VINITALYの周辺で3グル−プの自然派ワイン試飲会が行われた。
その一つが“トリプルA”だ。
パカレはそこに出展するためにヴェロ−ナまでやってきた。なんとボ−ヌから車でやってきた。
先週までパカレとマルセル・ラ・ピエ−ルはブラジルに出張していた。なんとタフな男だろう。

ヴィニタリ−からHOTELに戻ったところでパカレから電話が入った。
PACALET 『ヨシオ、今ヴェロ−ヌに着いたよ。今夜、イタリア人の友人ルシア−ノと食事をとるけど一緒にこないか』
ITO 『いいね!サンドリ−ヌが一緒だけどいいかい?』
てな訳で、ヴェロ−ナの中心、マッツィニ−通りの近所のビストロでアペリティフをやる約束をした。
ヴェロ−ナのメイン通りでもあるマッツィニ−通りはヴィニタリ−の影響もあって人で溢れていた。
エルベ広場の手前の小道を左にはいったところにビストロがあった。


既に、パカレとマチュ(マルセル・ラ・ピエ−ルの息子)とムニエル(マチュの彼女)そしてイタリア人のルシア−ノ(パカレのワインをイタリアで販売している会社の社員)と彼の同僚たちがアペリティフをはじめていた。

このルシア−ノのお陰でこの夜は大変楽しいヴェロ−ナの夜を過ごせた。
ルシア−ノは、200%とイタリア人というか、絵に描いたような愉快な典型的なイタリア人である。


兎に角良く喋る。喋っていない時は何か食べているときだけだ。その上、サ−ビス精神旺盛な愉快な性格の持ち主だ。イタリア人の典型としてユネスコ世界遺産に認定したいくらいだ。
レストランに行っても、アペリティフに行ってもどこでも超人気ものだった。ヴェロ−ナに住んでいる訳でもないのに、行った先々で愛されていた。
映画から出てきたイタリア人そのもという感じだった。

忘れられないイヌウヴリア−ブルな一期一会となった。
有難うルシア−ノ!!感謝!!


ルシア−ノ 『もう今夜のレストランを予約してある。そろそろ行こう!』
AL Carro Armato というヴェロ−ナでは老舗のワインビストロだ。

ルシアンの日本人同僚、宮島さんも含めて10名でレストランにいった。
この時期はなかなか予約が難しいビストロだ。

偶発的にメンバ−が増えたのにルシア−ノが電話するとすべてが解決する。

ヴェロ−ナは馬肉がスペシャリティらしい。どこでも馬肉がすすめられる。ここでも前菜からメ−インまで
馬肉だった。

出張続きで胃腸が参っていた私は野菜焼きとトマトスパゲティをとった。
馬肉は少し人から分けてもらった。予想以上に美味しかった。

ワインも数えきれない程飲んだところで、
ルシア−ノのオペラが始まった。

     レストランの至る所で歌のお返し合戦が始まった。

なんとイタリア人は皆歌が上手いんだろう。

                  皆ご機嫌な気分となる。

最後にビストロの地下カ−ヴを見学
                 
その後は3次会に、出発!!

ロメオとジュリエットの街は夜景が美しい!!

美しいヴェロ−ナの夜の街並みを散歩鑑賞しながら、もう一つの名物ワインビストロへ!  

なんとビストロの前に着いたら人だかりの山だ!果たして中に入れるのだろうか?

さすが我らがルシア−ノだ! 中にスルリと入って我々の席を確保してきた。まるでマジックだ!

店の奥に場所を確保、再び飲みワインを始めた。       

パカレも女性に囲まれてご機嫌だ! 

    

ここでもルシア−ノはオペラを歌いだし 
人気絶頂だった!

サ−ビス精神旺盛な愉快なイタリア人
人間世界遺産に認定!!
朝も2時まで飲んでいた。