今日はDomaine de l’Anglore*ドメーヌ・ド・ラングロールのEric Pfifferling*エリック・ピファーリングに誘われて、パリのクリメ(19区)で行われている試飲会に行ってきました!
午後4時なのに凄い人・・・
しかもあちらこちらからワインが回ってき、皆アペタイザー気分でワイワイ・ガヤガヤ!
最初のブースはエマニュエル・ラセーニュ/ Emmanuel Lassaigneのシャンパーン!
レ・ヴィンニュ・ド・モンギュ2007 / Les Vignes de Montgueux は爽やかなりんごや柑橘類の香り!繊細な泡と真っ直ぐな酸味がとても綺麗な味わいを生み出しています!
そしてル・コテ / Le Cotet は区画の名前を付けたキュベ。ノワゼットやくるみ系の香りが漂いより複雑感が!
そして私が大好きな レ・コリンヌ・アンスピレ2006 / Les Collines Inspirées。8ヶ月間熟成した2006年と2000年のブドウをブレンドし、トーストのような香りが美味しい!真っ直ぐで繊細な味が大好き!
最後にはメチャ複雑感が感じられる ミレジメ・ワイン2002 / Millésime 2002。これは熟した梨やバターの香り、最後にはコショウなどのスパイシー感もあり、ファンが多いシャンパーンです!
次は髪の毛がいつも爆発しているブノワ・クロー / Benoit Courault 。
ジルブール08 / Gilbourg 08はシュナン独特の華やかなアロマ。白い花やエキゾティックフルーツの香りがやばいです!でも口に含むと酸味がはっきりと出ており、ボリューム感もたっぷり。長い後味が印象的です。
そしてグロローを使用したラ・クレ08 / La Coulée 08はとても飲みやすく、
レ・ルリエ08 / Les Rouliersはキリッとした酸味とフレッシュ感が!
最後にスペシャル・キュベ、レ・ルリエのマグナム登場!何が違うの?と聞いたら、『これはレ・ルリエで使用したブドウをもう一度最後に圧縮し、そのジュ・ド・プレスのみで造ったワインなんだ。そして400Lの大樽で熟したんだ』と。滑らかだけど、しっかりと感じられるタンニンが印象的。酸味も強く、保存用のワインです!
ここからなかなかブースに辿り着けず・・・
やっと行けたと思ったらギュウギュウ詰めに・・・
それもそのはず、ここからはパカレ、マクシム・マニョン、ラングロール、フラール・ルージュと大物ばっかり!
フィリップ・パカレ / Philippe Pacaletを探していたら、隣で熱中にお話中・・・と隣には奥さんのモニカが一生懸命と接客を!
最初のワインは、ありえない位アロマティックのムルソー08 / Meurault 08。お花畑にいるような、幸せな感じになれる香り!しかも口に含むととてもピュアでミネラル感が強く、優しい憾じとボリューム感たっぷり!
そしてジュブレー・シャンベルタン08 / Gevery Chambertin 08は赤フルーツの強い香りと梅の香りがとても華やか。少々草っぽい感じもありますが、そこがまた爽やか感に繋がり綺麗なバランス!
最後にはポマール08 / Pommard 08とオヴァリウスで開かれたポマール・プルミエ・クリュ08 / Pommard Premier Cru 08。ポマールは蕩けたタンニンが飲みやすく、とてもエレガント。そしてグラン・クリュはよりスパイシーでイチゴと甘い飴の香りが美味しい!最後の後味が長く、とても優しい味わいです。
いつも笑顔のマクシム・マニョン / Maxime Magnon。
ラ・ベグー0 9 /La Bégou 09はグルナッシュ・グリ100%使用。とてもミネラルでピュアなワイン。グイグイと飲めてしまう綺麗な味わいは、爽やかな柑橘類のフルーツ感たっぷり!私も大好きでお勧め名一品です!
ラ・デマラント09 / La Démarrante 09は赤フルーツの香りとスパイシーな後味が綺麗に混ざり合い、少々ミルキーな感じがグ~!
ラ・カンパニェス09 / La Campagnès 09はシスト土壌から来るミネラル感と、カリニャンから引き出されたフレッシュ感が美味しい!しかも後味も長くて、ずっと飲んでいたいワイン!
見よこの4ショット!
オーラがあります・・・・
やっぱりエリックは大物って感じがします・・・!
ドメーヌ・ド・ラングロール / Domaine de L’Anglore の エリック・ピファーリング / Eric Pfifferling と、奥さんのマリ・ロー / Marie Lo。
セル・ダルジャン09 / Sel d’Argent 09はとても綺麗なバランス!トロッとした味わいにボリューム感たっぷり。白コショウの後味とフルーツの熟成感が最高!
そしてタベル / Tavelはイチゴそのままの香りと、最後に感じるミネラル感の長い後味が美味しい!
ピエール・ショード09 / Pierres Chaudes 09はまだ瓶詰め前ですが、赤フルーツそのものを齧っているようなジューシーさと爽やか感でとても飲みやすい!
トラベルス09 / Traverses 09は最初熟成されたブルーベリーのアロマが強く、最後にはカカオやトーストの香りに変化しスパイシー!これはマジで美味い!
テール・ドンブル09 / Terres d’Ombre 09はパワフルでミルキー!イギリス飴のような甘い香りとしっかりとした綺麗なバディーが特徴的。
最後にはスパイシーでフレッシュなヴェジャード / Véjade。まろやかでしっかりとした、食事用ワインです!
ドメーヌ・デ・フラール・ルージュ / Domaine des Foulards Rouges の ジャン・フランソワ・ニック / Jean-François Nicq。
ソワッフ・デュ・マル / Soif du malのロゼはカラメルやフランボワーズの甘い香りと爽やか感が抜群!
グラヌール09 / Les Glaneurs 09はサクランボの香りが漂いとても濃厚でパワフル。存在感が強く、しかし蕩けていて滑らかなタンニンが味を引き締めています。
レ・グラヌーズ09 / Les Glaneuses 09はフレッシュで軽くスパイシー。なによりもとてもエレガント!
フリダ09 / Frida 09は熟成された綺麗なフルーツの味わいと、最後に残る酸味とのバランスが綺麗。骨格もしっかりとしていて厚みのあるワインです。
ラングロール・オ・フラール・ルージュ / L’Anglore au Foulard Rougeは本当にフルーツそのままとも言える、シンプルなワイン。ピュアな赤フルーツの香りと飲みやすさがこのマグナム・ワインのチャーム・ポイント!
ちょいとほろ気分で試飲会も終了!
さあ帰ろう~っと道を歩いていたら。。。なんと前におじちゃん二人が。。。
しかも手にはフラール・ルージュのボトルをお持ち帰り!
こんなに豊かで自由な国、フランスからのレポートでした!