何ということだろう、もう5週間も、このフランスの時間が止まっている。
コロナ感染者が109252人、死者18681人。
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私の愛するフランスが、こんなことに!・・・・。
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でも、フランスの真髄の世界で、炎を燃やし続けている人達がいる!
ワイン造り手達と料理人の人達だ!
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炎の料理人Repaire de Cartouche ルペール・ド・カルトゥッシュのシェフ・ロドルフがいる。
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そして、コロナ騒動なんて存在しないかのように、連日畑にでて我々に、美味しいワインを届ける為に農作業に励んでいるフィリップ・ジャンボンがいる。
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私は、今日、また久々にパリオフィスに出勤した。
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勿論、昼食はロドルフの料理のテークアウト。今日のメニューはParmentier 。
ロドルフは、従業員を全員休ませて、自分独りで料理を創っている。
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カルトゥッシュが野菜屋さんに!
引き取りに店まで行くと、な・何と店の入り口にテーブルを並べて八百屋になっていた。
カルトゥッシュには美味しい野菜業者がいる。
その野菜を販売してくれている。これは助かる!!
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パリジャンは、野菜仕入れる為には長蛇の列に繋がってスーパーや食品店に行かなければならない。
ここは並ばなくてもトビッキリ新鮮な野菜が手に入る。

オフィスに戻って早速、料理をお皿に並べた。

ワインは?ロドルフと云えば、勿論フィリップ・ジャンボンだ!!
ロドルフはスイスの三ツ星レストランの調理を担当していた料理人時代がある。
その時に若きフィリップ・ジャンボンがソムリエとして働いていたのである。
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ジャンボンのAux Amis d’une Francheを開けた。
ウーン!
炎の料理に炎のワイン!
フランスの真髄にある奥深い文化エネルギーは燃え続けている!!
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食べている間に、自分の体の奥から喜びとエネルギーがほとばしってくるのを感じる。
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時間が止まった様なフランスには、このエネルギーの火種を絶やさないように頑張っている人達がいる。
我々にエネルギーを提供し続けている人達がいる。
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脅威をふるうコロナも、食とワインに関わる我々のエネルギーを止めることはできない!!
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日本の仲間達の皆さん!!
今こそ!テーブル文化の真髄の炎をメラメラと燃やし続けましょう!!
コロナ如きに負けるな!!
苦しいのは皆同じ!
自分の奥深くにある炎さえ絶やさなければ、いつでも再生できる!
もっと、強く、もっといいやり方で!!
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今こそ、Passion !!
燃やせ!!PASSION!!燃えろ!!PASSION!!