90年台に日本に帰った時、オザミ・デ・ヴァン銀座でよく一緒に飲みました。
当時は、有名レストランのシェフ・ソムリエをやっていました。
丸山氏と渋谷さんを中心に多くのワイン好きが集まってきて、ブラインドテースティングをしたりワイン談義をして楽しいひと時を過ごしました。

その後、渋谷さんは、ソムリエの仕事を離れて色んな会社経営の経験を積みました。
再度、ワインのど真ん中の会社を設立されて、ザ・コンコルド・ワイン・クラブにて現在活躍中。

今回はブルゴーニュに出張されて、今夜、数時間後に日本へ帰国する途中で,自然派ワイン試飲会開催中のCoinstot Vinoに寄ってくれました。

渋谷さんは、日本で自然派ワインを初期の頃より、理解をしている数少ないソムリエさんだった。
頭が柔らかく、妙な壁をつくらないで現場で起きていることを常に大切にしている貴重な人だと思う。

今では、グラン・クリュ・クラッセの蔵まで自然な造りをするようになってきた。
世界中の著名レストランが自然なワインを扱う今、この造りのワインを無視してワインの仕事ができない時代になってきた。
何故?
最も、贅沢で、難しい造り方で、グンを抜いて繊細で、ピュアーなワインになるからである。
世界中の一流シェフの、無駄を省いたピュアーで繊細な料理にはピッタリの相性だからである。
時代は着実に進化している。