6月中旬より、蔵元訪問をはじめ、早1ヵ月。訪問蔵元数30軒、走行距離は6000Kmを超えた。
どこを回っても今年のフランスの天候は厳しい。昨年同様雨が多く、晴れたかと思えば、また、雨。
ベト病で、今年の収穫量は激減しそうだ。
そんな中、自然派の生産者は極めて明るい! ぶどう畑に行くと、ほとんどぶどうの実がなく、これで
本当にワインができるのか、こちらが心配になるが、もともと収穫量も低く、自然栽培にて根っこが
深く地中に伸びたぶどうのポテンシャルは、厳しい年でも十分発揮できそうだ。

今回の蔵元訪問で、いつものごとくヴィニョロン達の熱いパッションはもちろん感じたが、もっと強く感じたのは「家族愛」。私達とのランチには、子供もおじちゃんもテーブルを囲んで、家族全員で歓待してくれた。
 子供たちは、親の仕事に対して敬意を持ち、また、おじいちゃん達は、いまだ元気にぶどう畑を耕している。
ぶどうは、100年草、先祖代々引きつがれてきたものだ。みんな、そのぶどう畑を残してくれた先祖に感謝し、
また、次の世代にテロワールを残そうとしている。
そんな「家族愛」がワインの中に入っている!
 Vive! La Belle Famille des Vignerons!


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      まさにみんな明るいひまわり家族!