フランスでは、1月24から2月1日に亘って自然派ワインの世界ならでは絶対に外せないイベントが行われます。 ここで、生産者の新しいヴィンテージを飲んだり、新人の造り手を掘り出したり、世界中からカービストやレストランのオーナー、ワイン関係の方々が集まるのです! 最初はモンペリエで行われる『La Remise * ラ・ルミーズ』からスタート。 ここでのムードは、とにかくフレンドリーな雰囲気で、皆顔見知り・・・! ルシヨンでも有名な3人の生産者、Domaine Le Bout du Monde*ドメーヌ・ル・ブ・デュ・モンドのEdouard Laffitte*エドワード・ラフィット、 Domaine du Possible*ドメーヌ・デュ・ポッシブルのLoic Roure*ロイック・ルール、 そしてClos Léonine*クロ・レオニンのStéphane Morin*ステファン・モランが主催している隠れ試飲会です! そして次の日には、毎年大規模に成長している『Millésime Bio  * ミレジム・ビオ』。 1993年からスタートし、今ではビオ・ワインならばここ!という人も沢山。 しかし人が多く、広すぎるので、生産者を見つけるのに一苦労・・・! そしてパリに戻ってきてすぐにロワールのほうへ。 ここでは、『Renaissance des Appellations * ルネサンス・デ・ザペラシオン』という試飲会が開かれています。 自然派ワインの中でも、トップ・クラスな醸造家のみ! ロワール地方のアンジェの町にある、12世紀に建てられた小屋の中で再開されています! そのまま、又もや大規模試飲会、『Salon des Vins de Loire * サロン・デ・ヴァン・ド・ロワール』に突入! 1987年に再開され、今では600人もの生産者が紹介されています。 しかも名前通り、全てロワール地方の造り手・・・ 多い! そして最後の試飲会は、何とシャトー・ブレゼの地下で行われました! まさに自然派ワインが大好きならばは欠かせない『Dive Bouteille  * ディブ・ブテイユ』です! ロワールのソミュール地方独特の、 どこまでも続く廊下・・・まさに洞窟! 去年は寒くて赤ワインの試飲は難しかったのですが、今年はちゃんとヒーターが入っていて、美味しく試飲が出来ました! *** さあ、試飲会にいた生産者を紹介します! *** 最初はLa Remise * ラ・ルミーズから! Ferme St Martin * フェルム・サン・マルタン (ローヌ地方) Thomas * トマ 2010年はトップなバランス! 酸味もキッチリしていてフレッシュ感抜群! 白の「Fleur de Terroir * フルール・ド・テロワール2009」はミネラル感が強く、スパイシーで潤い感タップリ。 ロゼの「Rose d Entrevon * ロゼ・ダントルボン2010」はまさにフルーティーでジューシー! 赤では、友達とグイグイ飲みやすい赤フルーツ系の「Gerine * ジェリンヌ2010」、エレガントでシックな「Romanis * ロマニス2010」、パワフルでフィネーレが綺麗な「Estaillades * エスタイヤード2010」、スパイシーてテロワールの複雑感が味わえる「Terres Jaunes * テール・ジョーヌ2010」。 最後は標高500mから収穫されたブドウを使用したワイン、「Constanci * コンスタンチ2009」を試飲。 醸造もフードルで行っているので、まろやかで深みもあり、なおかつ爽やかなので一番上品! Domaine de Maupertuis * ドメーヌ・ド・モーペルチュイ (オーベルニュ地方) Jean Maupertuis * モーペルチュイ クマさん見たいに大らかでマイペースなジャンさん。 彼のワインもゆったりとしていてまろやかな口当たりが特徴的。 「Guillaume * ギヨーム2010」はフレッシュ+フルーティーで飲みやすく、「Pierres Noires * ピエール・ノワール2010」はよりミネラルでしっかりと厚みのあるワイン。 白の「Puy Long * ピュイ・ロン」はトロミがありながらも、柑橘類のサッパリさが味わえ、ロゼ2010は今回一番人気の高かった一品!