いつも元気で溌剌しているカトリーヌ、そんなイメージがワインにもある。元気印のブルトンの収穫だ!
カトリーヌは自然派を支える中心的人物だ!
カトリーヌは自然派最大の組織的試飲会ディーヴ・ブテイユを最初に企画・実行した重要人物だ。約10年前、親友の女性ワインジャーナリスト、シルヴィー・オジュロと一緒に企画した。
最初は2月のロワールワイン見本市の時にオフ・試飲会として20名ぐらいの自然派醸造家を集めて楽しみながら情報交換会も兼ねて始めたのが最初だ。今は自然派最大のイベントになっている。最初は内輪的な会だった。
このイベントのお陰で自然派ワイン全体の品質が向上した。
何故ならこの会には自然派の重鎮から新人まで幅広く集まってくる。
それまで孤立していた醸造家たちが、この機に多くの醸造上の問題点などの情報交換ができたからだ。自然派ワインから還元臭が消えたり、限りなくクリアになってきたのはこのお陰だ。
ある意味で癖のある自然派の人達が、これだけ多く集まったのは、多くの人から愛されているカトリーヌの持つ明るさと人徳パワーだ!
活気と笑顔が絶えない
ブルトンの収穫には多くの熱狂的ファンが集まってくる。元パイロット、映画業界人、アメリカのボストンから女性ソムリエ、薬剤師、ブルターニュのワイン屋などフランス中、世界中からやってくる。
一年の大切な収穫の時期を大切な人達と喜びを分かち合いながらひと房ひと房を心をこめて収穫していく。
ブルトン・カベルネ・フラン09収穫レポート