17
Fév

孤高の醸造家ニコラ・カルマラン

(Les Affranchis レ・ザフランシ試飲会) 人里離れた山の中で一人で孤軍奮闘のニコラ。 マルセル・ラピエールのことを大好きだったニコラは、マルセルの畑から分けてもらったガメ品種を栽培している。 太陽がなかなか現れない山の中でワインを造る。 フェール・サルバドールという特殊な葡萄品種から、薄めの色合いの中にスーット伸びてくるミネラル感がたまらない。 マルセルから教授された自然なワイン造り、自生酵母、SO2の添加なし、除梗なしのセミ・マセラッション・カルボニック醸造。   (問合せはイーストライン社です)

17
Fév

トビッキリ美味しいロゼ・ペティアンPETARペタール

(Les Affranchis レ・ザフランシ試飲会) グレープフルーツのような爽やかな酸とイチゴ風味の果実味があって、その上に綺麗な泡が 乗ってくる。 グイグイやらずにはいられない。 25歳のシラ品種、なんと15hl/hしか収穫量をとってない。果実味がのっている筈。 人気抜群のペタールは、売り出すと即完売してしまうワイン。   こんなワインを造るのはDomaine des AMIEL アミエル醸造のエメリックだ。 ここラングドック地方に異質の爽やかな光と変化をうながしている天才肌のエメリック アルゼンチン、チリ、カルフォルニア、南アフリカに行ってワイン造りを経験して、先祖代々伝わっているラングドック地方の葡萄園に戻ってきた。 次々と新しい発想で新しいタイプのワインを造り出しているイノベター。 斬新なラベルで世にだしている。 造りは勿論、bio栽培、自生酵母、SO2(酸化防止剤)など添加なしで、クリアなワインを実現。 Amielアミエル醸造のワインから目を離せない!! (問合せはBMO社、トロワ・ザムールにてワインあり)        

17
Fév

信念を極めている醸造家

(Les Affranchis レ・ザフランシ試飲会より) レ・ザフランシの会場では、トビッキリ極めた技をもって仕事をしている三銃士。 私が心より尊敬する三人。 ★Jean-Claude LAPALU ガメ品種をトコトン追究しているジャンクロード・ラパリュ エッ!これがガメ品種っと驚くような水に近いスタイルから濃厚なスタイルまでのガメの側面を魅せてくれる。 独自の創意工夫で造りあげた自分のスタイル。 特に2018年は思うようにできたミレジムだった、と言い切るジャンクロード。 (問合せはクロスロード社)      ★Marc PENOT マーク・ペノ  ムスカデ品種を、エッ!これがムスカデ?!と驚くようなユニークなスタイルを造りあげた ムスカデ名人。 北の地でゆったり感とミネラル感を共有させてやさしいムスカデ果実味を表現できる人はマークしかいない。名人芸だ。 18年は過去最高のミレジム、と言い切るマーク。(問合せはエスポア社まで) ★Nicolas Carmaransニコラ・カルマラン フランスで最も寒い地区でもあるAurillacオーリャックの南の小さな集落Le Bruelル・ブリュエルにある。 誰もそこまで行く理由がないの行かない奥地の村で孤高にワインを造るニコラ。祖先がそこでワインを造っていた畑を再開墾して再生させて、冷涼な地でなければできないスタイルを造りあげた。誰にもマネできない超繊細なワインを醸している。18年は満足のいく年だった。 (問合せはイーストライン社まで)     

13
Fév

自然ワイン見本市の耐久レース開始

ここラングドック地方から来週のロワールの自然派ワイン展示会のLa Dive Bouteille まで長期耐久レース開始。先ずは、ヴァン・ドゥ・メザミから。 どの会場も年々拡大している。外国人バイヤーで殺到している。 特別に美味しかった造り手 ☆最近、酸、フレッシュさを残す為に、葡萄が熟す前に収穫するところが多い。 薄め、軽めのワインが多い。 でも、完熟させた葡萄を仕込んだワインの美味しさにこだわる蔵元もいる。 特別に文句なしに美味しい。 ★Domaine de La Garance ドメーヌ・ドゥ・ラ・ガランスのピエール。 ベテランの技が光るピエールのワイン。濃縮感ありながらも体に沁み渡って行く液体。 文句なしの美味しいさ。熟しながらも樹齢の古さからくる酸がキッチリ乗っている。 Les Armièresレザルミエールは特別なワインだ。 (問合せはディオニ社) ★Domaine Marcel Richaud ドメーヌ・マルセル・リショ からは今日はトマがスタンドに立っていた。 18年は湿気の為、病気で半分以上も生産量が減ってしまった。 マルセルは今日は山で家族スキーのため不在。 南ローヌの最古の自然派マルセルはレジェンド的存在。ベテランの味は流石である。 マルセルの醸すグルナッシュ品種は特別だ。 マルセルは云う『グルナッシュは完熟しないと本当の良さが出てこないいんだ。』 (BMO社) ★Domaine Lapierre ラピエール家からはマチュが参加していた。 18年は特別な年だった。品質も生産量も素晴らしい年だった。葡萄がよく熟した年でもあった。 特に、Cuvée Marcelは時別だった。ガメ―品種がよく熟した時の美味しさも素晴らしい。 (野村ユニソン社)      ☆薄めの中に特別にやさしい果実味とミネラルを表現したスタイルも、やっぱり美味しい。 驚きのラングロール文化圏内のこの二人、左から AD Vinum のセバスティアン・シャティオン (BMO社)と Le Clos des Grillonsクロ・デ・グリオンのニコラ・ルノー(ディオニ社)。 この二人のワインはグイグイ体に入ってしまう。    彼らのワインは感動的な美味しいさ!!

