ロワール地方、偉大なディディエ・ダグノー氏の跡継ぎは、息子のルイ・バンジャマンだ!


ロワール地方で醸造していたディディエ・ダグノー氏が事故で亡くなったという悲しいニュースから略2ヶ月。彼は自分の世界、自分の考え、ワインの造り方をマイペースで築き、その生き方は誰もが尊敬し、受け入れていました。

そんな凄い人に続きワインを造るのは難しいし、何よりもプレッシャーがハンパなく大きい。けれどもディディエの息子、ルイ・バンジャマンには期待できそうです!まだ26歳だけれども、ラングドックのオリヴィエ・ジュリアン、ロワール地方のフランソワ・シデーヌ、そしてアルザス地方のツィント・ウンブレヒトなど、偉大な醸造家の下で修行を重ねた後、ジュランソンやモンルイで研修も受けてきた彼。様々な経験と同時に、ルイ・バンジャマンはお父さんのワイン造りを手伝い、2004年から2007年のヴィンテージも一緒に醸造しました。2008年ヴィンテージはもうすでに5回目の醸造なのです!

彼は10代の頃から畑、そしてカーブでも働き、ディディエの後を引き継ぐ心構えをしてきました。ディディエが畑と醸造に関して行う実験に立ち合い、ビオディナミ栽培から亜硫酸を一切添加しない醸造方法など一通り全て試して来ました。その結果今では理想的なバランスを保ったワイン造りに至る事に成功しました!

栽培は土、テロワール、気候、そして自然環境を尊重し、化学物質や除草剤は一切使いません。耕作を行い、収穫は全て手摘み作業。もし雨が25ミリ以上降った場合はイラクサの煎じ薬で治療します。

『必要な時以外余計な物は撒かない事。そして何よりもテロワールを大事にし、自然を愛することが最も重要ではないのかな?』
と語るバンジャマン。


醸造所も全部新しく整えたのかと思うくらい綺麗で立派!収穫時期、素早く作業が進められるよう、大きな30hLのプレス機が2個もおいてあります。
『父も言っていたけれども、ブドウが潰れないよう、重力での作業は重要なんだ。そして2日間ステンレスタンクでブドウを寝かした後、木樽で10-12日間の間アルコール発酵をさせる。僕の醸造ではマロラクティック発酵は一切無し。そしてここでの特徴は、樽内の温度を調整する為、ステンレス棒を使用するんだ。最高22°Cまで温度を上げアルコール発酵を早める。しかし22°C以上暖めてしまうと、ブドウの香りが飛んでしまうので非常に気をつけていなければいけないんだ。』

アルコール発酵が早い分、ダグノーのワインは熟成期間が非常に長いのです。12ヶ月間シュール・リで熟成した後、また更に4〜8ヶ月間の間ステンレスタンクで熟成させます。

『樽は木の香りが付く為では無く、空気との接触を行いやすくする為なんだ。だから1年から3年の樽を使用して、なるべく新樽は使用したくない。』


未来はズル賢い人の手の中にある。

もし友を無くしたいのであれば、その人を助けなさい。

不可能な事を求め、現実主義者になりましょう。

など、壁には様々なメッセージが描かれています。けれども全て反対な意味を持つ、不思議なメッセージばかりです。。。

2008年の収穫は?

『雹が多く、ビュイソン・ルナール、シレックス、そしてバビロンの収穫量が70%も減ってしまった 。しかしその分濃厚で綺麗な酸味が出ているよ。2005年と2007年ヴィンテージに似ていて、アロマが豊富で味が真直ぐな年。綺麗なバランスが印象的な、爽やかなワインに仕上がると思うよ!』
と答えてくれたバンジャマン。


ロワール地方の気候は?

『今現在気候は変わりつつある。そしてその影響を受け、ロワール地方のワインのバランスも変わってきている。50年前は収穫は10月以降に行われ、綺麗な酸味も感じられ、含有糖分も9°ほどだったんだ。ところが今では収穫は9月中旬に行われ、含有糖分は13-14°まで上がっている。味がまっすぐで有名なロワールワインの特徴が無くなり、まろやかなワインへと変化していっている。 という事は、ブドウ品種を変えていかなければならないのでは・・・?』

今後の目標は?

『第一に、プチ・メリエという新しいブドウ品種を植える事かな。昔存在していた品種なんだが、今はソヴィニョンの方が知られているため、略使われていないんだ。この品種はワインに酸味と爽やかさを与え、甘口ワインには最も合っている品種だと思うんだ。後、プイィの区画を改良して、革新すること。そして最後に、ジュランソンで偉大な甘口ワインを造ること!これが僕の夢かな!』

『私はいつでも完璧さを求めているが、この世界で完璧な物など無い!20年間様々な研究をしてきたが、栽培、醸造、全てに関してまだ完璧っていうものを見つけられていない。しかし一つだけ確かなことが言える:ブドウ木の理想的なバランスは、本当に長年掛けて出来上がる事だ。』

しっかりと未来だけを見つめているルイ・バンジャマンは、いつかディディエ氏を抜く偉大な醸造家になるに間違いないでしょう。これからも応援しているので頑張って下さい!

           

キュベ・ブラン・フュメ・ドゥ・プイィ 07 *Cuvée Blanc Fumé de Pouilly 07
品種:ソビニョン
樹齢:ヴィエイユ・ヴィーニュ
土壌:シレックスが混ざった粘土・泥灰岩質
漂ってくるグレープフルーツや様々な柑橘類の香り、そこに白いお花のアロマがマッチして本当に素敵。フレッシュな酸味と滑らかな味、そして口に広がる美味しさは誰でも虜にしてしまいそうなくらい!

ピュール・サン 07 *Pure Sang 07
品種:ソビニョン
樹齢:20年
土壌:小さなシレックスが混ざった粘土質
果実身が強く、真直ぐなワイン!繊細さと力強さのバランスがこれ以上完璧に保たれている飲み物はないだろうと思ってしまうほど。

ビュイソン・ルナール 07*Buisson Renard 07
品種:ソビニョン
樹齢:30年
土壌:シレックスが混ざった粘土質
後味が長〜く続く綺麗なワインです!とてもミネラルでまろやか。柑橘類の香りにコショウのニュアンス、そして上品な酸味がいい具合に絡み合った一品です!この区画はルイ・バンジャマンが一目惚れをしてしまったほどお気に入り!


モンダネ 07*Mondanet 07
品種:ソビニョン
樹齢:7年
土壌:石灰質
アブリコットのような甘い風味が特徴。その上石灰質のテロワールがミネラル感を引き出し、綺麗なバランスが印象的なワインです!2005年が初ヴィンテージ!

Silex 07 *シレックス 07
品種:ソビニョン
樹齢:ヴィエイユ・ヴィーニュ
土壌:シレックス質
骨格がしっかりとしていて、とても綺麗なバディー!そして柑橘類のアロマがたっぷり〜!口に残る酸味もサッパリとしていてとてもフレッシュ!


Les Jardins de Babylone 07 *レ・ジャルダン・ドゥ・バビロンヌ 07
世界で一番感動する甘口ワインです!とろける甘さにすっきりとした酸味、そして何といってもその繊細な味がとても印象的です。

Louis Benjamin Dagueneau
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野村ユニソン株式会社TEL : 03-3538-7854
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