加賀のテロワールは和酒 名門400年の歴史“菊姫”訪問

ボジョレ・ヌーヴォーを3時まで飲んだ朝、ホテルに森高さんから電話が入った。
『伊藤さん、寝てる場合じゃありませんよ!本物の日本酒、菊姫に行きましょう!』ということになり蔵元見学となった。
菊姫は心に響くさけだ!
実は、私は日本酒も大好きだ。特に菊姫は心に響く酒だ。20年程前に帰国していた時に東京神田のお酒屋“泉屋”の横田さんに飲ませてもらったのが最初だ。
そこを境に日本酒のイメージがガラッと変わってしまった。だからこの訪問は凄く楽しみだ!
ずっしりと芯のある日本酒は初めてだった。ワインのテロワールのようなものを感じる酒だ。
15年ほど前に菊姫の杜氏さんの山下さんがパリに来られた時、一緒に食事をしたことがある。

突然の訪問となったが、
伊藤 『突然の訪問だけど、森高さんアポイントとっているの?』
森高 『この地方じゃ、そんなものいらないよ!いつも行きたい時に行っている。』
一抹の不安が残るがホテルを後にした。

昨夜雪が降ってあたり一面が雪化粧だ。遠くに見える山々が美しい。

日本酒の伝統を守る 菊姫、柳社長


今日は最近出版した本について、新聞記者のインタビューがあるということで同席させてもらうことになった。
湯が沸いている囲炉裏のある部屋にドカッと落語名人のように座っている。
滔々と日本酒酒造業界の歴史的話、なぜ今若者の日本酒離れがおきているか、一般に普及している日本酒が如何に手抜きした造りをしているか?
新聞記者さんがいたお陰で日本酒業界の全体像が見える話を聞けた。
柳さんの話を聞きながら、フランスワイン醸造業界と同じだな!と興味深く聞かせて頂いた。
フランスでも若者がワインを飲まなくなっている。手抜きしたワイン造りのワインが不味すぎるからだ。旨くないものは飲まないのが当たり前。すべて企業化されて利益追求第一になってしまったところからすべてが壊れてきた。全く同じだ!と思いながら納得。
400年の歴史を背負いながら、業界の全体像を眺め、先祖代々の伝統を守ることと、現世の会社としての存続を模索する柳社長の人物に共感を覚えた。今日本は誤魔化しの多い企業が多くなってしまった。
人間としての大切な部分を守りながら酒造り、企業存続をかける菊姫は素晴らしい。

ワインも酒も、人間生活に潤い、喜びや、勇気や、癒し、活力を与えることができる飲み物だ!
だからこそ、造る人の志とか健全性は非常に大切なことなんだ。
酒の中に、その健全性が入っているからだ。飲む人も元気になったり、世を変えていくことができる。
柳社長、ありがとうございました。 お酒が試飲できなかったのが心のこりかな。

空港までの途中 、白山神社へ参拝

日本全国にある白山神社の大本
神社は何て落ち付くのだろう。耳がシーンとしてくる。何か冷厳さを感じる。何か不思議な力があるのだろ。
国宝の狛犬


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