクは月に一度、パリまでビストロ、レストランに配達に来ている。彼らとも親戚のような 付き合いだ。 昔のように家族が一丸となって栽培・醸造をやっている。 モクモクと畑にでて農作業をする。 収穫の時は、収穫人皆が喜びを分ち合い、家族のように楽しく正確に行う。ともかく心地良い。 だから、40年、30年間もここに収穫をやりにくる人達がいる。正に収穫ファミリーである。 お父さんのジャン・マルクが一昨年で正式には引退して、今は三つ子の内の二人トマとピエールが 継承した。 私は彼らがまだ幼い頃から知っている。(写真添付)3人の内の左からトマ、真ん中がピエール、 右がフィリップ。      トマはもう幼い頃からワイン造り目指していた。だからもう16歳の頃からお父さんと一緒に畑に行って手伝っていた。 ピエールはずっと遅く、何をやるか迷っていたけど、19歳の頃にワイン造りをやることを決意した。 お父さんのジャン・マルク65歳、正式には引退したとはいえ、元気満々の体力。 毎日畑に出て手伝っている。 色んな意味でジャンマルクはラッキーな人生を送っている。 ボジョレの伝統を維持するには、働き者の奥さんが必要。マルティーヌはバリバリ働くスーパーママ。 今日は、二人の馴れ初めを聞いてみた。 フランスではよくある典型的なパターン。フランスの田舎では、村が主催のダンスパーティー(au Bal)がある。 日本で云えば盆踊りのようなもの。そんな時によくカップルができあがる。 ジャン・マルクも村のダンスパーティーでマルティーヌに巡りあった。 当時の写真をもってきてもらった。 ジャン・マルク21歳、マルティーヌ18歳の時だった。 ジャン・マルクは一目惚れ。強烈なアタックを仕掛けて美人のマルティーヌを仕留めた。 マルティーヌも醸造元の娘だった。当時は牧畜、農業、葡萄栽培・ワイン醸造と皆兼業だった時代。 マルティーヌは農業の仕事が何たるかを、よく知っていた だから、即、強力な戦力となった。 働き者のマルティーヌのお蔭でこの伝統を守られているのは間違えのないところ。 こんなファミリーが私は大好きだ。ワインにファミリーの愛情、エモーションが感じられる。   Style traditionnel Beaujolais: La famille Laforest J’adore la famille Laforest. Ils sont naturels et humains, respectent les relations amicales avec des gens […]