PAR Masaki TAKESHITA

快晴🌞!珍しく時間があったので、蔵元訪問前にブルゴーニュ・グラン・クリュ街道をドライブ。

日曜なので、ロマネ・コンティのぶどう畑の周りは、ピクニックする人達が多くいた。
今、まさにぶどうは開花真っ最中。
昨年は酷暑でぶどうの成育も早く、収穫も9月上旬くらいだったが、今年は、通常のリズムでゆっくりと育っており、収穫は9月末くらいとの事。…

第1軒目の訪問はRomain Chapuis ロマン・シャプイ。気は優しく力持ち💪。いつもポマールのカーブでは、窮屈そうな、寡黙な雰囲気のロマンが、今日は小さく、明るく見える。

なんと、昨年の8月、収穫前にラドワ・セリニーに400m2のカーブを立てた。
以前のカーブの20倍くらい、縦と横にデカくなった。

収穫も醸造も瓶詰めも出荷も、全てがやりやすくなった。終始ニコニコのロマン。これで、更に、自分の造りたいワインを目指す環境ができたわけだ。

白も赤も、繊細でミネラルなワイン造りを目指すロマン。酷暑のミレジム2018年は、熟度の高いぶどうが収穫できたが、白も赤も、あまりタンニンを抽出しないように注意を払ったという。
収穫も酸が落ちないタイミングで早めに収穫。

リュリー、オート・コート・ド・ボーヌの白は甘い青リンゴのようでアロマティック。
綺麗な酸と塩気のバランスがいい。

3年前から造っているコトー・ブルギニョン(ガメイ)がこれまた美味い!
年度石灰質のガメイは、とにかくエレガントでミネラル!毎日、これ飲みたいわ(^^)。

ほとんど、白に近い色合いのガメイのダイレクトプレスで造ったロゼは、ロゼというより、少々赤ワインの要素を持った白という感じ。ガストロノミックなしっかとした味わい。
食欲を刺激する味わいだ。

オート・コート・ド・ボーヌ2018赤は、綺麗な酸と少々スパイシーなニュアンスでエレガント。

新しいカーブで更に繊細でエレガントなワインを造り出したロマン!
今年2019年も、ぶどうの成育は順調!
やる気満々です!