何と云ってもワインのセレクションが最高だ。
働く人達も実に心地よい。
食事もビストロ料理でガッチリ食べてもいいし、特性ピザもあったり、ツマミで生ハム、チーズの盛合せでもよい。
どんな機会でも気軽にやって来れるのが最高。

CPVオフィスの近所ということもあり、夕方に軽く一杯やりに時々やって来る。
今夜はKISHOとやって来た。

    

そこに偶然にもCLOD DES GRILLONS クロ・デ・グリヨンのNicolas Renaudニコラ・ルノーがいた。
17年産、と16年産をもってCoinstot vinoのスタッフと試飲をしていた。
今や、世界中で超人気になってしまったGRILLONSワインは、瓶詰したこの時期に大切なお客さんを周って予約を受け付けることにしている、とのこと。
特に、17年は例年の50%ほどしか収穫がなかったので量が少ない。

Nicolas Renaudニコラ・ルノーは2003年に学校の先生からワイン造りの転身した人。
元先生だったニコラは物事を理論だてて研究していくタイプの人。

近所の醸造家、L’Angloreラングロールのエリックとは家族のような付き合いをしている。
先日、エリックと自分の曾祖父さん話しをしていたら、3代遡るとエリックと親戚だったというこのが判明したとのこと。
あまりにもの偶然にエリックと二人で驚いてしまった、とのことでした。

    

Une ile ユン・ニル  ムーヴェードルという普通はタンニンがやたら強い品種をニコラが造ると、
エッ!まるで濃い目のロゼワインのように仕上がって、何と滑らかでスイスイ入ってしまう驚きのムールヴェードル品種。
マセラッション・カルボニック100%醸造。セミではない。完璧にタンク内のジュースを抜き取って葡萄房のみで12日間
のマセラッション。一切触らない。世界でこんなムールヴェードルを醸す人はニコラだけだ。何て美味しいんだ。

    

チョット、遅れて日本から中野さんが合流、そしてあの元Grand 8のオーナーだったCamelカメルも合流した。
一緒に食べて飲んで歌いました。チョット、飲み過ぎ。 Parisの日常。