新年明けましておめでとうございます。
幸運にも気持ち良く新年を迎えることができました。
すべてに感謝したいと思います。

2021年は歴史的に変化していく年となるでしょう。

今、現実に起きているコロナ問題の延長線上に、私達の生き方の変化、もっと深い地球継続問題からの価値観の変化などが本格的に表面化していくでしょう。
すべてが繋がって、色んなことが変わっていくだろう。

変化に対応できたものだけが生き残っていく。

“進歩、進化”の概念が変化していくだろう。
そうでなければ人類は、今までに地球上で謳歌して消えていった生物と同じ道を辿ることになるだろう。

変化の必要性は誰でもが知っている。

しかし、多くの人達が、意外にも、若い人達の中にも、そのことから目を逸らそうとしている層がいる。
いずれにしても、否応無しに直面していく現実がやってくる2021年になるでそう。現実と向き合いましょう。

コロナ問題もその一環の現実として捉えることもできるでしょう。

最終的には、より大切なものに集中して、より佳い生き方ができるようになるでしょう。
2021年は、仕事の面でも現実的に今までにない価値観で決断をしなければならないことが増えていくでしょう。

つまり、私だけ、我が社だけ、我が国だけと云う妙なエゴは減らして解決していかなければならないコトが増えていくでしょう。

多くの問題が発生して、解決されていくでしょう。
時間と犠牲も必要ですが、その中でより佳い充実した生き方ができる世が確立していくのは観えています。
2021年をその変化の変わり目と位置づけて、多く人が現実を直視して行動を起こすことが必要です。

変化すべき方向性のヒントは常に現実の中にある
究極のヒントは、厳しい状況の中で、ピンチの姿でやっている。
ピンチの中に膨大なヒントを読みとることができる。

コロナ騒動の中で、多くの人が、人生の本当に大切なモノに気付きはじめました。
これさえあれば、心地よく生きられる。
ムダや、余分なものを省いても、結構心地よく生きられることを知った人達も多い。
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今までのやり方で右方上昇のみを追い続けなくても、快適に生きる道があることを、多くの人達が気付いている。

グローヴァル化、デジタル化が進む中、逆のアナログの世界の大切さを理解できる人達も増えている。
つまり、人と人が顔を見ながら繋がっていく大切さを気付いている。

例えば、私達はワインの世界で働いている。
造り手、紹介者、飲み手までが深く繋がっていくことの大切さを、コロナ騒動が教えてくれました。
これは、デジタル化の世界とアナログの世界がドッキングして、更に有効になる進化の方向性です。

心あるワイン醸造家が何世代ものことを考えらながらワイン造りをしているように、
私達も次に続く世代のことを考えながら、次世代に自信をもって繋げられる地球、生き方をしなければならないと思います。

1人では何もできません。
自分と関わり合える人達と“信頼”に基づいて繋がり、アナログ的に 大切な事を和かち合いながら進んでいく方向性です。

通常の売り手、買い手の関係を進化させた繋がり方で、飲み人達まで巻き込んで、地球の健全なあり方を追求していくシステム造りです。

ワインで世を変えられえます。
世の基本は一人一人の人間です。
人間の基本は家族や友達です。
皆の大切な接点は食卓です。
その食卓にワイン入っていくのです。
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意識するしないに関わらず、真っ当なワインには宇宙、地球、のメッセージ、地球を残そうとする
造り手達のメッセージまで入っています。勿論、私達のメッセージも。

たかがワインですが、されどワイン!

2021年を本当の進化の元年だと位置づけて皆さんと共に進んでいきたい。

年初めから、走って、武道の呼吸法、基本技で心身を和してきました。(写真)

伊藤與志男