TOKYOの翌日1月27日に大阪で開催。 250名のプロフェッショナルに来て頂きました。 やはり大阪でも感じたことは、今までに来られなかった部門の人達の来場が多かったことです。 自然派が確実に広がっているな、と感じました。 そして、小売店も業務店の人達もこの難局を自然派ワインで乗り越えようと、皆、自分に合ったワインを探そうと、真剣に試飲を繰り返していました。 大阪ではインポーターの目を引いたプレゼンテーションと人気ワインに的を絞って紹介します。 DIONYディオニ社    この不況の中でも、順調に売上を伸ばしているディオニ社は、毎年、販売営業マンを伴ってフランス現地の自然派醸造元を訪問する。営業マンが現場を知っているか否か?は本当に大切で、説得力が2倍、3倍に上がると思います。そして、毎回、プロカメラマンを同伴して醸造元の綺麗な写真を撮っています。その写真がプレゼンテーションに差が出る。 MIKAEL BOUGES ミカエル・ブージュ↑ ロワール地方トゥーレーヌ地区。真っすぐでスカットして気持ちが良い人物。ロゼの微発泡ワインABが実に爽やかで良い。 そして、白も赤も共通していることは人物通り透明感あってスカットしたスタイル。 イーストライン社 門脇さんも年に3回ほどフランスにやって来て、醸造元を巡る。一眼レフをもって醸造元の写真を撮りまくる。顔の見えるワインが実現する。 プラジョル 国宝級の職人組織レジャン・ド・メティエのメンバー SUD OUEST西南部地方のプラジョルを紹介しよう。 フランス自然派の仲間から尊敬の念を持たれているプラジョル。絶滅しかけている品種を再生させたり、品種研究家でもある。品種に関する本も書いている。 モーザック品種から造られる白の微発泡ワインがほのかな甘さもあって大人気でした。 赤はブロッコリ品種100%、爽やかさもあって、グイグイ入ってしまう。 BMO社 - プレゼンテーションのMVPは流石のBMOだ! 遠くから見ると“オヤッ”マルセルとエロディーが来ているのかな?!と思ってしまうほどよく出来ている。 上半身の等身大写真の切り抜きボードだった。 南ローヌの自然派を造上げたマルセルのワインは絶品だ! 運命的な師弟関係 若きマルセルは、ワイン造りを始めた頃、エロディのお爺さんに色々助けてもらった。その世話になったお爺さんの孫に当たるのがエロディーさんだ。葡萄栽培、醸造とすべてをエロディーに伝授している。素直で頑張りやの性格のエロディーは既に多くの事を身に付けている。35年のマルセルの歴史を受け継いだ。その上に女性的な柔らかさをワインに表現している。驚愕の果実味と優しさが同居している。 大阪と福岡では自然派ワインセミナー開催 Seminaire sur Vin Nature マルセル・ラ・ピエールが昨年亡くなって自然派の歴史がまた新たな時代を迎えようとしている。 今、今までの自然派の流れ、現在、そして未来に向けて歴史的に総括する時期に来ていると判断。 1976年に渡仏してフランス滞在が30年を超しました。 近年の10年間のフランスワインを取り囲む環境の変化は絶大なものがあり、自然派ワインの広がりには驚くばかりです。 自然派ワインとビオワインについて自然派ワインの台頭、伝播の歴史など、総括しておく必要性を感じました。 テースティングは 1-クロ・ルジャール、自然派ワインという名称が出る前から400年に渡ってビオで自然な造りの伝説蔵 2-マルセル・ラピエール、現在の自然派と呼ばれるグラップ・アンティエール(除梗なし)醸造 3-ル・ブ・ド・モンド、マルセルの流れを継承している。孫弟子にあたる新世代の自然派 ★セミナー内容については、このHPページにて近日中に掲載いたします。 RECREATIONの打上げが満谷さんの LE BOISだ! 大阪で自然派の元祖と云えばやはりトルトゥーガーの満谷さんだ」!今夜は2階のLE BOISを借り切った。 大阪の夜は熱い! 日仏商事の庄本は明日フランスに出発予定ボンボヤージ、パシフィック洋行の安部さんは今年初参加で新しいパワー風を有難う。ディオニの前田社長親子、有難うございました。 三浦さんも、トミオさんも有難うございました。 皆さんお疲れさんでした!満谷さん、有難う!! 伊藤