パリ15区にある,フィガロスコープ紙が選ぶ2008年度のパリ最高のネオ・ビストロ第2位の 「Le Beurre Noisette」が今、話題の新装銀座三越12Fにオープン! 多くのグランメゾンを経てティエリー・ブランキシェフがたどり着いたのが、伝統的なフランス料理をベースに、もっと気軽に美味しい料理を楽しめるスタイルだった。 その料理は、見た目も爽やかで、季節感があり、伝統的と言っても、けして重く野暮ったい料理ではなく、洗練された軽さと旨みを持ち合わせたものであった。 <お料理> 夜のコースは5000円のプリフィックス (アミューズ+オードブル+メイン+小さなデザート+デザート+カフェ) もしくは、Le menu Degustations ル・ムニュー・デギュスタシオン 6500円 (アミューズ+オードブル+メイン2種+小さなデザート+デザート+カフェ) <アミューズ>自家製プチパンとオリーブとサラミ    <オードブル>ピエドコションのカルパッチョ、レンズ豆のヴィネグレットとビーツとスモークサーモンのレムラード <オードブル>ガスパッチョ海老のクルスティヤント バジル風味 <メイン>ラタトゥイユをのせた真鯛のポワレ、バジルの香り プロヴァンス風  <メイン>フランス産うずらロティ、ソース ジュ <小さいデザート>南国フルーツのミネストローネ、ココナツミルクのム―ス <メインデザート> 秋のフルーツと キャラメルクリームの ミルフィーユ &ガトーショコラ 日本でこのル・ブール・ノワゼットの料理を再現するのは、 フランスの本店で、その全てを吸収してきた梶原忠シェフ。 <ワイン> このル・ブール・ノワゼット、料理もさることながら、なんとワインの品ぞろえが素晴らしい。 今回、日本店開店にあたって、ビアンキシェフ自ら、ワインを選別し、そのワインの品揃えは、パリ以上の素晴らしいものとなっている。 ブルゴーニュでは、あのフィリップ・パカレ、マコンのフィリップ・バレット、ボジョレーのマルセル・ラピエール、クリストフ・パカレ、ローヌのフェルム・サンマルタン、ボルドーはプピーユ、ロワールのカトリーヌ・エ・ピエール・ブルトン、フィリップ・テシエなどなどの、数々の自然派生産者のワインが、この美味しい料理と楽しめるのだ。 このワインのラインナップはパリの本店にもない、日本独自のセレクションである。 この日、飲んだワインは、クリストフ・パカレのボジョレー・ヴィラージュ2009とフェルム・サンマルタンのボ―ム・ド・ヴィ二―ズ2006.まさに9月上旬にこの2蔵元に訪問してきたばかりだ。その時の情景を思い浮かべながら、ワインを飲んだ。 クリストフのボジョレー・ヴィラージュは、100年に一度の素晴らしいヴィンテージ2009年!ガメイとは思えない濃厚な味わい。その果実味に圧倒された。 フェルム・サンマルタンのボ―ム・ド・ヴニーズは、ローヌ地方の太陽を感じるが、標高450mから来る涼しさ、清涼感を持つワインだ。しっかりとした骨格のあるワイン好きな人にもお勧めの1本。けして飲み疲れすることなく、スイスイ入っていく。     <ボジョレーの地形を説明するクリストフ> <標高450m天空のドメ―ヌ、フェルム・サンマルタンのギィ・ジュリアンと息子のトマ> ワインの事は、ソムリエの松原さんにお任せあれ。 料理に合った、美味しいワインの数々を紹介してくれます。 手に持つは、マコンの自然派蔵元、 フィリップ・ヴァレット、ピュイ・フュッセ。 これまた、美味しい1本です。 食欲の秋に、美味しいネオビストロ料理と美味しいワインをぜひ、今話題のこの店で! Le Beurre Noisette TOKYO(ル・ブール・ノワゼット) 東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越12F TEL :03-6228-6913     www.lwbeurrenoisttetokyo.com 営業時間/11:00-16:00  17 :00-23 :00 フェルムサンマルタン&クリストフ・パカレのワインの取り扱いはここ! BMO株式会社 TEL :03-5459-4243