MARC PENOTマルク・ペノさんに逢いに、
日本からやって来ました!


浜松のESPOA ごとう (酒販店)と熱烈なペノさんファン


静岡県浜松市で酒販店を経営する後藤さん
ペノさんの熱烈なファンはフランスも含め世界中にいる。
その中でも、特に日本の酒販店グループのESPOAは
熱烈なファンが多い。ペノさん復活の原点となった人達だ。

『どうしてもペノさんに逢いたい!』
浜松の後藤さんは、ペノさんに逢いたいお客さんを集めてフランスのなんとナントのムスカデ地区までやって来てしまった。皆念願が叶って大喜びだ!
後藤さんはワインスクール『和飲学園』を主宰している。
もう十年ほど前から浜松でやっている。浜松ではワインと云えばマダム・ゴトウとワインラバーで後藤さんを知らない人はいない。地元でコツコツとワインファンを育てている熱心で美人な後藤さん。後藤さんファンも多い。

2010年の収穫を終えたばかりの10月3日にやって来た。
ペノさんも2010年が素晴らしい品質の状態で葡萄が収穫されホッとしたところだった。ペノさんは日本の友には、心から感謝している。

今、こうしてワイン造りに集中していられるのは、本当に日本のファンのお陰だと感謝している。
セネシャリエール醸造所の中は歓喜と幸せに溢れていた一日だった。

M2010年は生涯最高だった07年を凌ぐ
高品質に仕上がった。

今年は復活して3年目、この3年間の畑仕事の努力の積み重ねが、素晴らしい葡萄を天から授かった。ペノさんは云う。この天からの贈り物を日本の皆さんと分かち合いたい。


まるでオレンジ・ジュースのような色をしている。それほど熟して収穫されたということです。まだ、アルコール度が5度前後のジュースの状態です。
本当に今しか飲めない貴重な瞬間に日本の皆さんと楽しめることに、ペノさんは感動していた。
『一昔前は、ナントのワイン・ビストロの入り口に葡萄の枝をこの時期に店の前に飾って、このムスカデジュースを飲ませていたんだ。まるでボジョレ・ヌーヴォーのようにね。今はそんな習慣が無くなってしまったけど、みんな結構楽しみにしていたものだよ。』とペノさんは嬉しそうに語った。


10月3日、外は生憎の雨だったので皆さんと葡萄園を歩くことが出来なかった。でもその分、セネシャリールの蔵の中で日本の友達と楽しく一期一会をできたことにペノさんは大満足だった。ぺノさんの笑顔はまるで子供のようだった。

夜はナントの街に自然派ワインビストロ、
ル・ピッコロLE PICOROへ


地元のミシェラン2星で働いていたトーマとオレリーちゃんが1年前にオープンしたレストラン。今日は定休日のところを特別オープンしてくれた。
トーマのワインセレクションはピカいちです。二人の情熱が一杯のビストロです。

ペノさん夫婦も合流した。
ペノさんが生涯最高と云う、2007年のミステールのマグナムを持参してくれた。
美味しい生ハムを食べながらアペリティフ代わりのミステールを飲んだ。
何て幸せなんだ。


自然派ワインを造るのは、リスクや困難なことをクリアしながら栽培、醸造をする挑戦の連続です。
それを理解してくれるお客さんと、仲間のビストロトーマとオレリーも加わって、特別なソワレ(宴)となった。昨日、日本からパリに着き、今朝バスでナントまで移動してきた皆さんも、ビストロに着いた時は疲れてとても食べられる体の状態でなかった。
しかし、ペノさんのワインを飲んで不思議にも
全員が元気100倍になってしまってた。