3月後半から4月第一週目にほぼ10日間、寒波がフランス中を襲った。
北の産地は勿論のこと、南ローヌでもラングドックでもマイナスだった。
朝の気温がマイナス4度という日もあった。
暖冬で芽が早く出ている地域もあり、以外にも南ローヌに被害にあった。

最も温度が下がる明け方に葡萄園に火を焚いて、気温を少しでも上げて凍結をさける仕事やる醸造家もいる。

醸造家にとっては、一瞬にして今年の収穫がゼロになってしまう寒波はコロナより怖い存在。
眠れない10日間だった。
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結果的にそれほど強大な被害がなかったのが救い。

何とか惨事を逃れてホットしている醸造元達。