コロナに明け暮れた2020年。
この世界中で最も華やかなパリのシャンゼリーゼ通りもこの静けさがすべてを象徴している。

コロナをどう受け止めるかで、今後の行動が天と地ほど違ってくるだろう。
目の前に起きていることは、自分も含めた世界中の人間に何かを伝えようとしているような感じがしてならない。

この状況の中で、何かを読み取り、今後の生き方に活かそうとしている人達もいる。
また、政府、世間、政治家、多くの人を批判しまくり、愚痴のようなことを並び立てている人達もいる。

私はいつも、批判と愚痴からは、何も始まらないと思っている。

人間は、生きている限り、自分のできうる限りを尽くしてことにあたるのが人としての生き方だと思っている。
勿論、人間だから、いつも元気でいられる訳がない。
苦しいことや、どうしようもないことも多くあることも事実。

今年は自分自身の内側をじっくり観れた年だった。
このコロナがなかったら、こんなに自分の内側を観れなかったのではないか、と思っている。
これからの自分の生き方の根本的に大切な土台が自分の内側に造れたかなと思っている。

コロナ君がいなければ絶対に出来なかったと思う。
だから、私はコロナに大感謝している。

何が起きてもブレない大切なものがあることが観えた。まだまだ未熟なことが多いけど、自分のできうる限りを尽くして、自分自身を磨きあげて、志を実現していきたい。
2021年は、この大切なことを皆さんと分かち合えるようにできたらいいな、と思う。