野イチゴジュースを飲んでいるような感覚!今年の夏には欠かせない一品! Domaine des Deux Terres * ドメーヌ・デ・ドゥ・テール (ローヌ地方) Manu et Vincent * マニュとヴァンサン  今回の発見!仲良しの二人組から生まれたこのドメーヌ。 とてもファンキーで楽しい人たち! しかもワインの味もピュアで真っすぐでフレッシュ! 酸味がきりっとしていて、フルーツの甘みも綺麗に引き出されていて、最高! ここのブドウジュースもメチャ美味しい!甘すぎず、サッパリ!私も購入しちゃいました! 今後期待の二人です! Grenache Pur * グルナッシュ・ピュア2010 - 標高1400m Ripaille * リパイユ 2010 - カリニャン100% Zig Zag * ジッグ・ザッグ2010  - シラー70%・グルナッシュ30% Bric a Brac  * ブリック・ア・ブラック - シラーのマセラシオン・カルボニック100% Le Grain de Raison * ル・グラン・ド・レゾン (ルシヨン地方) Fabien Mereno * ファビアン・メレノ  ファビアンは2年前に地元のルシヨンへ戻り、Edouard Laffitte とLoic Roureの醸造所の一部を借りて、2009年からからワイン造りをスタート! 「La Lie qui chante * ラ・リ・キ・シャント2010」 は先月試飲した時に比べると、よりフレッシュで飲みやすい!マスカットの香りがさわやか! ロゼの「Pilar * ピラー2010」 はとても独特。1年間の熟成をしているので、厚みがありパワフル。グリオットの香りが良い! グルナッシュのマセラシオン・カルボニックで出来あがった「Petit Kluk * プチ・クリュック2010」 はまさにフルーツをそのまま齧っているかのよう! 樹齢の古いカリニャンから造られた「Bonne Pioche * ボンヌ・ピオッシュ」 はまろやかで黒実フルーツの香りがたっぷり。 最後の「Massa Poc * マサ・ポック」はチョコレートやレグリスのアロマが漂い、エレガント! Domaine Le Bout du Monde * メーヌ・ル・ブ・デュ・モンド (ルシヨン地方) Edouard Laffitte * エドワード・ラフィット  毎年レベルアップしているエドゥアード。2010年も、まだ樽内なのにもう全部予約済み! 2010年はとてもフレッシュでエレガント。私の大のお勧めです! 「Avec le Temps * アベック・ル・タン2009」は優しい口当たり、 「L Ecume des Jours * レキューム・デ・ジュール2010」は繊細でエレガント、 「L Echappee Belle * レシャペ・ベル2010」はグリオットの香りタップリでスイスイと飲めてしまう! 「Tam Tam * タムタム2010」今年はシラー 100%!フレッシュで複雑な香りと、熟成されたフルーツ、スパイスも関わりまさに様々なアロマのオン・パレード! 「Hop Là * ホップ・ラ2010」はまろやかで力強い! そして最後のお楽しみ、グルナッシャのマセラシオン・カルボニックで出来た「La Luce * ラ・リュース2010」。これはエドゥアードも驚くほど綺麗に仕上がり、バラや赤いお花の香りがする優しい味のワインです。 Domaine du Possible * メーヌ・デュ・ポッシブル (ルシヨン地方) Loic Roure * ロイック・ルール 彼も、ワインが出来が上がるとアッと言う間に無くなってしまう大人気な一人! 「Charivari * シャリヴァリ」 はとてもエレガントで滑らかなワイン。赤フルーツのアロマが漂い、スイスイと飲めてしまいます!ロ イック曰く、カリニャンはルシヨンに最も合う品種! 「C’est pas la mer à boire  * セ・パ・ラ・メール・ア・ボワール」はマセラシオン・カルボニックから引き出された果実身の深さと、ミネラル感たっぷりなワイン。繊細で後味が長く残る、ルシヨンのワインとは思えないほど爽やかで飲みやすい! 「Cours Toujours  * クール・トゥジュール」は酸味あり、渋みあり、りんごの香りが漂う、潤し系なワインです! 