今、日本で一番食べに行きたいレストランは?
と聞かれれば、即、“SIMBAシンバ”と答える。

何故?
まず、大変、美味しい。
そして、飛っきり心地よい。
ワインのセレクションが凄い。

これだけ、三拍子揃ったレストランは本当に少ない。

最後に、菊池シェフの“気”が店中に行き届いている。私にとっては間違いなく三ツ星だ。

まずは、Stéphane Tissot*ステファン・ティソの 発泡ワイン Crémant du Jura Nature クレマン・ドゥ・ジュラ、ナチュールで乾杯 !!
な,何て!スッキリ爽やかで真っ直ぐなミネラル感。
これがあればシャンパーニュはいらない。

ツマミに小魚の揚げ物。
もみじの黄葉、稲の穂、まるで俳句の世界だ。

ムール貝蒸し。
目の前で、磯野の香りがプーン。
ウーン、香草の香りが混じって潮の風味タップリ。
菊地さん自ら演出してくれました。

ウワー、こんなワインもありました。
Domaine de la Borde, Julien Mareschal*ドメーヌ・ド・ラ・ボルド、ジュリアン・マレシャル
Jura ジュラ地方のArbois Pupillinアルボワ・ピュピラン.
Cote de Caillot コート・ド・カイヨ。
石灰質の石ころが転がる標高500mnの急斜面にシャルドネである。
どこまでも繊細でミネラリーなワイン。

菊地さんの繊細な魚貝料理にはピッタリのスタイルだ。
これ以上マッチするワインは少ないだろう。

  

今日はこんなメンバーでやって来た。

ローヌのターン・エルミタージからDard et Ribo*ダール・エ・リボのRené Jean*ルネ・ジャンを囲んでCPVメンバーの勢ぞろい。
PARISスタッフの貴翔も、大阪の石川君も参加。
CPV JAPON の竹下君、そして、CPVの太陽であるまどかさん。
チョット、早目の忘年会のようなもの。

この辺から、皆、調子に乗ってきた。
ワインをポンポンと開けた。
料理もフル回転。

今、南ローヌで限りなくL’Anglore に似ていると北ヨーロッパで大人気の醸造家 Valentin Vallès*ヴァランタン・ヴァレスのワインがもうリストに乗っている速さ。

そして、スペインに最も近く、世界で最も美しい景観の葡萄園Banyulsの名畑を引き継いだJordy Pérez*ジョルダン・ペレズのLe Casot des Mailloles*ル・カゾ・デ・マイヨルのロゼ。
菊地さんの料理にマニフィックなマリアージだ。

   

何という旨味のかたまりスープ。
私の大好物カニ入りブイヤベース風魚スープ。

このカニの旨味に全く負けていない旨味を備えているラングロールのワインを合わせた。

まどかさんもしびれるほどの美味しさ。

ヤアー美味しかった!!

  

何を食べても驚きの美味しさ!!

Precisionの世界。
精度の世界。

有難う!!シェフ!

  

ビストロシンバ Bistro Simba

Adresse : 中央区 銀座 1-27-8 , 東京都, 日本
TEL : +81 (0)3 6264 4218https://clubpassionduvin.com/wp2016/wp-admin/post.php?post=3412&action=edit#