自然派ワインビストロ・Brutalブリュタル

オリオルの彼女のアヌックさんはこのBRUTALでサーヴィスをしていた女性だ。
ここブリュタルでは、随分前からオリオルのワインを全面にだしている。流石の選別眼だ。

今夜はバルセロナは35度という暑さ。海に近いこともあってフランスよりは湿気もある。
夜になってもあまり下がらない。
そんな時は、軽めで酸もあって僅かに超微発泡の白ワイン、La Rumberaラ・ランベラが最高だ。
暑かった昼の汗が、サーッとひいていく感じ。爽やかで旨味がのったやさしい液体が体にスーット体に入っていく。
          

な、なんと美味しいんだろう!!
一か月半前に瓶詰したばかり、チョットだけ最初しまっていたけど、どこまでもやさしいタッチで舌の上を流れていく。

オリオルは昔から、この地方に植わっている土着の品種を大切にしている。
パンサ・ブランカ品種100%、バルセロナよりフランス側の15キロほど行った山と海に挟まれた標高200~250mの北・西斜面の畑がフレッシュな酸を。土壌は花崗岩が海の潮で風化した白砂状が優しさを。僅かに硬いシストがあり、スカットしたミネラル感をだしてくれている。