収穫から一か月半が経過すると、畑の景観もすっかり紅葉していた。
葡萄木が青々として見事な葡萄房を、楽しそうに摘まれていってからたったの一か月半。
もうヌーヴォーが瓶詰されました。

ここラフォーレ醸造では、毎年熟度が高い葡萄をヌーヴォーに使用する。
なんと13度を超すアルコール度にも関わらず、酸もあってタップリの果実味を備えたスタイル。
ヌーヴォーというよりワインとして素晴らしいバランスに仕上がりました。

あの葡萄達が、助っ人仲間の酵母達の力を借りて、もう液体に姿を変えて、我々に“喜び”と“勇気”を与えてくれる楽し飲み物になっていました。
醸造家にとっては、気が休めない一か月半、やっとこれで一息つけられます。

お父さんのジャン・マーク、後継者のピエール、トーマもよく頑張りました。ありがとう。Merci !!
いよいよ、ヌーヴォーの季節がやって来る。