マラガの街は海に隣接している。
空港もすぐ近く大変便利な街。

初めての街を歩くのは何故かドキドキ・ワクワクしてくる。
今夜はPassion du VinスタッフのKishoとやって来た。
Kisho が,世界中の街で自然派ワインが飲めるレストランを教えてくれるアプリ“Raisin”で調べてくれた。
マラガにも自然派ワインが飲めるビストロがあるとのこと。
ホテルから2キロほどとのこと、街の探索を兼ねて歩くことにした。

ここアンダルシア地方にはスペインの奥深い歴史が詰まっている。
北アフリカに近く何百年に渡ってイスラム人とスペイン人が共に住んでいた。
この二つの文化が混在してアンダルシア文化が形成されてきた。
食の中にも、建物にも大きく影響して溶け込んでいる。
建築物もオリエンタルっぽいものが多い。
同じラテン系のフランス、イタリアとは異質の文化がある。

Kishoの先導で街の中心を歩く。
アンダルシアの夕食は遅い。
10時ごろからレストランが込んで来る。
テラスで簡単なものを食べながら楽しむタパス・バーがいたるところにある。
       

小路に入ったところに粋な店が見えてきた。
そこが自然派ワインが飲めるレストランLa Casa del Perro ラ・カサ・デル・ぺロだった。
もうオープンして15年もたっているとのこと。

店に入ると左の壁一面にワインボトルの絵が描かれいて、真ん中に14本のワインが陳列されている。
この14種類のワインが、今夜グラスワインとして提供されているもの。
客席は2階になっている。
ほぼ満員だった。
海に近いマラガは湿気もあって夜になっても25度ほどの気温で暑い。
窓際の風が入る場所を陣取った。
さあ、マラガを食べて飲むぞ!!