〜CPCオフィスにて2007試飲会〜

今日はロワールで醸造しているセバスチアン・リフォーさんが来てくれました!
『昨日ノルマンディーに行って来たから美味しいカキをお土産に持ってきたよ〜!』と嬉しそうに訪れたセバスチアン。彼は本当に優しくて、いつ会ってもニコニコな笑顔が印象的です!

セバスチアンは5ヘクタールのブドウ園を栽培していましたが、今年からはお父さんの畑も任せられ、今では12へクタールに広がるブドウ畑を一人で栽培しています。ソヴィニョンの品種は11ヘクタールもの面積に植えてありますが、セバスチアンのピノは1ヘクタールしかないのでとても貴重!ブドウ、そして自然にも優しい環境を作りたいという思いでビオ栽培に切り替え、畑も彼の愛馬、オフェリーちゃんが一生懸命耕しています。


醸造中もなるべく手を加えないよう、自然にワインを造ることが目標。
『マロラクティック発酵は、アルコール発酵が終了した後、自然と起きる事なんだ。それを皆亜硫酸などを足して止めてしまう。私の白ワインは亜硫酸の添加は一切していないので、珍しいかも知れないがマロラクティック発酵をしている。そうするとドライだったワインにまろやか感と繊細さが生まれるんだ!酸味も丸くなり、通常の柑橘類の香りじゃなく、アブリコットのような複雑で果実のアロマになるんだ。そうすると変則的だけれども、ここでしか飲めない独特なサンセールが出来上がるんだよ。そして熟成は全てシュール・リ熟成。これはワインに存在感と旨みを出すんだよ。』

『2006年は気候が良かったので2007年に比べ熟成度が高いヴィンテージだと思われがちだが、実際の所、その逆なんだ。2007年は雨が多かったけれども、収穫時期にとても良い気候が続いたので、とても熟成したブドウが収穫できたんだ。』

*Sébastien Riffault のワインについてのお問い合わせは
豊通食料株式会社
TEL : 03-5288-3854 
FAX : 03-5288-9248
http://www.vin-de-t.com   

アクメニネ07*Akméniné 07
品種:ソヴィニョン
樹齢:30年
土壌:石灰質
醸造:4ヶ月間、ステンレルタンクでのマセラシオン
熟成:9ヶ月間の樽熟成
特徴:マロラクティック発酵 + シュール・リ熟成
意味:アクメニネとはリトアニア語で、『石製』という意味
ミネラル + フルーツ + 酸味=完璧にバランスがとれたワイン!
まろやかなのにフレッシュ!味が深いワインです。

オクシニス07*Auksinis 07
品種:ソヴィニョン
樹齢:20年
土壌:石灰質
熟成:20ヶ月間の樽熟成
特徴:マロラクティック発酵 + シュール・リ熟成
意味:オクシニスとはリトアニア語で、『金色』という意味
濃厚で綺麗なバディに、ミネラル感が関わり、とても飲みやすいです。一杯だけでは止まらなくなってしまうワインです!


ロドナス07*Raudonas 07
品種:ピノ
樹齢:40年
土壌:粘土石灰質
醸造:10日間、ステンレルタンクでのマセラシオン
熟成:18ヶ月間の樽熟成
特徴:マロラクティック発酵 + シュール・リ熟成
意味:スケヴェルドラとはリトアニア語で、『赤』という意味
スパイスと赤フルーツの香り、そして何といってもまろやかでやさしい味が印象的です!ミネラルで繊細なので、グイグイと飲めちゃうワインです!


スケヴェルドラ07*Skeveldra 07
品種:ソヴィニョン
樹齢:45年
土壌:シレックス質
熟成:12ヶ月間の樽熟成
特徴:マロラクティック発酵 + シュール・リ熟成
意味:スケヴェルドラとはリトアニア語で、『輝き』という意味