今年も見事な葡萄を実らせて、品質、量ともに過去最高の収穫になりそうな勢いのラパリュ醸造。
ラパリュのワイン大好き人間、将来、ワイン造りをしたい若者達が集まってエネルギータップリの収穫!

温暖化で異常気象が続く近年で、ジャンクロード・ラパリュだけは、常に普通の収穫量を確保できていた。
昨年もベト病がフランス中に蔓延して多くの蔵元の生産量が少なかった。
ジャンクロードは過去最高の生産量だった。

今年も、5月の冷害、7月、8月の40度を超す猛暑、その上に水不足、8月中旬の大雨、と色々なことが起きたにも関わらず今年も見事な葡萄が収穫されている。

特に今年は、ジャンクロードが狙っている“涼しさ”“伸びるミネラル感”が表現できそうな品質の葡萄が収穫できている。
ジャンクロードはもうニコニコ。
今年のラパリュは凄い!!

  
人間としても、常に控え目で謙虚な性格のジャンクロードは多くの醸造家に好かれている。
ジャンクロードのところには、いつも若手醸造家が集まってくる。
若手醸造家にとっては、皆のお兄さん的な存在であり、古参の醸造家にとっては可愛い弟のような存在なのだろう。
私にとっても人間的に最も尊敬できる醸造家の一人である。
ワインは人とよく言われる。信頼できる人が造るワイン。ジャンクロードのワインには確実性がある。

ジャンクロードは常に収穫人と一緒に自分も収穫している。
自分の手で葡萄に触れながら葡萄の可能性をチェックしている。

  

収穫人にとっても、ジャンクロードと話しながら、しかも、ここまで美しい健全な葡萄を切り取るのは、本当に気持ちのいいものだ。

  

こんな完璧な葡萄で、ガメイの名人ジャンクロードが醸す
今年もJean-Claude LAPALUは絶対に外せないでしょう。