「ジャン・クロード・ラパリュ」
ガメを知り尽くし、最高のボージョレを造る男だ。
彼のブドウ畑から最新情報が入った!
さっそく現地情報をお伝えしよう。
今年も美味しいヌーヴォーを造ってくれそうだ!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

2008年度は、5月の天候は良く、開花は6月8日から10日。

その後の天候は、フランス全体と同じく不順で雨が多く、ベト病の被害がでている。

と言っても、他と比べると被害は微少で、ぶどうは健全な状態である。

やはり、これは自然栽培により、多様な植物をぶどう畑に共生しており、その植物が、水分を吸収し、

ぶどうを健全な状態にてしてくれることと、風通しの良い、ラパリュの畑の強みであろう。

畑にたたずむジャン・クロ−ド 

畑を耕している様子

ブドウ樹の間に、けしの花が咲いている。
これらの草々が、余分な水分を吸収してくれる

ジャン・クロード自身は、「今からの天候が全てを決める」という。

2007年の悪天候のなか、類まれなる高品質のヌーヴォーを造ったラパリュだけに今年も期待できる。

また、本年度からは、新しく造った醸造所にてのワイン造りとなり、設備も充実、作業スペースも

ゆとりがあり、収穫したぶどうを、冷蔵庫にて冷やしてからマセラシオン・カルボニックを行うなどの、

一層の果実味、凝縮度を持ったワインを造ること間違いなし。


新設した醸造所

昨年までは借り物の醸造所で醸造をしていたが、
今年から自分で造った新しい醸造所で醸造を始める。
自分のやりたいワイン造りが存分に出来るだろう!
新醸造所、初ヌーヴォーが楽しみだ!!

奥さんのブリジットとジャン・クロード