ALSACEワイン見本市Les Vins Libérés レ・ヴァン・リベレ-NO2

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7月16日にアルザス、クリスティアン・ビネールの蔵でALSACEワイン見本市が行われた。
面白かったのは、ブースの取り方。
普通は、醸造元ごとにブースを設置する。
今回はワインのタイプ別にブースが設置されていた。
つまり、
*グイグイ体に入る軽快タイプ
*マセラッションをやったタイプ
*テロワールがしっかりしたタイプ
*赤葡萄を仕込んだワイン
*発泡ものワイン
*新人ばかりを集めたタイプ
などワインのタイプ別にブースが設置されていた。

各醸造元の家族が分散して各ブースに立っていた。
多分、前もってそれぞれのワインの説明する内容をお互いに予習しておいたのでしょう。
ふつうの質問にはキッチリと答えていた。

飲む側からすると、よく知った醸造家達のワインをタイプ別に同時比較しながら飲めるのが実に面白かった。
特に発泡,微発泡ばかりを集めたブースは同時に泡を比較しながら飲めて面白かった。

アルザスの発泡ワインのスカットしたミネラリーな美味しさはシャンパーニュにはないものだ。
シスト土壌、花崗岩のミネラルを微発泡に仕込んだ時の美味しさは抜群だ!!
酸とミネラルの出方が素晴らしい!!
*Obi WiNE KenoBull ,Geschickt オビ・ワイン・ケノビュルは凄い! (ゲシクト)
*A Chacun sa bulle ・Eric KAMM ア・シャッカン・サ・ビュルもスカット美味しい!!(エリック・カム)

もう一つ、面白かったのは赤ワインばかりにブース
アルザスのピノノワールは造り手によってかなり違うので同時比較できるのは嬉しかった。
一つだけ驚愕のピノを発見!!
エッ!これアルザスのピノ?!
今回は、この一本と巡り逢えただけで,超満足。
あらためて皆さんにご紹介する時期があると思います。

やあー!!アルザスは面白い!!これからだな、と感じた。