13
Fév

旅から旅へTokyo➡Paris➡Montpellier

昨日、日本からPARISに戻り、今朝、南フランスのMontpellierモンペリエの街に移動。 昨日の12時間のフライトでやや寝不足。 パリのガール・ド・リヨン駅からモンペリエまで約3時間。 パリを出ると直ぐ景色は雪景色で真っ白。 寒波でも来たのだろう。      明日からBio、ナチュレル・ワインの見本市が開催される。 毎年、この時期は見本市のラッシュ! Millésime Bio 2019 が来週に三日間に渡って開催。 その周辺で小規模のオフ試飲会が多数開催される。 明日の日曜日から開始、Vin de Mes Amisヴァン・ドゥ・メザミ、Les vignerons de l’Iréel イレール、Biotop wines, Les Affranchis レ・ザフランシ、Roots 66,と極めている醸造家がここモンペリエに大集合している。 また、新しい出逢い、そして既存の自然派の2018年産の進化を探りたい。 よし、気合を入れていこう! 南仏はやっぱりこの天気!! 地中海に着くとこんな感じ! もう最高!! パリ3度、ここ地中海は15度。 束の間のゆったりとした時間が流れた。 動中の静。

12
Déc

南仏ラングドックが育てたゆったりの旨味、                    モンカルメス!!

な、何て美味しいんだろう! Montcalmès 2011年!! 南仏の石灰土壌に育つグルナッシュ・ノワール品種。 ゆったりと豊かさの旨味。 自然な造りを好きな人も、クラシックなスタイルが好きな人も満足のいく新たな常識。 Frédéric Pourtalié フレデリック・プルタイリエ 1999年よりワイン造りをやっている。 私は初リリースよりずっと見てきた。 90年台の濃縮時代からフィネスの時代、自然な流れへと時代が変化してきた。 造り手の方も、飲み手の方も、時代と共に進化してきた。 そんな流れを読み取ることができる一本だ。 今日は、私の大好きなお好み焼き“きじ”六本木店に来ている。 シェフの戸田さんがトビッキリ美味しい魚介類お好み焼きや焼いてくれた。 南の太陽とお好み焼きソースの相性が素晴らしい!! (モンカルメスの問合せはサンフォニー社です)

10
Déc

本人も驚きの熟成マス・ロー・ブラン2013・流石の                    オザミ・デ・ヴァン

(Mas Lau Chez Aux Amis des vins) こんなワインが日本で寝ていたとは! ローラン・バニョルが初めて造った白ワイン。 60%ユニ・ブラン、40%シャルドネ。 買い葡萄で造った白ワイン。 南フランスでありながら、この酸。 ローランも自分が5年前に試行錯誤して造ったこのワインを飲んで感激。 当時の状況、発酵が終わった時、瓶詰した時のことを思い出して、こんな風に熟成したことに 驚いていた。 ローラン曰く、物凄く勉強になったようです。 今後の白ワイン醸造に役に立つヒントを、得たようです。 ★オザミの底力!★ ローランを見るなり小松さんは倉庫に入っていた。 そして、しばらくすると、丁度、温度もピッタリと冷えたこのワインが、さらりとサーヴィスされた。 やっぱりオザミは凄い!! オザミの小松さんのオスピタリティーの凄さは天下一品。 本当に有難うございました。

10
Déc

ウニどんぶり!!

築地場外は市場が移ってもあまり変わっていないのに安心。 ローランと歩いていると二人とも足が止まった。 ローランが住んでいる地中海でもウニがとれる。 1月には海岸沿いの街でウニ祭りもある。 ローランも大好きなウニ。 美味しそうなウニを身を殻からだしている最中。 もう、たまらない! ウニどんぶり!! 満足。

10
Déc

南仏ラングドックからローラン・バニョルが日本にやって来た!

   三拍子揃ったマス・ロー醸造。 1-自然な造りで、2-美味しくて、3-リーズナブルな価格 自然派って美味しいけど高いよね、という方へお勧めのワイン達を醸す男が来日! 2年前、待望の女の子が生まれて、張り切っているローラン。 ローランは今、2歳の女の子にくびったけ。 一週間だけお別れで日本出張。 人口400人のスヴィニャルグ村から東京にやって来た。 とりあえず日本の居酒屋へ。 まず日本ビールをあおり、大好きなお寿司に突撃。      今夜はザ・日本の居酒屋のツマミを食べながら一週間スゲジュール打ち合わせ。 東京、四国の土佐、石川県金沢と忙しく動き周る。 かなりハードなスケジュールが待っている。

22
Oct

濃縮感あって美味しいワインは、これからの季節に                    超大切!!