「Clos Leonine * クロ・レオニン (ルシヨン地方) Stephane Morin * ステファン・モラン 彼のワインはフランスのバーでは大人気!フレッシュで軽くて飲みやすく、とくに女性には大人気!とくに2010年はバランスが綺麗でより喉を通りやすい! 「Bottle Neck  * ボトル・ネック2010」、「Carbone 14 * カルボン・キャトルズ」,「Les Petites Mains * レ・プチト・マン」、「Malo Phet * マロ・フェット」どれを飲んでも赤フルーツの甘さと酸味がちょうど良く味わえられ最高!グイグイいけてしまいます! Domaine de Mouressipe * ドメーヌ・ド・ムレシップ (ローヌ地方) Alain Allier * アラン・アリエ 2010年は綺麗に出来あがったヴィンテージ。 彼のワインはガリッグという香草のスパイシーな部分が前面に引き出されています! 「Galejade * ガレジャード2010」はとてもフレッシュでジューシー。スパイスの香りと、サッパリとした酸味が綺麗に調和しています。 「Pitchounet * ピチュネ2010」はサンソーの爽やかさがワインにスッキリ感を与え、「Plan Plan * プラン・プラン2010」はシラーの滑らかさが気持ちいい! そして「Tracassier * トラカシエ2010」はエレガントでミネラル感がたっぷりなグルナッシュ! アランの友達の「Domaine Combe Marie * ドメーヌ・コンブ・マリ」60歳前後にワイン造りに踏み出した勇気ある人!彼のワインは赤一品。チョコレートやコーヒーの香りがしてくる品ある一本! そして7時当たりからは、皆飲み会状態! ミューシシャンが場を盛り上げている間に、皆でテーブルをセッティング! 皆でおしゃべりをしながら食事を楽しみ、朝の5時までパーティーは続いたそうです・・・! 今回お食事やホテルを全て手配してくれた、「「Domaine Le Mazel * ドメーヌ・ル・マゼル」のジョスリンさん!そして音楽を楽しむ「トマ(Ferme St Martin * フェルム・サン・マルタン) Ferme St Martin、Domaine de Mouressipe のワインについてのお問い合わせは、こちらまでお願いします: BMO 株式会社 TEL : 03-5459-4243 FAX:03-5459-4248 MAIL: wine@bmo-wine.com http://www.bmo-wine.com Domaine de Maupertuisのワインについてのお問い合わせは、こちらまでお願いします: 株式会社イーストライン TEL / FAX:054-205-4181 MAIL : lavigne4181-shizuoka@tokoseika-group.jp http://tokoseika-group.jp/index.html Domaine du Possible のワインについてのお問い合わせは、こちらまでお願いします: 株式会社オルヴォー TEL : 03-5261-0243 FAX : 03-5206-8557 MAIL : tanaka@orveaux.co.jp http://www.orveaux.co.jp Domaine des Deux Terres、Le Grain de Raisonのワインについてのお問い合わせは、竹下までお願いします: Tl : 03-5565-5880 Fx : 03-5565-5886 E-Mail:passion@basil.ocn.ne.jp Clos Leonine のワインについてのお問い合わせは、こちらまでお願いします: Crossroad 有限会社 TEL : 03-3352-0911 FAX:03-3352-0910 MAIL: arima@crossroad-net.com Domaine Le Bout du Mondeのワインについてのお問い合わせは、こちらまでお願いします: 株式会社サンフォニー Tl : 03-5565-5884 Fx : 03-5565-5886 MAIL : oeno-j@sta.att.ne.jp