クラブ・パッション・デュ・ヴァンが大阪で“本物ワイン”の試飲会を開催した。

CPV(Club Passion du Vin)は本物ワインや自然派ワインが、スムーズに世界に伝播するように、色んな活動を企画・実施しています。特に、造り手や売り手の人達が、こんなワインを紹介しやすいように色んな活動をしています。

先月の4月、日本第2の都市、大阪で10社の自然派ワインを輸入しているインポーターが集まって自然派ワイン試飲会
“Recreationルクレアッション”を開催しました。

2年前よりコロナ禍の為に、こんな試飲会を開催することができなかった。
久々に関西方面で活躍するワイン屋、酒販店、ビストロ、レストランなど、自然派ワインを熱心に販売している人達が集まった。久々に熱い熱気で覆われていた。

このような試飲会で大切な事の一つは、自然派ワインを情熱もって販売している人達同志が、お互いの顔を合わせながら、“オー頑張っているな、”と確認しあうことだけでも価値がある。その上で、お互いの情報を交換しあったり、どんな傾向のワインが売れているか、どんなやり方で紹介しているか、などの情報を仕入れることもできる貴重な機会となる。

また、普段、電話やSNSで交流しているインポーターの担当者とも面と向かって話すこともできる。

そして、著しく進化している自然派ワインを一挙にテースティングできるのは最大の利点である。

コロナ禍の2年の間に、醸造家の中で起きた変化。
この2年間、訪問客も少なく、栽培・醸造にかなり集中してできたこと、じっくり思考しながら作業をやった経験から、多くのことを再発見できたり、それをもとに色んな進化が進んでいる。

天候不良のため、時には霜でほぼ全滅に近い被害をうけたところあり、また湿気からくるウドンコ病でこれまた全滅近い被害をうけた地方もある。
そんな被害をカバーする為に、醸造元同志の助け合い(違う地方から葡萄の譲り合いなど)で、今まで経験したことない品種を醸造したことを切っ掛けに、今までにない驚くような品種間ブレンドが誕生している。

そんなことを経験しながら、この経験を一過性のものとせず、これからのワイン造りの進化へのアイデアが沢山生まれた2年間だった。
そんな自然派ワインの進化を確認できる試飲会 “Recreationルクレアッション”だったにちがいない。

ご参加頂いた熱心なインポーターの皆さまは下記のとおり、有難うございました。

アドレ社、アヴニール社、BMO社、ESPOA社、KATAOKA社、
日仏商事、野村ユニソン社、日酒販社、ピッコルーズ社、サンフォニー社
(アルファベット順にて)

感謝!!