ラングドック地方のグラン・ヴァン、アルキエ醸造のLes Bastides D’Alquiere ラングドックに初めてシラーを植えたジャン・ミッシェル・アルキエのお祖父さん。 ラングドック最古の古木シラー品種! 南仏きっての銘醸地区Faugèresフォジェール。 独特な涼しいミネラル感をもたらしてくれるシスト土壌。 ゆったりとした大き目のワイングラスで、くゆらせて飲みたい。 豊満なボリューム感、旨み、それをシスト土壌のミネラルからくる涼しさでしめてくれている。 なんというバランスだ!! 美味しい赤身の牛ステーキに合わせたい!!    

28
Sep

C’est le Temps d’Apéro! アペロの時間ですよ!           Pot d’Anne ポ・ダンヌ

CPV Paris オフィスでは、仕事が終わる頃になると、誰からともなく“Apéroタイム”の言葉が 聞こえてくる。 今日はこの二人、Kisho, Mihoとともに。 ★Pot d’Anne ポ・ダンヌ★ ラングドックPic St Loupピック・サンルーにあるBeauthoreyボートレイ醸造とAnne Paillet アンヌ・パイエさんとのコラボ。 ボートレイのサンソー品種をAnne Pailletアンヌ・パイェさんが醸したワイン。 50%セミ・マセラッション・カルボヌック醸造、50%除梗のトラディション醸造。 フルーツの爆発!果実味タップリでありながらサンソー品種独特の軽やかさ心地よい! グイグイ体に入っていく危険なワイン!! 女性的なやさしいニュアンスで、気さくで、陽気で、人懐っこい、誰からも愛されるアンヌの性格 そのもの!     

5
Sep

Narbonneの街のPassionワイン専門ビストロ Célestinセレスタン

ナルボンヌの街に来てここに寄らないわけにはいかない。ワインビストロのセレスタンCélestinだ。 そうあのPassionnoの人Xavierイクザヴィエがいる。 今夜は、ラングドックでワインを造るガンちゃんこと岩田コキさんと奥さんのかなこさんとやってきた。 今夜はすべてブラインドテースティングで挑戦した。 結果は全滅でした。 イグザヴィエのワインセレクションのポイントがまだつかめていない。 私の知らないワインが多い。 流石パッションの人、アンテナの周波数が私とはチョット違う。 私の周波数ではとらえきれないワイン、面白い発見が沢山あった。 勉強になるな。   ガンちゃん作と私のアイデアもチョットだけ入っている“和”を開けた。 ピノ・ノワールとサンソーで造ったもの。 日本とフランスの調和、 南と北の調和、 剛と柔の調和 今、世は和を必要としている。 まだ狙ったものとは遠い存在、より“和”のイメージに近づけるようにガンちゃん頑張りましょう。 “和”へのイグザヴィエの的確なコメントは流石だった。最後にイクザヴィエが開けたのは、やっぱり ラングロールだった。    FBの世界でも“モナム-ル”で超人気のKanakoさん、南仏の超田舎に住みながら次への夢も考えて いるようでした。 “モナムール”のガンちゃんと仲良く“和”の世界を築いてください。   Bistro Célestin passionné pour Vin Nature à Narbonne Arrivé à Narbonne, je ne peux pas m’empêcher d’aller au bistro Célestin. Un passionné de Vin Nature, Xavier est là. Ce soir, […]

23
Août

8月21日、秋にお似合のワインテースティングが                    東京・銀座で!

サンフォニー・銀座オフィスにて、自然派の新進気鋭の日本初登場のワインが試飲できます。 秋のワインシーズンにピッタリのワインを揃えてますよ! ★トム・ゴティエ あのル・タン・デ・スリーズのアクセル・プリュファーと同じ村で新しい醸造家が誕生した。 アクセルから学んだ期待の新人Tomが古木からの葡萄を醸すトビッキリ美味しいワイン達が 日本初上陸!!    ★デビ・ディヴェルスのルイック ルシオン地方の自然派ワイン共和国ジャジャキスタン国の新しい国民! ジャジャキスタン共和国と云えば、ブー・ド・モンド醸造のエドワード、ポッシーブル醸造のロイックが 先住民。 そこにこの新人ルオックが参入。 何事もトコトン追究するタイプ、もう始めたばかりで、トビッキリ美味しいワインを造ってしまった。    その他、20種類ほど食とワインの秋にドンピシャリのワインばかりを揃えました! フランス・ツアーで仕入れたネタ話しを、まどか、から聞けますよ!!お待ちしています。   開催日:2018年8月21日(火) 時間:10:30~17:00 場所:サンフォニー東京事務所   東京都中央区銀座4-13-3 ACN銀座ビル4F  TEL 03-5565-8992 入場無料・フリーテイスティング