突然、ボジョレ・ブルゴニュ方面に行くべき所用ができた。
そこまで行くなら、周り道してでも逢いたい人がいる。

そう、LYONの名シェフカツミさんのところだ。
前日に電話を入れたら、今朝、市場で美味しい牡蠣を買っておいてくれた。
ついでに、訪問醸造元へのみやげようにも牡蠣の仕入れをお願いしてしまった。

今、フランス中、レストラン営業が禁止されている。
10月から来年の1月20日までは禁止されている。

石田さんもテークアウトで頑張っている。
ここのところ、私もパリを離れていない。久々の外遊。

勿論、レストランは閉まっている。
台所にて心地よいひと時を過ごした。
早速、牡蠣を開けて、ワインとよもやま話に花が咲いた。

最近、リヨンのあの亡き偉大なシェフ・アラン・シャペルさんの本が出されたらしい。
企画したのは、シャペルさんを取り巻く職人の人達らしい。
ワインの世界のジュル・ショーヴェ博士、マルセル・ラピエールさん、アラン・シャペルさんなどの写真が豊富に載っている。

シャペルさんが新メニューを開発すると、まず一番に試食してもらったのがジュル・ショーヴェさんだったらしい。
当時のジュル・ショーヴェさんとアラン・シャペルさんのツーショット写真は貴重だ。

あのマルセルさんがまだ若かったころ、モルゴン・ワインを使ったメニューがあったらしい。
若きマルセルさんとピエール・オヴェルノワさんのツーショット写真も貴重なものだ。
そして、この本の中に石田カツミさんの名前が書いてあったのが嬉しい。

最後にカツミさんの特性の焼きそばとチャーハンをご馳走になった。
美味しかった!ワインはダール・エ・リボのクローズ・エルミタージ18を頂いた。