VIN NATUREヴァン・ナチュールを愛しきっているNOMURA UNISON野村ユニソン社のMinowaさんがパリにやって来た。

フランス食文化をこよなく愛しているMinowaさんが、パリで行きたいところは?

やっぱり、Baratinです。

店構え、装飾で格好をつけることは一切なく、ホントにシンプルな店構えで、“本物の食とワイン”の内容でフランス文化を表現している。

 

ピノッシュのシンプルなサービス、ラケルのシンプルでピュアーな美味しい料理!

これぞ、“FRANCE”!

不必要、過剰なものを、排除したピュアーなフランス文化そのものがここにはある!

今夜は、野村ユニソン社のMinowaさんとOENO社のEnzoとやって来た。

野村ユニソン社の熱心さには感動する。

一か月前にも、竹澤さんがフランスに来たばかりだ。

フランス現場を知ることに“重要ポイント”に置いている。

“現場”を知ることで、ワインの裏にある大切なことを深いところを理解できる。

特に、装飾なく誤魔化しのない本物のワイン造りには、常に“美味しさ”が表現されているわけではない。

時として、一般のワイン好きの人達からは敬遠される“風味”が全面に出ている時期がある。

これは、どんな気を付けても、“装飾なく誤魔化しのない本物のワイン造り”を目指すかぎり発生することです。

残念なことですが、事実です。

では、“敬遠される風味”が一切出なくするにはどうしたらいいか?

普通のワイン造りの如く、酸化防止剤を加えれば、全くクリアなスタイルのワインができます。

しかし自然栽培努力で得たワインの重要な“感動的な美味しさ”を失うことに繋がります。

これは、造る人の“ポリシー”“職人としての根本的な生き方”に関わってくる問題です。

ここBARATINでは、本物中の本物のワインが提供されていますが、“妙な風味”があるワインは一切ありません。

プロ中のプロであるソムリエのピノッシュが、常にワインの今の状態をチェックして提供しているからです。

この辺の徹底度が、BARATINの感動的なフランス文化の象徴的な店だ!と云われている目に見えない大切な部分です

これは,云うは安しで、実際に行うことは、色んな困難・矛盾なことを超越して初めて可能となることです。

これもやはり“生き方”の問題となってくることで、どのレベルのことを実現しようとしているかによることです。

これは“佳し,悪い”の問題ではありません。

造る方も、提供する方も、自分のアイデンティティで判断することです。

野村ユニソン社のMINOWAさんは、BARATINのようなお店が現場でやっていることを、はしっかりと学んでいます。

プロ中のプロの仕業の現場を体感しています。大切なことです。

 

バラタンのシェフのラケルさんの体調が、元気そうなので嬉しい限りです。

ここは、“フランス文化”の象徴です!

まだ、まだ頑張ってほしいものです。

Merci Raquelle, Merci Pinouche !