Seteの隣村、Bouziguesブジーグは牡蠣の養殖をやっている。
15年前よりこの近所に来ると、寄って牡蠣を仕入れる行きつけの養殖屋さんがある。
その牡蠣を持って醸造元を訪問して、皆で食べるのが美味しい。

これから、Haut Languedocオー・ラングドックの山の中ASSIGNANアシニャン村で頑張ってワイン造りを模索しているガンちゃんに逢いにいく。牡蠣を土産に持っていく。

 

岩ちゃんこと岩田さんは、ラングドック地方Beziersベジエの街の北西に位置するASSIGNANアシニャン村のDomaine des Soulie*ドメーヌ・デ・スリエ醸造で働いている。
スリエ醸造の社長Remy*レミーさんはいつも笑顔で気持ちの良い人だ。
2年前より、岩ちゃんの要望を受け入れてワイン造りの研修させてくれている。

スリエ醸造は400年前からずっとビオ栽培をやっている。
ビオ協会組織が存在する前からビオだ。
フランスにはこのような健全な農家、醸造元が思っている以上に沢山ある。

スリエ醸造は最近アシニャン村で、標高の最も高い丘“サン・ピエール”の北斜面にある畑を4ヘクタール買い足した。
北向きで320mの標高は、ここラングドック地方でも酸を残せる。素晴らしい条件を備えている。

風光明媚な丘に登ると丁度夕陽が沈むところだった。

アシニャン村の葡萄園に沈む太陽。
な・なんと美しい夕陽だ !!
遠くのピレネー山脈のシルエットの地平線に沈む夕陽。
思わず息を飲むほど美しい光景に。