明るいバルセロナの南にあるパルティーダ・クルーズ醸造のマッシモが、ワインを抱えてParisオフィスにやって来た。

北イタリア出身のマッシモがバルセロナまで来ることになった生き様だけでも、映画になりそうな物語があり。
風対流系の専門設計家だったマッシモは、フィンドウ系スポーツ道用具を設計してミラノでは有名で大活躍していた。
ミラノでの周りの生き方に納得せず、バルセロナにやって来て、ヨット関連の設計をしていた。
ある時、バルセロナから更に南の山に行った時、自分が育った北イタリアの故郷に似た葡萄園に出逢った。
まさに。マッシモが育った北イタリアのテロワールそっくりだった。
ワインが大好きだったマッシモは、机の上の仕事に飽き飽きしていた。この葡萄園を見た瞬間に人生を変えた。
そこから、マッシモのロマンが始まった。
葡萄の種を植えて苗木を育てるという、途方もない時とリスクがかかる挑戦もやっている。
もう、やることすべてが途轍もない情熱な無ければできないことばかり。まさにロマンがある
遠くを観ながら、自分が設計したことをコツコツと実行するマッシモを見てると、感動が伝わってくる。
マッシモのワインを飲んでいると、マッシモの生きたエネルギーやロマンが伝わってくる。
イタリア人のマッシモは、やっぱりジェスチャーが凄く、まるでダンスを踊っているようだ。
暑いスペインで、酸が全面に表現されていて、フランスでは絶対に存在しないバランス感覚がある。
ワインは造り手の信念の深さ、これからどこまでやり切る覚悟があるか、で多くのことがわかる。
また、新しい境地に入っているワイン達を試飲できました。マッシモのワインは生き方にピタリと合っているスタイルだ!
試飲の後は、お鮨、美味しい肉を焼きました。そして、今が旬のモンドール・チーズを食べました。
マッシモのワインの酸と相性が完璧!
そして、やっぱりワインは造った人間と一緒に飲むのが一番おいしい。
今回はバルセロナから車で飛ばして来てくれました。これからパリからバルセローナまで帰る。
マッシモのpassionがヒシヒシと伝わってきました。
こんなにエネルギーを込めて造っている人間は少ない。
ありがとう! グラッチェ・ミーレ! Massimo.










